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当ブログが相当に「辛口」であり、多くのモノに対し批判的なブログである事は、恐らく衆目の一致する処だろう。私(ZERO)自身、「当ブログを始めた頃は、もっと趣味に走る心算だったのだが…」と思いつつ、我が国内外の情勢が左様な悠長・呑気な事を許さず、当ブログを介して民主党やら小沢一郎に対し宣戦を布告し、それ以外にも脱原発原理主義者だの、オスプレイ日本配備にだけ反対運動だの、我が国への領土的野心むき出しにし始めた横暴極める中国共産党政権だの、あれやこれや非難批判糾弾するのに忙しい始末。「趣味に走った記事」は(※1)、なかなかアップ出来ないのが現状だ。
そんな「当ブログの攻撃対象」となっているモノの一つに「我が国の報道機関・マスコミ」を挙げる事が出来よう。中国共産党政権下の様な「政府の宣伝機関」ではなく、理想的には「社会の木鐸」としてのオピニオンリーダーとなるべき(※2)報道機関・マスコミが、ともすると「外国の宣伝機関」と化している現状では、糾弾すべき目標、記事にすべきネタは、それこそ枚挙に暇が無いほどだ。
これが、「外国のマスコミ」となった日には、「政府の宣伝機関」ならざる筈の自由主義国のマスコミと雖も「我が国にとって社会の木鐸足りうる」と期待するさえ虚しいものがあろう(※3)。それはそれで構わないのであるが、半島の自由主義国である筈の韓国のマスコミの対日批判・反日記事と来た日には、それこそ「目も当てられない」惨状だ。
<注釈>
(※1) 一応脱稿した記事もいくつかあるんだが・・・(※2) うーん、思わず「(笑)」とか「(爆)」とか、突っ込みを入れたくなってしまう現状が、情けないが。
(※3) 外国のマスコミは、「外国にとっての社会の木鐸」たればその任を全うするのだから。
①【朝鮮日報】「旭日旗」は見て見ぬふりの日本政府・メディア=東アジア杯
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00000404-chosun-kr
▲28日、ソウル・オリンピック・スタジアムで行われたサッカー東アジア杯の韓日戦で、日本のサポーターが日本の軍国主義を象徴する旭日旗を取り出し、掲げようとしたところを係員に押収された=左の写真=。韓国のサポーター集団「赤い悪魔」は李舜臣将軍と安重根義士の肖像画が描かれた大型横断幕を広げて応援した=右の写真=。写真=ソン・ヒョンジュ記者
28日にソウル・オリンピック・スタジアム(ソウル・蚕室)で行われたサッカー東アジア杯の韓日戦で、日本の過去について反省を促す横断幕が掲げられたことに対し、日本政府とメディアは「政治的主張が込められている」として問題提起した。しかし、日本のメディアは自国のサポーターが帝国主義による侵略の象徴である旭日旗を使って応援していたことについては一切報道していない。
この日の試合で、サッカー韓国代表のサポーター集団「赤い悪魔」は「歴史を忘れた民族に未来はない」と書かれた大きな横断幕を掲げた。さらに、李舜臣(イ・スンシン)将軍と伊藤博文を狙撃した安重根(アン・ジュングン)義士の肖像画が描かれた横断幕もスタンドに登場した。これを発見した大韓サッカー協会は、横断幕の内容が政治的だとして赤い悪魔側に撤去を求めた。赤い悪魔は試合後半にすべての横断幕を撤去、応援をボイコットした。試合開始前、韓国国歌「愛国歌」終了後には日本のサポーターが旭日旗を取り出して振ったが、すぐに係員に制止されて旗を取り上げられている。
日本政府のスポークスマンである菅義偉官房長官は29日の記者会見で、「国際サッカー連盟(FIFA)は応援時に政治的主張を行うことを禁じている。今回のような横断幕が掲げられたことは極めて遺憾だ。事実関係が明らかになった段階でFIFA規約を踏まえ適切に対処したい」と述べた。
朝日新聞・産経新聞・NHKといった日本の各メディアは一斉にこれを報道、「FIFAの規定に抵触する可能性がある」と指摘した。しかし、観客席に旭日旗が登場したことについては全く報道していない。
大韓サッカー協会は、韓日戦で広げられた横断幕について公式に対応する予定はないことを29日、明らかにしている。同協会関係者は「日本側は東アジアサッカー連盟に抗議文を提出したが、大韓サッカー協会に直接メッセージを送ってはおらず、事態の推移を見守っている」と述べた。また、韓日戦に日本の軍国主義の象徴である旭日旗が登場した事案については「東アジアサッカー連盟と協議中」と答えた。
東京=車学峰(チャ・ハクポン)特派員
②【朝鮮日報コラム】【萬物相】赤い悪魔の横断幕に書かれた言葉
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/30/2013073000391.html
【】はZeroが付けたパラグラフ番号
【1】 日曜日の夜、ソウル・蚕室のオリンピック・スタジアムで久しぶりにサッカーAマッチの試合が行われた。そこで東アジア杯韓日戦でサッカー韓国代表の公式サポーター集団「赤い悪魔」が独立運動家・申采浩(シン・チェホ)が残した言葉「歴史を忘れた民族に未来はない」を大きな横断幕に書いて広げた。そして李舜臣(イ・スンシン)将軍と安重根(アン・ジュングン)義士を描いた大きな肖像画が描かれた幕も横で振った。最初は大丈夫だった。だが、日本側の抗議を受けた大韓サッカー協会が前半戦終了後に横断幕を撤去した。すると赤い悪魔は後半戦の応援をボイコットした。
【2】 同スタジアムではサッカー日本代表のサポーター集団「ウルトラス・ニッポン」も軍国主義の象徴である大きな旭日(きょくじつ)旗を振っていた。日本代表が出場する国際試合にはよく旭日旗が登場する。アジアサッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグでもいつも目にする光景だ。日本のメディアは赤い悪魔の横断幕を問題視したが、旭日旗については指摘しなかった。きのう(29日)には官房長官までもが赤い悪魔の横断幕の言葉に対し「極めて遺憾だ」と述べた。おそらく官房長官はアジアの人々にとって旭日旗がどれほどおぞましい記憶を呼び起こすものなのか分からないのだろう。
【3】 2010年10月、ソウル・上岩のソウル・ワールドカップ・スタジアムで韓日サッカー評価試合が行われた。その後も北側のゴール裏スタンドやスタジアムを区切るフェンスに横50メートルを超える大型横断幕が掲げられた。「歴史を忘れた民族に未来はない」。今回のオリンピック・スタジアムの横断幕と大きさや字体と同じだった。白地に大人の身長を上回るほどの大きな文字だった。応援団は、李舜臣将軍と女性独立運動家の柳寛順(ユ・グァンスン)の肖像画が描かれた幕を振った。ゴール近くにはカメラマン数十人が集まっていた。誰も横断幕の文字には関心がなかった。その時は特に問題にはならなかった(※1)。
【4】 国家代表が対決するAマッチは愛国心も手伝ってムードが盛り上がる。しかし、サッカー場は危険な火薬庫も同然だ。自制できず極端にほとばしる感情が火薬に火を付ける。2010年は何事もなかったが、2013年には争いの火種になるかもしれない。韓日関係は今「がけ」すれすれの所を歩いている。両国間には独島(日本名:竹島)、歴史教科書歪曲(わいきょく)問題、日本の改憲と軍事大国化の兆し、相次ぐ慰安婦関連の妄言、日本の政治家による靖国神社参拝など問題が幾重にも重なっている(※2)。
【5】 中央アメリカのエルサルバドルとホンジュラスは1969年、ワールドカップ予選時のもめ事が引き金になり、五日間にわたる戦争までした。発端は、応援団が相手チーム選手の宿泊先近くで車のクラクションを鳴らしたり、太鼓をたたいたりして睡眠を妨害した騒動が広がったことだった(※3)。ソウル・オリンピック・スタジアムでは今回、横断幕問題で埋もれてしまったイベントがあった。日本の国歌演奏時、ソウル・広津多文化(国際結婚家庭)合唱団の子ども3人が日本語で「君が代」を歌ったのだ。父親か母親のどちらかが日本人の子どもたちだ。そのように「手を差しのべた」光景も関心を引くことはできなかった(※4)。
キム・グァンイル論説委員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
<注釈>
(※1) 「前にも掲げた事のある横断幕だ」としか言っていないよな。「日韓サッカー評価試合」ってのは、FIFAのサッカーAマッチなのか?
(※2) 前のパラグラフとの齟齬はなんだ?「2010年と同じ横断幕だから問題ないだろ!」が前パラグラフの趣旨だろう。それに対しこちらでは、「2010年にはよくても、2013年ではよくないかも知れない」だから、当該横断幕を批判しているのか?
(※3) 全パラグラフのつながりからすると、「今回の横断幕は日韓開戦の引き金となりかねなかった」と言う主張か?(※4) つまり、「国際結婚児は君が代を日本語で歌ったのに、日本側は旭日旗を振ったから怪しからん!」と言いたいのか?韓国側「赤い悪魔」は「日本側の挑発に備えて」あらかじめ横断幕や肖像を用意して居た筈だが。