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予てより宣言している通り、当ブログは小沢一郎を「我が敵」と宣言し、民主党共々宣戦を布告している。(*1)この二つの宣戦布告は、それぞれのHP に送りつけてあるから、全くの梨の礫ながらも「通告手続きは済んでいる」心算だ。
その「我が敵」小沢一郎が、「北朝鮮のミサイル発射実験にたいして部隊展開したPAC-3配備を「ナンセンス」と非難している」との報道記事は、私には「朗報」と思えた。既に宣戦を布告した「自称・人民解放軍野戦司令官殿」だ。私との意見の対立は、あればあるほどこちらの意気も士気も上がろうというものだ。
が・・・まあ、その報道記事、御一読願おうか。
が・・・まあ、その報道記事、御一読願おうか。
<注釈>
転載開始=========================================
【北ミサイル予告】
民主・小沢元代表、PAC3の配備は「ナンセンス」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120412/plc12041214190019-n1.htm
2012.4.12 14:18
民主党の小沢一郎元代表は12日昼、国会内で開いたグループ会合で、北朝鮮が「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイル発射に備え、政府が迎撃用の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を石垣島(沖縄県石垣市)に配備したことについて「(北朝鮮の)ロケットは何の予告なしに来るわけで、何日もかけて(PAC3を)運ぶのはまったくナンセンスだ」と苦言を呈した。日本の対北朝鮮外交に関しては「日本は半島の情勢についてもっと大きな発言権、影響力を行使してしかるべき立場だ」と指摘し、「国際政治の中では、日本の影響力は西側の同盟国からほとんど評価されていない」とも述べた。
=================================転載完了
何の事??
さて、如何だろうか。
記事も短ければ、「我が敵」小沢一郎がPAC-3について言及した部分はさらに短く、次の2行でしかない。
記事も短ければ、「我が敵」小沢一郎がPAC-3について言及した部分はさらに短く、次の2行でしかない。
1> 「(北朝鮮の)ロケットは何の予告なしに来るわけで、
2> 何日もかけて(PAC3を)運ぶのはまったくナンセンスだ」
2> 何日もかけて(PAC3を)運ぶのはまったくナンセンスだ」
極短いコメントである上に・・・章題にもした通り、意味不明である。
上記1>「北朝鮮の)ロケットは何の予告なしに来る」 からして判らない。弾道ミサイル発射試験を「人工衛星の打上」と称する北朝鮮は、広く報じられている通りその「打ち上げ期間」を4月12日から16日の間と「予告」している。
だから、上記2>「何日もかけてPAC-3を運ぶのはナンセンス」と言うのも意味が通らない。これまた広く報道されている通り、沖縄及び首都圏に展開されたPAC-3部隊は、北朝鮮の予告した「打ち上げ期間」以前に部隊展開を完了している。
上記1>~2>の「我が敵」小沢一郎コメントが、今回の北朝鮮弾道ミサイル実験ではなく、今後ありうるであろう「北朝鮮からの弾道ミサイルによる先制奇襲攻撃」を念頭に置いているのだと仮定すると、意味は通る。「予告がない」のは当たり前だし、「何日もかけて運ぶのはナンセンス」と言うのも道理だ。その運んでいる数日間は、運ばれるPAC-3による迎撃は不可能であるからだ。
だが、PAC-3は元々ターミナルフェーズ迎撃用の低層防御ミサイル。命中予想点付近に展開しなければ迎撃できない。「北朝鮮からの弾道ミサイルによる先制奇襲攻撃」に対しては、優先して守るべき箇所を守るようにしか配置できないから、「何日もかけて沖縄に集中配備」なんて事にはなるまい(*1)。
であるならば、上記2>「何日もかけてPAC-3を運ぶのはナンセンス」と言うのは確かにその通りだが、実際の「北朝鮮による弾道ミサイル先制奇襲攻撃」に対してはそんな「何日もかけて運ぶ」なんて悠長な事は、実施されそうにない。
ああ、北朝鮮が沖縄を攻撃目標と指定し、日本政府もその指定を信じた場合ってのがあるか。だがそれは上記1>「何の予告なしに来る」と言う状況とは程遠かろう。
煎じ詰めれば、「我が敵」小沢一郎の報じられる「PAC-3配備批判」は全く意味不明であり、「政府非難をする為の非難であろう」と推測するのが妥当である。
上記1>「北朝鮮の)ロケットは何の予告なしに来る」 からして判らない。弾道ミサイル発射試験を「人工衛星の打上」と称する北朝鮮は、広く報じられている通りその「打ち上げ期間」を4月12日から16日の間と「予告」している。
だから、上記2>「何日もかけてPAC-3を運ぶのはナンセンス」と言うのも意味が通らない。これまた広く報道されている通り、沖縄及び首都圏に展開されたPAC-3部隊は、北朝鮮の予告した「打ち上げ期間」以前に部隊展開を完了している。
上記1>~2>の「我が敵」小沢一郎コメントが、今回の北朝鮮弾道ミサイル実験ではなく、今後ありうるであろう「北朝鮮からの弾道ミサイルによる先制奇襲攻撃」を念頭に置いているのだと仮定すると、意味は通る。「予告がない」のは当たり前だし、「何日もかけて運ぶのはナンセンス」と言うのも道理だ。その運んでいる数日間は、運ばれるPAC-3による迎撃は不可能であるからだ。
だが、PAC-3は元々ターミナルフェーズ迎撃用の低層防御ミサイル。命中予想点付近に展開しなければ迎撃できない。「北朝鮮からの弾道ミサイルによる先制奇襲攻撃」に対しては、優先して守るべき箇所を守るようにしか配置できないから、「何日もかけて沖縄に集中配備」なんて事にはなるまい(*1)。
であるならば、上記2>「何日もかけてPAC-3を運ぶのはナンセンス」と言うのは確かにその通りだが、実際の「北朝鮮による弾道ミサイル先制奇襲攻撃」に対してはそんな「何日もかけて運ぶ」なんて悠長な事は、実施されそうにない。
ああ、北朝鮮が沖縄を攻撃目標と指定し、日本政府もその指定を信じた場合ってのがあるか。だがそれは上記1>「何の予告なしに来る」と言う状況とは程遠かろう。
煎じ詰めれば、「我が敵」小沢一郎の報じられる「PAC-3配備批判」は全く意味不明であり、「政府非難をする為の非難であろう」と推測するのが妥当である。
<注釈>
(*1) つまりその際には、沖縄の相当部分はイージス艦搭載SM―3による単層防御に頼らざるを得ないだろう、と言う事だ。今騒いでいるPAC-3配備反対派には、朗報だろう。