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平安名純代記者なる沖縄タイムス米国特約記者がジャーナリスト失格である事は、先行記事「崩せなかったオスプレイ安全神話
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37566720.htmlhttp://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37566720.htmll 」で明らかな処であるが、そんな奴ぁ沖縄タイムスには掃いて捨てるほどあるからか、未だに「沖縄タイムス米国特約記者」であるらしい。署名短期集中連載記事「崩れる安全神話 http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/37566720.html 」に於いて、「オスプレイ安全神話」を崩すどころか精々かすり傷を付けただけの大失敗(※1)をしながら、身分はそのままなんだから、新聞記者ってのは美味しい商売らしいな。
だが、左様な「安泰な御身分」では、与太記事ライターに進歩も発展も望め
ず、与太記事しか書きようが無かろうな。少なくとも平安名純代記者は、相変わらずであるらしい。
<注釈>
(※1) と、私(ZERO)は判定した。「崩せなかったオスプレイ安全神話」参照。
①普天間米軍機、緊急時に校庭着陸想定
政治 2013年9月2日 09時37分
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-02_53609
【平安名純代・米国特約記者】米軍普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなど、同飛行場所属の軍用機のパイロットらが、緊急時の着陸地として同飛行場周辺の学校の校庭などを想定していることが1日までに分かった。同飛行場での駐留経験を持つ複数の現役・退役パイロットらが本紙の取材に対して明らかにした。オスプレイは、昨年から米本土で緊急着陸を頻発している。人口密集地のど真ん中に位置し、多くの学校が隣接している同飛行場の危険性があらためて問われそうだ。
同飛行場でオスプレイのパイロット勤務経験がある米海兵隊員は、「同飛行場への帰還が難しい機体の不具合などが生じた場合、近くの空き地などに速やかに着陸する必要がある」と述べ、緊急時の使用が予想されている場所として、沖縄国際大学や宜野湾市立嘉数小・中学校、普天間第二小、普天間中学校、宜野湾小・中学校、県立中部商業高校、琉球大学などを挙げた。
現在は米本土内の基地に勤務する海兵隊員は「こうした想定は、われわれの共通認識というレベルのもので、(在沖米海兵隊の)マニュアルなどには記されていない。事故などが起こらぬよう、整備には万全を期していた」と話した。
沖縄国際大学ヘリ墜落事故が発生した2004年に同飛行場でパイロットとして勤務していた海兵隊員は「住宅地と隣接する普天間は、操縦士も高度な技術が求められる」と指摘。
当時の事故の被害は「操縦士の判断で最小限にとどめられた」との認識を示した。
オスプレイに詳しい米国防分析研究所(IDA)の元主任分析官、アーサー・リボロ氏によると、オスプレイが緊急着陸を要するのは、(1)計器点検などの予防的措置(2)安全性に関わる不具合が生じ、近くの空き地や駐車場などにできるだけ早い着陸が必要(3)エンジンからの出火など深刻な問題が発生し、ただちに着陸が必要-の3点を挙げた。
②「どこに着陸?」普天間勤務経験30人に質問
政治 2013年9月2日 09時39分
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-02_53614
【平安名純代・米国特約記者】沖縄で訓練中に緊急着陸を要する事態が発生したら、軍用機はどこへ着陸するのだろう。ネバダ州で先月26日に発生したオスプレイ緊急着陸のニュースを受け、米軍普天間飛行場で勤務経験のある海兵隊員ら約30人に質問をぶつけた。
「オスプレイは理想を追求した軍用機。過去に問題はあったが、今ではすべて改善された」「機体の維持管理はいつも入念に行っている。心配ない」
彼らは口々にそう答えを返す。しかし、「もしも」の事態が発生したらどこへ着陸するのかと何度も聞き返すと、「基地へ帰還できる方法を探す」「水面での着陸を試みる」などといった答えの後に、空き地がない普天間周辺では、学校などの校庭が緊急時の着陸場所として捉えられている彼らの共通認識が顔を現し始めた。
ネバダ州のオスプレイ着陸失敗に関する米国内での報道は、とても小さな扱いだった。驚くことに、第一報を報じた地元紙を含め、現場で取材をしたメディアは皆無だった。乗員に負傷者はなく、事故現場一帯は砂漠地帯で、住民や住宅などへの被害がないことが電話取材で分かったからだ。
事故から3日後の29日、現場に足を運んでみた。ラスベガスから北西に約45分の地点で、車がほとんど通らないフリーウェーの両脇には砂漠の景色がどこまでも広がっている。
現場から1キロ地点にある小さな給油所の店員や住民らに取材したが、事故を知る人はいなかった。現場周辺に有り余るほどのスペースがあり、住民らの命や生活に直結するものではなかった事実が分かった。
対する普天間はどうか。普天間へのオスプレイ配備に伴い、米軍は2012年6月に公表した「環境レビュー」で、初めて同飛行場の滑走路両端を事故可能性ゾーン(クリアゾーン)と明記。「事故の可能性が高い」との米軍の認識を明らかにした。
米国では重大事故の75%は滑走路やその延長線上で起きている。
そうしたデータを反映し、米連邦航空法に基づいて設定されたクリアゾーンは、居住などを禁止している。
住民の安全を確保する米国内の法律に照らしてみると、普天間の危険性の高さは誰の目にも明白だ。
普天間に所属する軍用機の乗員らは、緊急事態が発生した場合、現実的にどう対応するのだろう。
「ネバダ州では、着陸場所を探す必要がなく、乗員らは自分たちの命をどう守るかに専念できたはずだ」。ある操縦士に問いを向けると、そうつぶやいた。
③オスプレイ緊急時想定:教育現場から怒りの声
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-09-02_53598
社会 2013年9月2日 09時30分
【宜野湾】 米軍普天間飛行場周辺の学校がMV22オスプレイの緊急着陸地点として想定されていることが分かった。「本当か」「子どもたちのことを考えないのか」。これまで何の情報もなかった教育現場からは、驚きと怒りの声が上がった。
宜野湾市の玉城勝秀教育長は「もし事実なら、とんでもない話だ」と憤る。「これまで、そういった情報はない」とした上で、「着陸地点として検討することすら許されない。学校に米軍機が落ちて、子どもが犠牲になる国が世界のどこにあるのか。宮森小学校や沖縄国際大学の墜落事故の教訓が生かされていない」と語気を強めた。
市立学校の校長は「校庭には部活や体育などで何百人何千人という子どもたちがいる場合もある。本当にそんなところに着陸できるのか。考えられない」と首を横に振る。「学校を単に広い空間としかとらえていないのではないか。そこにいる子どものことを、なんとも思っていないのか」と話した。
琉球大学の矢崎雅之総務部長は「これまで聞いたこともないし、緊急着陸をしていいといったこともない」と、着陸ポイントの想定に入っていることに驚いた。「事実なら沖縄防衛局から協議があってしかるべきだ」としたが、現時点で説明はない。「グラウンドでは学生がクラブ活動や体育の授業もある。そういう中で着陸地点に想定されるのは困る」と話した。
普天間飛行場周辺の県立高校側も「聞いたことがない。そういう想定があるなら、どう対応するか検討し、保護者や地域にも説明しなければならない。本当にどんな想定があるのか」と驚いた。何を今さら。当たり前だろ
さて、如何だろうか。一寸思考実験をしてみよう。貴方がパイロットであると想像しよう。優れたパイロットならば、フライトプランを作る際に、万一の場合に備え、代替飛行場や不時着飛行場をあらかじめ想定するだろう。特に、飛行中機体のトラブルは何時発生するか予断を許さないのだから、飛行経路に近い不時着出来そうな場所は、予め頭に入れておくだろう。万一、飛行中に機体のトラブルなどで不時着せねばならなくなったら、パイロットである貴方はどうするだろうか。先ずは最寄りの飛行場/基地を目指し、胴体着陸でもハードランディングでも着陸する事を試みるだろう。飛行場/基地は一定のスペースを確保しており、元々離発着を目的としている滑走路もあるのだから当然だ。もし、そこまでたどり着けそうにないならば…一般的には迷う処だが、軍用機の一部の様に「機体が水に浮く」様に設計されていれば、次に考えるのは洋上着水だろう。障害物がある可能性は低いし、かなりのスペースを見込める。不時着水により乗員乗客(※1)以外の者を巻き込む可能性も低い。もし、洋上にもたどり着けない、或いは機体が沈むなどで洋上着陸の方が危険と判断されたなら、次に探すのは「空き地」だろう。地上で、なるたけ平坦で障害物が少なく、一定のスペースを確保できる場所。固定翼機ならば相当な「長さ」も必要だ。不時着しなければならない場所が、市街地上空となると「空き地」は相当難しくなるが、駐車場、運動場、校庭などが「市街地では貴重な不時着場所たる空き地」となろう。固定翼機では相当苦しいが、回転翼機やチルトローター機ならば、不時着場としては充分だ。「市街地の空き地」たる駐車場、運動場、校庭などは、動かない固定目標であるから、パイロットはこれらを記憶し、万一の不時着場に想定して置くのが当然だろう。その方が安全だから。無論、駐車場も運動場も校庭も、そこの地上に人が居る可能性は、多分にある。だが、これらの地上に居る人は歩いて逃げる事も走って逃げる事も出来る。少なくとも可能性がある。これに対し「駐車場、運動場、校庭などに居る人を避けるためにそこへの不時着を断念した」ならば…一番上手く行って「空き地でない市街地への不時着」であるが、これは奇跡に近い。そんな事は、当てにすべきではない。普通は「市街地への墜落」にしかならず、下手すると機体が爆発炎上し、被害をさらに拡大する。従って、市街地上空を飛ぶ航空機、少なくとも回転翼航空機は、「市街地の空き地」たる駐車場、運動場、校庭などを不時着場と想定していて当然であり、想定していないならば怠慢且つ危険だ。これは、オスプレイに限った事では全くなく、軍用ヘリにすら限らず、軍民問わず、だ。従って、上掲三本の記事で沖縄タイムスが「普天間基地周辺の校庭が、米軍の不時着場に想定されているぅぅぅぅ!」と騒ぐのは、バカ丸出しと言うか、平和ボケ極まれりと言うか。「普天間基地周辺の校庭が、米軍の不時着場に想定されている」のは、賭けても良いが、普天間基地が市街地に包囲されてからこの方変わりは無い。何、今頃「気付いて」いるんだ。ま、上掲③記事に搭乗するお歴々も、沖縄タイムスと一緒に騒いでいるようだから、バカ仲間には困らなかったらしいが。一応インタビューした分だけ、平安名純代記者に「進歩」を見るべきか。<注釈>
(※1) 乗客乗員は、不時着しなければならなくなった時点で、既に巻き込まれている。「パラシュートを背負った降下兵」の様な特別な例でない限り、「不時着の前に機外へ安全に脱出」は出来ない。