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石原都知事とは仲が良いそうだし、石原都知事が期待しているとも言うと、一寸意外な感があるが、私は「橋下大阪市長」と言う「政治家」をあまり信用していない。
理由は当ブログでも幾つかの記事にしたが、「大衆迎合政治家」と言う「疑念」を払拭できないから、だ。ある意味「学習効果があり、また高い」と言う事も出来るのだろうが(※1)、震災がれき受け入れに積極的なのは評価できるが、それ以前の「福島産橋桁から放射性物質検出」の際には「検出された、というだけで極微量の放射性物質」に対して( その橋桁を作った福島県民ではなく )大阪府民の健康を懸念して見せ、如何に地元で選挙地盤であるとは言え、非人道的に近い地域エゴと放射線に対する無知ぶりを暴露していた。その無知と地域エゴは、ひょっとして学習改善され、それ故の「震災がれき積極受け入れ表明」と期待する事も出来る(※2)が、国勢を狙う「橋下維新の会」が打ち出した「八策」とやらはサッパリ中身が無いし、ネットインカムなんてものが入っているようでは全く信用ならない(※3)。
だが、そんな橋下大阪市長と私でも、「同意見」となる事はあるようだ。
<注釈>
(※1) ソリャ鳩山由紀夫に爪の垢を煎じてやりたいぐらいの優位だ。逆に言えば、鳩山由紀夫に爪の垢を煎じて提供する程度の優位、でもあるが。(※2) また、巷間では「橋下維新の会」への期待は高いようではあるが(※3) やっぱり唯のポピュリズム―維新の会「船中八策」公表に「ベーシックインカム」 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36699046.html
転載開始=========================================
【激動!橋下維新】
電力社員排除に「違和感を覚える」 橋下市長が政府対応批判
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120718/waf12071812460014-n1.htm
2012.7.18 12:41 [westライフ]
報道陣の質問に答える大阪市の橋下徹市長 =7月2日、大阪市役所
エネルギー戦略の策定に向け実施している意見聴取会で、政府が電力会社関係者の発言を認めない方針を決定したことについて、大阪市の橋下徹市長は18日、報道陣に対し「電力会社の意見も一つの意見。公正な手続きで選ばれたなら、どういう意見だったとしても聞かないといけない」と述べ、多様な意見を封じる政府の対応を批判した。
橋下市長は、聴取会は政府の意思決定の場ではないと強調し、「幅広く意見を聞く場で(電力会社関係者の)意見を聞かないというのは違和感を覚える。特定の意見だけ排除すると、偏った意見しか聴取できなくなる」と指摘。発言者が選ばれた経緯について公表すべきと主張した。
意見聴取会をめぐっては、15、16両日に仙台市と名古屋市で開かれた会合に電力会社の社員らが発言者として出席。参加者から「やらせではないか」といった批判が起きたことを受け、野田佳彦首相が電力会社関係者からの意見表明を断るよう指示した。
=================================転載完了
ひょっとするとポピュリストではない、のかも知れない、と言う期待
さて、如何だろうか。
橋下大阪市長の発言を、上掲記事から抜粋すると、以下の通り。
橋1> 「電力会社の意見も一つの意見。公正な手続きで選ばれたなら、どういう意見だったとしても聞かないといけない」
橋2> 「幅広く意見を聞く場で(電力会社関係者の)意見を聞かないというのは違和感を覚える。
橋3> 特定の意見だけ排除すると、偏った意見しか聴取できなくなる」と指摘。
橋4> 発言者が選ばれた経緯について公表すべきと主張した。
私としては、タイトルにした通り、全く同意見だ。
尚且つ、橋下市長は名うての「脱原発論者(※1)」であり、対して私は再三繰り返すとおり「福島原発事故を経てなお原発推進論」である。原発に対しては逆の立場をとる私と橋下大阪市長が、エネルギー聴取会への電力会社社員参加について同意見と言うのは、望外の喜びでもあるし、「ヴォルデールの勝利」とでも銘打ちたくなる。
その喜びはともすると、章題にしたような「期待」とも結びつくのだが・・・まあ、油断はしないことにしよう。
<注釈>
(※1) とは言え、その立場は「微妙」と見る事も出来るが