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半島の反日デモや、大陸の反日暴動はおくびにも出さず


 閑話休題。

 上記【解答】を踏まえて、上掲WSJ紙記事を読めば・・・なるほど、大陸や半島に対するヘイトスピーチが、我が国で「台頭し始めた」と言う点では、上掲記事は「事実に基づく報道」ではあろう。「ヘイトスピーチを禁じる法律が、現状日本には無い」と言うのも事実だし、それを問題視する人がある、と言うのも(多分)事実だろう。だが、先述の通り、例え報じるのが事実のみであっても、印象を変え、「嘘に限りなく近い事を報じる」事は出来る。上掲記事に報じられる「半島や大陸に対するヘイトスピーチが台頭し、それを禁じる法律が無ない日本」と言うのは、可也日本のイメージを悪化させる報道である。それが「例によって」WSJ紙の日本人女性記者による記事と言うのは、とりあえず置くとしても、また報じらえれているのが、

1〉 200人ほどのデモ隊が混雑した週末の街に繰り出し始めた。

2〉 規模はもっと小さい(※1)が、同じようなデモは日本中で毎週末に行われている。

と言う小規模デモ、かつ

3〉 数件のちょっとした小競り合いを除けば暴力は報告されていない。

であろうとも、「日本の印象を悪化させる」と言う意味では、「成功した記事」とさえ言い得よう。
 だが・・・章題にした通りだ。最近「台頭してきた」と言う、半島や大陸に対するヘイトスピーチを繰り返す上掲記事になっている日本のデモなんぞより遥か以前から半島の反日デモや親日攻撃、大陸の反日暴動は、ヘイトスピーチどころか、日の丸を燃やす、人形を燃やす、日本の国鳥・キジを惨殺する(※2)等の蛮行に満ち溢れ、反日暴動に至っては日本製品や日本製品販売店の打ちこわしから略奪にまで至っており、通州事件の様な日本人虐殺事件に発展しなかったのが見付けモノな位。「レイシスト=人種差別主義」と言うならば、「日本憎けりゃ袈裟まで憎い」半島や、バリバリの中華思想の権化・大陸の方が、よっぽど「レイシスト=人種差別主義」だ。

 無論、「人のふり見て我がふり直せ」と言うし、「ゴキブリ」だの「殺せ」だののヘイトスピーチは、その対象が何物であれ、みっともない限りだ。私(Zero)は「殆ど生まれつきの右翼」と公言しているし、多分「衆目の一致する処」でもあろうが、斯様なヘイトスピーチを為す輩とは同一視されたくない(※3)。

 それでも、先ず第一に、レイシストであろうが、ヘイトスピーチ付であろうが、或いはもっと極端に、「沖縄分離独立」であろうが、「人民解放軍様熱烈歓迎」であろうが、如何なる主張であれ、我が国の平時における平和的デモを(※4)止める理由は無い。上掲WSJ記事にも(一応)触れられているが、「ヘイトスピーチを禁じる法律」は、言論の自由の剥奪だ。

 第二に、「日本でヘイトスピーチ付レイシスト的デモが台頭した」のが事実としても、以前からヘイトスピーチも暴行もてんこ盛りである半島の反日デモや大陸の反日暴動に殆ど触れない上掲WSJ紙記事は、「捏造報道」ではないにしても、立派な偏向報道である。

 さらには、「ヘイトスピーチ付レイシスト的デモ/暴動」について、日本と半島・大陸に対する二重基準の適用は、実に美事としか、言い様がない。「二重基準」と言うのは、ある種のジャーナリストにとっては屈辱的な肩書の筈だが、WSJ紙、YUKA HAYASHI 記者は、そんなジャーナリストではないのだろう。否、そもそも、ジャーナリストかどうかも私には判らない。

 尤も、上掲記事のような「日本でのヘイトスピーチ付レイシスト的デモ」がWSJ紙の記事となるほどのニュースバリューを持つ、と言うのは、大いに理解・納得できる。

 「犬が人を噛んでもニュースではない。人が犬を噛んだらニュースだ。」などと言う喩にもある通り、半島や大陸で「日本を攻撃するヘイトスピーチ付レイシスト的デモ/暴動」なんてのは、日常茶飯時で、ニュースバリューが無いから、だ。

 だからと言って、一面的な事実のみで我が国の印象を悪くして良い理由にはならないぞ。

 如何に、WSJ紙。

 如何に、YUKA HAYASHI 記者。



<注釈>


(※1) って、一体何人だよ。「200人未満」としか判らないぞ。 

(※2) ついでに日の丸にその血を塗りつける 

(※3) ま、それでも、同一視される方は、きっとあるだろう、と、覚悟している。否定はするし、議論もするがね。 

(※4) 逆に言えば、戦時ならば、利敵行為は取り締まられるべきだろう。それは、民主主義体制とて、変わりはない。