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当ブログが最初に宣戦布告した相手は、確か小沢一郎だ(※1)。何しろ血の気の多い私の事だから、その後当ブログで宣戦布告ないしそれに準じる宣言を出した相手は、民主党(※2)だの震災ガレキ受入れ拒否論者(原水禁含む)だの(※3)、東京新聞だの(※4)と相応の数居る訳だが、真っ先に槍玉に上がったのが当時「政権与党・民主党の黒幕」であった小沢一郎だ。以来、彼奴には「我が敵」と言う定冠詞を奉り、その宣戦布告で示した勝利条件「小沢一郎の政治的無力化」までこの状態は続ける心算だが、民主党をおん出て「国民の生活が第一党」なんて「幸福実現党」と良い勝負の中身のない名称の新党(※5)を「立ち上げ」て以来はトンと話題に登らなくなった。ソリャ話題にならない分だけ、陰で暗躍している可能性を排除し難いんだが、「国民の生活が第一党」旗揚げの頃報じられていた「第三極を結集しての日本版”オリーブの木”構想」なんてのも、橋本大阪市長と石原慎太郎が連携した『太陽維新の党』にすっかりお株を奪われた形。「国民の生活が第一党」旗揚げの際に掲げていた「消費税値上げ反対」「脱原発」「反TPP」なんてのは、主張する党が雨後の竹の子状態になっているから、現有議員数では相応に有力な党である筈の「国民の生活が第一党」の影も、我が敵・小沢一郎の影も、すっかり薄くなっている…少なくとも、現有議員数相応の影響力・インパクトを失っている。まあ、その「現有議員数」の相当部分が「小沢チルドレン」と呼ばれた先の衆院選挙で「民主党は自民党ではない」と言うのと小沢一郎の「剛腕」で当選したような奴バラ(※6)では「数ほどの影響力が無い」のは当たり前、ではあるが。
で、そんな小沢一郎が画策する新たな奇策が、「脱原発党」であるらしい。
福島原発事故を経てなお原発推進論者である私としては、「やっぱり我が敵」と言う可きところか。間違っても「流石は我が敵」と言えない処が、悲しいな。
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<注釈>
(※1) 小沢一郎に対する宣戦布告 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31419361.html
(※2) 民主党に対する宣戦布告 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34685282.html
(※3) 震災がれき受け入れ反対者に問う! http://www.blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36784740.html
(※4) 公開文 東京新聞に対する宣戦布告受諾通知
(※5) 「国民の生活が第一」ではない施策と言うのも、ソリャあろうが、少なかろう。大概の施策は、どちらの方向であれ「国民の生活を第一」を目的としている。即ちこの党名からは「何を実行するかが全く分からない」と言う事。
(※6) 無論、それを支持し、投票し、当選させた「国民」がある/あったから、だが。
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滋賀県の嘉田知事が新党検討 〝脱原発〟で連携模索 「生活」「みどり」合流も
2012.11.26 11:51 [衆院選]
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/121126/waf12112612050009-n1.htm
【衆院選】
滋賀県の嘉田知事が新党検討 〝脱原発〟で連携模索 「生活」「みどり」合流も
2012.11.26 11:51 [衆院選]
嘉田由紀子・滋賀県知事
滋賀県の嘉田由紀子知事(62)が衆院選に向け、脱原発を旗印にした新党を結成する方向で最終調整していることが26日、関係者への取材でわかった。一方、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(脱原発)の小泉俊明幹事長代理表らは26日午前、フジテレビの番組で、嘉田氏を代表とし、同党と国民の生活が第一、みどりの風が合流した新党の旗揚げを検討していることを明らかにした。
坂本龍一さんにも要請
原発政策に絡み、脱原発など3党は、段階的に原発を縮小する「卒原発」を掲げる嘉田氏と理念が一致している。衆院選前の合流が実現すれば、日本維新の会やみんなの党とは一線を画した第三極勢力となりそうだ。嘉田氏は26日夕にも記者会見を開き、態度を表明するとしている。
加藤登紀子の大ヒット曲、橋を制すれば天下を…
関係者によると、嘉田氏は脱原発を掲げる政党や政治勢力の結集を模索し、新党構想が浮上。自身が塾長を務める「未来政治塾」にちなみ、新党の名称に「未来」や「日本」の言葉を入れることを検討し、呼び掛け人として歌手の加藤登紀子さんや音楽家の坂本龍一さんらに参加を要請している。嘉田氏は知事のまま代表に就く見通し。
一方、小泉氏は26日の番組で「国民の生活が第一、みどりの風と組んで新党になるという方向で頑張っていきたい」と表明。みどりの風の谷岡郁子共同代表は、合流後の新党について「嘉田知事が代表を引き受けられる方向だと聞いている」と明かした。ただ、谷岡氏は「連携の必要性はあるが、一緒になることには疑問もある」と慎重な姿勢も示した。
小沢氏、新党結成か 生活候補にビラ作製中断指示
2012.11.26 07:09 [国民の生活が第一]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121126/stt12112607100000-n1.htm
【衆院選】
小沢氏、新党結成か 生活候補にビラ作製中断指示
2012.11.26 07:09 [国民の生活が第一]
国民の生活が第一の小沢一郎代表が、党所属の衆院選立候補予定者に対し選挙用ビラの作製を中断するよう指示していたことが25日、わかった。複数の生活関係者が明らかにした。来月4日公示の衆院選を前に異例の指示といえる。生活内では、小沢氏が日本維新の会やみんなの党を除く第三極勢力を結集した新党結成を目指しているとの見方が広がっている。
小沢氏は当初、民主、自民両党に対抗するため、第三極が連携する「オリーブの木」構想を描いていたが、維新が旧太陽の党と合併したのに伴い、維新と一線を画す方針を表明。「消費税増税反対」「脱原発」「反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」の3つを柱にした勢力の結集に前向きな姿勢をみせていた。
新党結成となれば、亀井静香前国民新党代表らが22日に結成した「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」、みどりの風などが対象になるとみられる。新党大地・真民主は選挙協力にとどまる見通しだ。
生活関係者によると新党結成の際、党首は小沢氏らではなく民間から迎える案が浮上しているという。
新党をめぐっては、亀井氏と河村たかし名古屋市長、山田正彦元農林水産相が24日、都内で会談した。
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「脱原発」は「国民の声を結集」するか?
ナーンともはや。
「国民の生活が第一党」が旗揚げしたとき、私は確か「これが小沢一郎最後の新党になるだろう」と書いたと思うが、どうもそうはならなさそうな雲行きらしい。
石原新太郎の(※1)新党「太陽の党」は、「小異を捨てて大同に付く」として橋下市長の「維新の会」との連携を決めたが(※2)、小沢一郎が目指すさらなる新党は「脱原発」が「小異を捨てるべき大同」であるらしい。余程その政策に自信がある、と言う事だろう。福島原発事故の影響を自分(※3)だけ免れようと「塩の買い占め」を命じたとされる、「鉛の部屋に住み損なった男(※4)」だけに、「放射能怖い」と言うところなのかも知れない、が、そんな「塩の買い占め」の原因となった風評で最大の被害をこうむっている東北地方は、貴様の地元でもあるのだろうに。
さはさりながら、どうやら嘉田滋賀県知事を党首と仰ぐ「脱原発党」は旗揚げするようであるし、これに小沢一郎とその配下「国民の生活が第一党」が加わるであろう事も間違いなさそうだ。その他の「脱原発」勢力たる「みどりの党」やら何やらまで合流するかどうかは判らない。私としては分裂して我が敵・小沢一郎と潰しあってくれれば幸いだが、そうはならずに「小沢一郎が影で糸引く脱原発党」が発足するもの、と想定しよう。
章題にもした通り、この「脱原発」党(仮称)は、「国民の声を結集」し、小沢一郎の目論み通り「オリーブの木として第三極を形成」することになるだろうか。或いはさらに、民主党をも凌駕して第2極まで大躍進するだろうか(※5)。
可能性としては、「ある」と考えねばなるまい。私は再三「我が国で脱原発なぞ愚挙にして暴挙」と主張して居るが、その賛同者は残念ながら多数派とは思われない。さらには未だ進まぬ震災がれき処理受入は、「放射能」恐怖症の原発アレルギー/脱原発ヒステリーが依然猖獗を極めている事を示し、「小沢一郎の脱原発党大躍進」の可能性を示している。
無論、再三主張する通り、小沢一郎の合流成否に関わらず、「脱原発」党躍進なんてのに私は反対だ。それがよし、「国民の総意」であろうとも、世論調査で「国民の8割が脱原発支持」であろうとも、愚挙は愚挙であり暴挙は暴挙。大多数が支持するなら、そんな暴挙が実施されてしまう可能性はあるが、支持率の高さが暴挙を暴挙で無くす訳ではない。
3年前の衆院選挙で「圧倒的な国民の支持」を受けて、「憲政史上最多の議席数」を以って衆院選挙を制して誕生した民主党政権がそうであったように。あの時私は、危うく我が国における民主主義体制に絶望しかけた(※6)ぐらいだ。
ともあれ、「脱原発」党に私は反対であるし、我が敵・小沢一郎がこれを主導すると言うならば、それは私に対する挑戦・挑発であり、受けて立つ所存だ。我が方から小沢一郎にはすでに宣戦布告は済んでおり、目下戦闘状態なのであるから、かかる「脱原発」新党は、小沢一郎の新たな攻勢と言う事になる。
だが、「新たな攻勢」でしかない。
ここの所影の薄かった「我が敵」小沢一郎だ。その乾坤一擲の勝負が「脱原発」党で、審判が我が国民となれば、この上ない「良き戦場」と言うべきだろう。
勝負だ。小沢一郎。脱原発原理主義者共。
<注釈>
(※1) 私もかつては期待していた(※2) そのために新たな党のエネルギー政策は、「原発の安全性を高める」と言う、当たり前で差し障りは無さそうな「最大公約数」になった。が…まったく予断は許さない。それを言うなら、未だ「単なる大衆迎合政治家」としか思われない橋下市長は、全く油断も隙も出来ないような相手であるが。(※3) と、せいぜい自分の家族(※5) さらにはもっと恐るべきことに、自民党をも凌駕して第一党に「超」躍進するだろうか・・・