柔らかい羽毛に覆われた大型肉食恐竜、新種の化石を中国で発見 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2869650/8743177
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私は理系の人間だが、生物選択者ではなかった。物理や数学( 分けても幾何学か )の様に「少ない原理原則から、多種多様な応用を導き出す」論理大系に美しさも興味も覚えたから、生物学のように「覚えるべき事がしこたまあるが応用範囲が狭い」学問に、あまり魅力を感じなかったから。だから今でも、ペチュニアと朝顔の区別さえ怪しい「生物音痴」に近い。
そんな「生物音痴」たる私にも、恐竜と言う奴は一種独特の魅力を持っている。一説によると、恐竜人気が高いのは「大きくて、恐ろしくて、既に滅んでいるから」だそうで、そう言う意味では要塞砲だとか、戦艦だとかの魅力にあい通じるものがあるのかも知れない、と理解する(*1)。
AFP通信が報じるのは、未だに人気の高い恐竜に関する新たな発見。「ユウティラヌス・フアリ=「美しい羽毛の暴君」」と名付けられた肉食恐竜は、体長9m、1.5tの体躯に「後ろ足で2足歩行する獣脚竜によくみられる長細い頭部や鋭い牙、3本指の前足を持つ」恐ろしげな・・・正に、毎度おなじみ暴君竜チラノザウルスの特徴を備えながら・・・「少なくとも約15センチメートルの長い毛に覆われていた」と言う。それも、「ひよこのふわふわした産毛に近かっただろう」と言うのだから、その想像図は「着ぐるみをつけて羊に化けそこなったティラノザウルス」といった風情で、結構笑える。
1> なぜユウティラヌスに羽毛が発達したのかをめぐる1つの仮説は、
2> 長い白亜紀の間には気温が下がった時期があり、それに適応するためだったというものだ。
3> また別の説では、現代の鳥類が羽毛を求愛行動に使うのと同じように、ユウティラヌスも誇示行為に羽毛を用いたと推測されている。
と、AFP通信記事は、この「羽毛恐竜」が羽毛を得た理由について二説を紹介している。
そんな「生物音痴」たる私にも、恐竜と言う奴は一種独特の魅力を持っている。一説によると、恐竜人気が高いのは「大きくて、恐ろしくて、既に滅んでいるから」だそうで、そう言う意味では要塞砲だとか、戦艦だとかの魅力にあい通じるものがあるのかも知れない、と理解する(*1)。
AFP通信が報じるのは、未だに人気の高い恐竜に関する新たな発見。「ユウティラヌス・フアリ=「美しい羽毛の暴君」」と名付けられた肉食恐竜は、体長9m、1.5tの体躯に「後ろ足で2足歩行する獣脚竜によくみられる長細い頭部や鋭い牙、3本指の前足を持つ」恐ろしげな・・・正に、毎度おなじみ暴君竜チラノザウルスの特徴を備えながら・・・「少なくとも約15センチメートルの長い毛に覆われていた」と言う。それも、「ひよこのふわふわした産毛に近かっただろう」と言うのだから、その想像図は「着ぐるみをつけて羊に化けそこなったティラノザウルス」といった風情で、結構笑える。
1> なぜユウティラヌスに羽毛が発達したのかをめぐる1つの仮説は、
2> 長い白亜紀の間には気温が下がった時期があり、それに適応するためだったというものだ。
3> また別の説では、現代の鳥類が羽毛を求愛行動に使うのと同じように、ユウティラヌスも誇示行為に羽毛を用いたと推測されている。
と、AFP通信記事は、この「羽毛恐竜」が羽毛を得た理由について二説を紹介している。
が、生物非選択者で俄か恐竜マニアでしかない私には、「気温が下がった時期に適応する為」と言うのは首肯出来るが、「求愛行動の誇示行為に使う為」と言うのは俄かには信じ難い。
他の理由で得られた羽毛と言う道具を求愛行動に活用する、と言う事ぐらいはあるかも知れないが、「求愛行動の為に羽毛が生えた」なんて事は、一寸起こりそうにない、と思われる。(*2)
但し、世の中には「馬鹿げた進化=進化の方向は合理的とも論理的とも限らない。寧ろ逆の場合が多い」と言うコンセプトもあるそうだから、「異性にモテたい為のファッションとしての羽毛恐竜発生」と言うのも、ありうる話なのかも知れない。
他の理由で得られた羽毛と言う道具を求愛行動に活用する、と言う事ぐらいはあるかも知れないが、「求愛行動の為に羽毛が生えた」なんて事は、一寸起こりそうにない、と思われる。(*2)
但し、世の中には「馬鹿げた進化=進化の方向は合理的とも論理的とも限らない。寧ろ逆の場合が多い」と言うコンセプトもあるそうだから、「異性にモテたい為のファッションとしての羽毛恐竜発生」と言うのも、ありうる話なのかも知れない。
「ヘイ彼女ぉ。見てくれよこの俺様のモフモフ。
これで長い冬の夜も、あっためてやるぜぇ。」―ユウティラヌス・フアリ(♂成体)―
「一寸、そこの貴男。私のこのモフモフの前に跪きなさい。
このモフモフが長い夜の寒さ寂しさから、貴男を救って差し上げるわ。有り難く思いなさい。
さあ、跪いて私の尻尾の先をお舐め!」―ユウティラヌス・フアリ(♀成体)―
これで長い冬の夜も、あっためてやるぜぇ。」―ユウティラヌス・フアリ(♂成体)―
「一寸、そこの貴男。私のこのモフモフの前に跪きなさい。
このモフモフが長い夜の寒さ寂しさから、貴男を救って差し上げるわ。有り難く思いなさい。
さあ、跪いて私の尻尾の先をお舐め!」―ユウティラヌス・フアリ(♀成体)―
<注釈>
(*1) ああ、「兵器マニア」と言う極限られた範囲にしか通用しない「喩え」である事は、承知している。(*2) 「羽毛の生えた、或いは濃い個体の方がモテる為に多くの子孫を残せて、それを世代ごとに繰り返す事で種全体の「羽毛率」が高まっていった」と言う可能性が、一応考えられる。つまり「羽毛ファッションの流行が世代を重ねるほど続いた為」と言う事。ウーン、これも「馬鹿げた進化」の一例かな。