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確か産経の記事にあったと思うが、韓国では「日本の国益になる事」は全て「極右」なんだそうな。竹島の帰属問題に限らず、集団的自衛権だろうが、憲法改正だろうが、何でもかんでも。だから、「自衛隊の国防軍化」「憲法改正」「集団的自衛権行使の明確化」を、少なくとも口外している安倍自民党総裁・もうすぐ首相を、韓国メディアが「極右」扱いするのは「予想通り」でしかないんだが、それにしてもこの報道は…まあ、共同通信の伝える「韓国メディアの安倍政権誕生報道」二題。まずは御一読の程を。
転載開始=========================================
①【安倍新政権】 「戦争ができる日本を叫ぶ政権」 安倍政権誕生に韓国メディア警戒 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/kor12121711300002-n1.htm
2012.12.17 11:29 [韓国]
衆院選での自民党圧勝について報じる17日の韓国各紙(共同)
【ソウル=加藤達也】衆院選で自民党が圧勝したことについて17日の韓国主要紙は「過去に戻る日本」(中央日報)などとして1面で報じ、「憲法改正」を掲げる自民党・安倍晋三政権誕生への強い警戒心を示した。
朝鮮日報は安倍氏が、「戦争を禁じた平和憲法の改定による国防軍の保有、集団的自衛権の付与、戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社参拝、(日本統治時代の)慰安婦の強制動員を認めた河野談話の修正などの極右公約を掲げてきた」と指摘。「(公約が)一つでも実現されれば東北アジア情勢の激変は必至だ」との見方を示した。
中央日報も「戦争ができる日本を叫ぶ安倍(晋三自民党総裁)が政権奪還」などの見出しで、懸念を伝える内容。
東亜日報は中面で、韓国の大統領選に関連し、「誰が大統領になろうとも、右傾化した扱いにくい日本を相手にしなくてはならない」と分析した。
また島根県の竹島(韓国名・独島)問題に関しては、中央日報が大統領就任式(2月25日)直前の2月22日の「竹島の日」が日本政府の行事に格上げされれば、「日韓関係は最大の難所を迎える」と主張。
朝鮮日報は「『河野談話』を修正した瞬間、日本は国際社会から孤立する」とする識者の“警告”を伝えるなど感情的な表現のコメントも目立っている。
②【安倍新政権】 「極右の帰還」「過去へ帰る日本」…韓国各紙、自民公約に強い警戒 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121217/kor12121708570001-n1.htm
2012.12.17 08:56 [韓国]
衆院選での自民党圧勝について報じる17日の韓国各紙(共同)
衆院選での自民党圧勝について韓国各紙は17日、「過去へ帰る日本」「極右の帰還」などの見出しで報じ、強い警戒心を示した。
中央日報は“戦争ができる日本”をつくろうと叫んできた安倍晋三自民党総裁の首相就任が決まった、との書き出しの記事で、自衛隊を国防軍と位置付ける憲法改正や、集団的自衛権の行使を容認するとの自民党の「右翼的な公約」が今後「何の問題もなく現実になる」と展望した。
朝鮮日報は、北朝鮮の事実上の長距離弾道ミサイル発射や中国機による沖縄県・尖閣諸島近くでの領空侵犯が選挙で自民党を「助けた」と分析。
安倍新政権の「対韓外交挑発シナリオ」として、昨年8月に日韓が領有権を主張する島根県・竹島(韓国名・独島)北西の韓国・鬱陵島視察を目指した自民党議員らの入閣や、首相就任後の安倍氏の靖国神社参拝など6項目を挙げた。(共同)
=================================転載完了
それがどうした。戦争しなければならない時に「戦争できない」のが一番困るじゃないか
さて、如何だろうか。
そりゃ、ま、日本のマスコミ以上に左翼が跳梁跋扈している韓国メディアの事だ。「安倍政権極右説」は「デファクトスタンダード」なんだろうが(*1)、それにしても・・・
1〉 中央日報も「戦争ができる日本を叫ぶ安倍(晋三自民党総裁)が政権奪還」などの見出しで、懸念を伝える内容。
…なんともはや。朝日新聞でもこれだけ凄まじい見出しはそうは見ない。これに比肩しうるのは、今選挙中の野田現(未だ)首相の自民党批判、「ICBM(大陸間弾道ミサイル)を撃てる様な国にするのか」ぐらいなものだろう。
中央日報と、ついでに野田(未だ)首相にも是非ともお尋ねしたいんだが、
【Q1】「国防ってのは一体何をするモノかね」。
「領土領海領空主権を守る事」ってのは一つの回答だ。「国防の目的」の一つを端的に表している。だが、「領土領海領空主権を守る」のは国防ばかりではない。外交だって、経済だって、文化だって、それらを「守る力」たりうる。実際にはそのどれも準備怠りなくするのが当然だが、「国防」が、「国防」のみが、「領土領空領海主権を守る」ために為すべき事、いわば「国防の存在理由」があろうが。
それは、端的につづめて言ってしまえば「次の戦争に勝つ準備をして置く事」。これこそが「国防のみ」が為し得る事で、他の力=外交力/経済力/文化力なども寄与しない訳ではないが、基本的は軍事力=国防しか為せない事だ。「次の戦争に勝つ準備」が出来ている。少なくとも「出来ていると相手に思わせる」事で、「次の戦争が勃発する事」を抑止する。それこそ国防の意味である。そんな準備が出来ていない/不備である/ハナッから考えても居ない は、戦争誘因である。
であるならば、「国が戦争できる状態」にあって漸く一定の安心が得られる。「国が戦争の準備をする」のは当たり前で、「ハナッからしない」なんて国は、普通はどこかの国の属国だ。
我が国はどこかの属国ではないし、どこかの属国になる事も私は望まない。従って、我が国が「戦争の準備をする」のは理の当然で、それこそ国家としての自然権である自衛権の行使だ。「世界征服戦争の準備をする」と言うのならまだしも、「戦争の準備をする」だけで、天地俯仰に恥じるところなぞ、あるモノかよ。
さらに中央日報にお尋ねしようではないか。
【Q2】 中央日報紙の発行されている国・韓国は、「戦争の準備が出来ていない国」ないし「戦争の準備をしない国」なのかね。【Yes or No?】
<注釈>
(*1) 急いで付け加えるならば、半島限定か、せいぜい支那まで限定の「スタンダード」であるから、我が隣国とは言え、甚だローカルな話。「特定アジア」とは、良く名付けたものだ。
オマケ 私の嫌いなジョン・ウエイン主演戦争映画
私は、アメリカを代表する映画スター(強く断言)ジョン・ウエインンのファンである。
が、ジョン・ウエイン主演作品と言えども私の嫌いな映画と言うのはある。それがたとえ、私の好きなジャンルである戦争映画であっても、だ。
例えば、戦時中に作られたプロパガンダ映画「フライングタイガース」なんてのを挙げる事が出来る。戦時中に作られたプロパガンダで、しかも「太平洋戦争(アメリカ側の呼称(※1))」を描いたものだから、我が日本軍と来たら人類とは思えないようなひどい描写である。それ故に「私の嫌いなジョン・ウエイン主演戦争映画」なのであるが、例えばこんなシーンがある。
「憎き敵」日本軍の爆撃機が迫る。迎え撃つジョン・ウエインらの米義勇戦闘機隊「フライング・タイガース」。米軍機の機影を認めた日本軍搭乗員は、怪しげな日本語で叫ぶ。
「ハヤク、戦争ノ準備ヲシテ!」
「戦争」ではなく、「戦闘」か「合戦」ならば、この日本語で構わない。命令としては妙だが(※2)。
戦場で敵機を見つけてから「戦争の準備」を始めたって、間に合う訳が無いじゃぁないか。
<注釈>
(※1) 日本側の呼称は大東亜戦争(※2) 命令は簡潔にして重要なことを先に言うのが鉄則。「まず方位を告げよ」ってのはその一例で、たとえ命令の途中で敵弾っくらって絶命したとしても用が足りるようにという心得だ。であるならば、「早く」なんて副詞は後回し。この場合は、「合戦準備、急げ!」が正しかろう。