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 当ブログが橋本大阪市長率いる「維新の会」に極めて懐疑的であることは、衆知かどうかは知らないが幾つかの記事から明らかだろう。福島産の橋桁に対し大阪府民に謝罪するなどと言うたわけた事を抜かしたのがその発端であった事も記事にして居る。その後、震災がれき受け入れに積極姿勢を示したり、憲法9条が日本人の依存心・依頼心の根源だと喝破したりなど、「こいつ、仲々やるな。」と思わせるところもないではないが、国政に乗り出す姿勢を鮮明にして「船中八策」なる竜馬気取りの宣言を出したが、中身がロクに判らず、わかっているのは「ベーシックインカムだけ」なんてぇのは信用できないと糾弾する記事も書いており、世上は相当な人気だとは聞きつつも、否、相当な人気であるからこそ(*1)、私は橋本大阪市長も、「維新の会」も、その立ち上げた政経塾(*2)も信用できずに来た。
 
 信用しなくて正解だったようだ。「どうやら橋本市長はタダの大衆迎合政治家であるらしい」と思わせるのが、以下に掲げる報道記事の、「脱原発」を巡る橋本市長の言動である。
 
 先ずは一連の記事を、御一読願おうか。
 

<注釈>

(*1) 先の衆院選挙前、「政権交代」の嵐吹きすさんだ頃の「民主党人気」ってのは、相当なものだった事を想起しつつ。 
 
(*2) 民主党の現職議員が塾生に応募したのは大笑いだったが。 
 
転載開始========================================= 

「計画停電もあり得ると腹を決めれば」 橋下市長が脱原発へ覚悟訴え 

関西電力への株主提案をめぐる議論に耳を傾ける橋下徹大阪市長=1日、大阪市役所
 大阪市の橋下徹市長は1日、今夏の関西の電力需給に絡み「計画停電もあり得ると腹を決めれば、電力供給体制を変えられる第一歩になる」と述べ、脱原発に向け電力需要のピーク時に計画停電を受け入れる覚悟が必要との認識を示した。
 関西電力に脱原発に向けた積極的な取り組みを促すため、市民らにも協力を求める姿勢を強調した格好だ。市役所で記者団に語った。
 橋下市長は関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働は反対とした上で「(関電の)原発が全部止まっている状況でも、明日あさって関西府県民が死ぬ状況になるわけじゃない。ピーク時にちょっと我慢して乗り越えられる」と指摘した。
 電力使用の制限をめぐり市長は同日のエネルギー戦略会議でも「産業(部門)は外して電力使用制限令を出すことは可能か、基礎自治体の長として最後は住民にお願いする前提で物事を進める」などと言及した。
 

【激動!橋下維新】
「原発事故を見て平気なのはロボットか感情の薄い人」関電と全面対決へ

大阪府市統合本部エネルギー戦略会議で発言する橋下徹大阪市長=1日、大阪市役所
 大阪市役所で1日に開かれた大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議で、関西電力に重い課題を突きつける株主提案の原案が固まった。橋下徹市長は会議後、東京電力福島第1原発事故について触れ、「事故を見て平気なのはロボットか感情の薄い人」だとして「今しかチャンスがない」と強調した。6月の株主総会は関電側と筆頭株主である市との全面対決になる見通しで、問題提起型の提案をもとに、いよいよ両者が「チキンレース状態」(橋下市長)に突入する。
 会議には、元経済産業官僚で府市特別顧問の古賀茂明氏ら9人の委員に加え、橋下市長と松井一郎知事も初参加。委員からは「関西電力はこれまで原子力に頼った一本足打法だったが、(福島の事故をへて)その一本足がこけた」とし、厳しい条件を突きつけることを求める意見が出された。
 議論になったのは、原発稼働に関する定款変更案に盛り込まれた「絶対的安全性の確保」のくだり。橋下市長は当初「知事や市長という立場でみると、原発以外にも安全性を考えなくてはならないことがある。食品や事故などのリスクヘッジは社会的リスクの範囲でやろうとしているが、原発にだけ絶対的安全性を求められるのか」と提起した。
 これに対し、委員からは「(原発事故は)不可逆的で壊滅的な被害をもたらす点で他とは違う。『失敗は成功の母』という、これまでの近代技術の進歩の考え方と同じにはできない」との声が上がった。
 会議は公開で行われたが、橋下市長の意向で、会議を一時中断し、委員らと非公開協議を行う場面も。
 終了後、橋下氏は報道陣に「最終的には府市統合本部会議で決めるが、今日の会議で自分なりに整理ができた」とし、「原発事故を目の当たりにしたら、生身の人間の恐怖心や嫌悪感にふたをする方が苦しい。一番重要なのは、安定供給から安定需要という思考に変えることだ」と指摘。電力供給体制の転換に向けて「腹をくくる」覚悟の必要性を強調した。
 また、会議の中では、今夏の電力不足を乗り切るためのアイデアの一つとして、家庭や企業が電気の使用量を減らせば、同じ分を発電したとみなす「ネガワット」という考え方も取り上げられた。委員らは「原発を再稼働しなくても、使用料を減らすなどしてピークマネジメントをやれば、夏の電力不足は乗り切れる」と指摘。ネガワットのほか、企業が行う自家発電分を市場に放出してもらい、電力卸売市場を形成するという案も出された。
 橋下市長は「電力市場や蓄電などいろいろやらなきゃいけないが、やっていけば十分対応できますよと伝えていきたい」と話した。
 
 

「原発止まって明日あさって死ぬわけではない」改めて大飯再稼働に反対

   http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120402/waf12040210360004-n1.htm
2012.4.2 10:34 [west政治]
 1日の大阪府市統合本部のエネルギー戦略会議で、橋下徹市長は大飯原発3、4号機の再稼働について報道陣に対し「ストレステストの1次評価だけでは全く無理。電力がどれだけ必要なのか、足りていないのかがはっきりしていない」と述べ、現状では反対する意向を改めて示した。
 橋下市長は「(関電管内の)原発が止まっている状況でも、明日あさって関西の府県民が全員死ぬわけではない。ピーク時にちょっと我慢して、乗り越えていけなければならない」と語った。
 一方、1日の会議では、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也特別顧問と、古賀茂明特別顧問の両委員が、それぞれ「再稼働の8条件」を提示。大阪府域も対象となる大飯原発から80~100キロ圏内について、住民同意を得て自治体と安全協定を締結すること-などを条件にすることを盛り込んだ。
 これについて、松井一郎知事は報道陣に対し「大阪の地元合意は、そもそも法的に担保されているわけではないので再稼働の条件にはならないと思う。条件をつけるだけの科学的、技術的根拠に基づく力が府庁にはない」と述べ、否定的な見解を示した。
=================================転載完了
 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36896084.html  へ続く