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一言で言えば「大騒ぎ」である。
何でも、沖縄防衛局長である真部朗氏が、宜野湾市長選挙の前にその選挙権のある職員と、選挙権のある親戚がある職員を集めて「講話」を行ったのだそうだ。これが「選挙干渉に当たるのではないか」と真っ先に(やっぱり)沖縄二紙が社説で噛みつき、続いて朝日、毎日、日経が矢張りこの「講話」を非難する社説を掲げた。タイトルだけ羅列すれば、中味は自ずと知れよう。
(1)産経 (該当無し)
(2)日経 これで沖縄の信頼得られるか http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE1EAE6EBE2E0EBE2E2E0E2E0E0E2E3E08297EAE2E2E3?n_cid=DSANY001
(3)読売 (該当無し)
(4)毎日 沖縄防衛局長 選挙介入が常態なのか http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20120202k0000m070099000c.html
(5)朝日 沖縄局長講話―組織ぐるみの「背信」だ http://www.asahi.com/paper/editorial20120202.html?ref=any
(6)東京 防衛局長講話 選挙への「介入」許せぬ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012020202000042.html
(7)琉球新報 防衛局選挙介入 公僕にあるまじき行為 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186933-storytopic-11.html
有権者リスト作成 核心見極め厳正処分を http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-187000-storytopic-11.html
(8)沖縄タイムス 宜野湾市長選介入]伏魔殿と化した防衛局 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-02_29338/
で、その「選挙介入(琉球、沖縄、東京、毎日)」「公僕にあるまじき行為(琉球)」と非難囂々である「「防衛局長講話要旨」の全文」が公表された。「要旨の全文」ってのは言語矛盾だが、同じ文を東京は「講話再現文書」と報じているから、「再構築はしたけれども、抜けはあるかも知れないが、主旨は外さない」という意味だろう。
兎も角、上記のように各紙の社説で槍玉に挙げられた、真部朗沖縄防衛局長の「講話」、まずは御一読を。
転載開始=========================================
何でも、沖縄防衛局長である真部朗氏が、宜野湾市長選挙の前にその選挙権のある職員と、選挙権のある親戚がある職員を集めて「講話」を行ったのだそうだ。これが「選挙干渉に当たるのではないか」と真っ先に(やっぱり)沖縄二紙が社説で噛みつき、続いて朝日、毎日、日経が矢張りこの「講話」を非難する社説を掲げた。タイトルだけ羅列すれば、中味は自ずと知れよう。
(1)産経 (該当無し)
(2)日経 これで沖縄の信頼得られるか http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE1EAE6EBE2E0EBE2E2E0E2E0E0E2E3E08297EAE2E2E3?n_cid=DSANY001
(3)読売 (該当無し)
(4)毎日 沖縄防衛局長 選挙介入が常態なのか http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20120202k0000m070099000c.html
(5)朝日 沖縄局長講話―組織ぐるみの「背信」だ http://www.asahi.com/paper/editorial20120202.html?ref=any
(6)東京 防衛局長講話 選挙への「介入」許せぬ http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012020202000042.html
(7)琉球新報 防衛局選挙介入 公僕にあるまじき行為 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186933-storytopic-11.html
有権者リスト作成 核心見極め厳正処分を http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-187000-storytopic-11.html
(8)沖縄タイムス 宜野湾市長選介入]伏魔殿と化した防衛局 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-02_29338/
で、その「選挙介入(琉球、沖縄、東京、毎日)」「公僕にあるまじき行為(琉球)」と非難囂々である「「防衛局長講話要旨」の全文」が公表された。「要旨の全文」ってのは言語矛盾だが、同じ文を東京は「講話再現文書」と報じているから、「再構築はしたけれども、抜けはあるかも知れないが、主旨は外さない」という意味だろう。
兎も角、上記のように各紙の社説で槍玉に挙げられた、真部朗沖縄防衛局長の「講話」、まずは御一読を。
転載開始=========================================
【沖縄防衛局長問題】
「防衛局長講話要旨」の全文
上京して、報道陣の質問に答える真部朗・沖縄防衛局=2日午前、東京・羽田空港(桐原正道撮影)
防衛省が2日公表した真部朗沖縄防衛局長の「講話要旨」全文は次の通り。本日、忙しい業務を抱えている中、お集まりいただき、ありがとうございます。時間も限られているので、なるべく簡潔にお話ししたいと思います。ご存じかもしれませんが、来る2月12日に、宜野湾市長選挙が予定されています。まだ確定していませんが、2人の候補が立候補する予定です。報道等によると、伊波洋一元宜野湾市長と佐喜真淳県議です。基地問題については、伊波氏は、「県内移設反対、早期閉鎖・返還」を主張しています。佐喜真氏は、「現状固定化を断固阻止し、一日も早い危険性の除去と返還・跡地利用計画を強力に推進」するとしています。双方ともに「県外移設」を主張しています。宜野湾市は、普天間飛行場が所在しており、普天間飛行場問題の原点とも言うべき市であります。平成8年に橋本・モンデール会談で合意されて以来、この問題は、15年間以上にわたって日米両政府が取り組んできた重要課題です。日米合意上も、大きくは、平成8年のSACO最終報告から平成18年の米軍再編ロードマップに引き継がれています。この間、様々な移設案が検討され、最終的に辺野古のV字案が決定されました。その後、平成21年には政権交代があり、従来の移設案である辺野古のV字案が白紙的に再検討されました。この再検討過程を経て、一昨年5月に辺野古が移設先であることが改めて日米合意となり、昨年6月には「2+2」で、仕様の変更を伴ってではありますが、代替施設の形状についてV字案で合意されました。一方、この再検討過程を機に、この問題に対する沖縄県民の見方は厳しさを増し、現在では、辺野古案を始め県内移設に反対する声が一般的になっています。これに対して、政府は、その必要性をパンフレットなどを使って積極的に県や市町村、各種団体などに説明するとともに、訓練移転の拡充など一層の基地負担の軽減に取り組むことなどによって、県民の理解を得ようと努力しているところです。このような中で、宜野湾市の市長選は、普天間飛行場を抱える自治体の直近の民意が示される場として注目される重要な選挙と考えられます。皆さんは、自らが有権者であるか又は有権者を親族にお持ちの公務員です。公務員は、国民の権利である選挙権の行使、すなわち投票に積極的であるべきであります。私は職員に、「特定の候補者に投票しなさい」と言える立場ではありません。来るべき選挙には棄権を避け、期日前投票を含め、是非投票所に行くようにお話ししていただきたい。一方、公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではありません。選挙に際しては、政治的中立性の確保が要求されます。自衛隊法等の関係法令に違反したり、違反していると思われないよう留意をお願いしたい。親戚の方々と接する際にも気をつけていただきたい。以上、まとまりのない話しで申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
=================================転載完了
No OLD MAN-いや、ナンでもないよ、オッサン。-映画「夕陽のガンマン」より
さて、如何であろうか。
沖縄防衛局長は、「公僕にあるまじき」「不当な選挙介入」していただろうか。東海防衛支局は「伏魔殿と化して」いそうだろうか。
とんでもない。
公表された沖縄防衛局長「講話」は、タダ、「選挙に行こう」と訴えているのみで、安住某が自衛隊員に強制しようとした現政権与党=民主党支持のような「特定の政党支持」を訴えたものではない。
無論、この公式発表自体が嘘であり、「実は沖縄防衛局長は特定の支持を訴えた」という可能性は未だ否定しきれるものではない。だが、少なくとも、「選挙に対するする不当な政治介入」としてこの沖縄防衛局長講話を非難する者は、今回報道による「沖縄防衛局長講話要旨全文」を、嘘であると断じ糾弾する必要があろう。
この点凄まじいのは、案の定琉球新報である。先述の通り、連日社説でこの問題を取り上げた琉球新報の曰く、
琉1> 核心はまず、勤務時間内に組織ぐるみで有権者リストが作成されたことにある。
琉2> 職員の親族という個人情報まで差し出させようとした狙いは何か。
琉3> 防衛本省の関与はなかったのか。
沖縄防衛局長は、「公僕にあるまじき」「不当な選挙介入」していただろうか。東海防衛支局は「伏魔殿と化して」いそうだろうか。
とんでもない。
公表された沖縄防衛局長「講話」は、タダ、「選挙に行こう」と訴えているのみで、安住某が自衛隊員に強制しようとした現政権与党=民主党支持のような「特定の政党支持」を訴えたものではない。
無論、この公式発表自体が嘘であり、「実は沖縄防衛局長は特定の支持を訴えた」という可能性は未だ否定しきれるものではない。だが、少なくとも、「選挙に対するする不当な政治介入」としてこの沖縄防衛局長講話を非難する者は、今回報道による「沖縄防衛局長講話要旨全文」を、嘘であると断じ糾弾する必要があろう。
この点凄まじいのは、案の定琉球新報である。先述の通り、連日社説でこの問題を取り上げた琉球新報の曰く、
琉1> 核心はまず、勤務時間内に組織ぐるみで有権者リストが作成されたことにある。
琉2> 職員の親族という個人情報まで差し出させようとした狙いは何か。
琉3> 防衛本省の関与はなかったのか。
琉4> さらに、2010年の名護市の市長選か市議会議員選でも
琉5> 真部氏は同様の講話をし、棄権せずに投票するよう呼び掛けていた。
琉6> 基地問題が争点となる県内の主要首長選や国会議員選挙で、
琉7> 投票を促す行為が繰り返されていたという防衛局OBの証言もある。
琉8> 民主主義の根幹を支える選挙の裏面で国策の浸透を図る動きが常態化していた。
琉9> 民意をゆがめかねない防衛行政の異様さが際立つ。
「選挙に行こう」と訴え、「投票を促す」事が、一体何処をどう考えると上記琉8> 「選挙の裏面で国策の浸透を図る動き」になり上記琉9> 「 民意をゆがめかねない」のか、「宗教の違う」私なんぞには、全く理解できない。
選挙前に「選挙に行こう」と訴えることが「選挙に対する不当な干渉」になると言うのならば、自衛隊施設内で現政権足る民主党を非難する言説を封じた防衛次官通達は、そんなことよりも遙かに重大な不当干渉であるはずだ。が・・・今回沖縄防衛次官講話緒非難する面子=朝日・琉球新報・沖縄タイムスの「三アカ新聞」プラス東京・毎日・日経が、当該防衛次官通達を大いに非難した、と言う記憶はない。
「不当な選挙干渉」と称するダブルスタンダードこそ、民意を歪めるものである。
如何に、各紙。
琉5> 真部氏は同様の講話をし、棄権せずに投票するよう呼び掛けていた。
琉6> 基地問題が争点となる県内の主要首長選や国会議員選挙で、
琉7> 投票を促す行為が繰り返されていたという防衛局OBの証言もある。
琉8> 民主主義の根幹を支える選挙の裏面で国策の浸透を図る動きが常態化していた。
琉9> 民意をゆがめかねない防衛行政の異様さが際立つ。
「選挙に行こう」と訴え、「投票を促す」事が、一体何処をどう考えると上記琉8> 「選挙の裏面で国策の浸透を図る動き」になり上記琉9> 「 民意をゆがめかねない」のか、「宗教の違う」私なんぞには、全く理解できない。
選挙前に「選挙に行こう」と訴えることが「選挙に対する不当な干渉」になると言うのならば、自衛隊施設内で現政権足る民主党を非難する言説を封じた防衛次官通達は、そんなことよりも遙かに重大な不当干渉であるはずだ。が・・・今回沖縄防衛次官講話緒非難する面子=朝日・琉球新報・沖縄タイムスの「三アカ新聞」プラス東京・毎日・日経が、当該防衛次官通達を大いに非難した、と言う記憶はない。
「不当な選挙干渉」と称するダブルスタンダードこそ、民意を歪めるものである。
如何に、各紙。