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私と三アカ新聞事、朝日・琉球新報・沖縄タイムスとでは「宗教が違う」から、相互理解なぞ期待するべくもなく、従って三アカ新聞の記事が私の理解を絶する事は異とするに足らない、どころかデフォルト状態=当たり前と考えるべきであろう。それは重々承知ないし覚悟してはいるものの・・・まあ、御一読願おうか。
転載開始=========================================
沖縄タイムス記事 防衛相発言に「少しは勉強を」「発言が軽い」
社会 2012年1月24日 09時30分
【宜野湾】「(頭上近くを飛ぶのは)そんなに多いわけじゃないんでしょう?」―。日常的に米軍機が上空を飛行する宜野湾市の普天間第二小学校について23日、米軍普天間飛行場を見渡す嘉数高台に立った田中直紀防衛相が発した軽い一言。「世界一危険」とされる同飛行場に隣接し、開校から42年間も爆音と墜落の不安にさらされ続けている同校の現実とは、あまりにもかけ離れていた。「基地負担の軽減」「沖縄との信頼」と繰り返す政府の“二枚舌”が、またもあらわになった。(鈴木実)
田中防衛相はこの日午前、嘉数高台から同飛行場を視察。周辺に住宅が密集する状況について真部朗沖縄防衛局長から説明を受け、普天間第二小や沖縄国際大学の場所を確認した。
田中防衛相は同小学校について、「ヘリが(定められた飛行経路から外側に)広がると、すぐ頭上に降りてくるというが、そういうケースはそんなに多いわけじゃないんでしょう? どうなんでしょうか」「そういうケースは結構あるもんなんですかねえ?」などと、特に悪びれた様子もなく真部局長に“素人質問”。同局長は「できるだけそういうことを避けるようにしているが、少し大回りする場合は上空を飛ぶように見えることもある」と説明した。
同校は滑走路の北側の端に近く、日常的に輸送機やヘリが離着陸や旋回訓練をする。特に南風の場合、軍用機は北側から高度を落として着陸するため、まるで学校に突っ込んでくるかのように見える。
同校の知念春美校長は一昨年7月、文部科学省の学校訪問に備え、試しに校長室から見える飛行状況をメモしてみた。午前10時3分、同8分、同13分…。たった1時間で、大型輸送機のタッチアンドゴーが14回。その間、ヘリも9回着陸したが、あまりにも多すぎて時刻をメモすることさえできなかった。
「この子たちがどんな環境で学んでいるか、少しは勉強してから来てほしい。飛行の騒音やエンジン調整音、墜落の危険…。こんな学校は世界のどこにもない」。防衛トップの認識の甘さに胸を痛める。
同校の村上ゆかりPTA会長も「発言が軽い。県民がどう思うか考えていない」と無念そう。2010年5月に鳩山由紀夫首相(当時)が同校を訪れた際、村上さんは「墜落事故が起きるかもしれない。子どもたちを守ってください」と訴えた。その言葉は、政府に届かない。
「実態知らない」
宜野湾市の米須清栄副市長は「あまりにも実態を知らない。学校ではパイロットの顔が見えるほど近くを米軍機が飛び、児童や住民は強い不安を抱えている。普天間の危険性除去や移設・返還問題に最も責任のある防衛相がこの程度の認識では、本当に真剣に取り組んでもらえるのかと疑わしくなる」と不信感をあらわにした。
========================================転載完了
明らかにおかしい表現を看過するようでは、記者の資格は無い
さて、如何であろうか。
多分、此の記事を書いた沖縄タイムス記者殿や、その記事をチェックする立場にあるはずの編集部殿には、何の疑問にもならなかったのだろうが、まともに考えれば妙な話が記載されている。以下の部分を再読されたい。
多分、此の記事を書いた沖縄タイムス記者殿や、その記事をチェックする立場にあるはずの編集部殿には、何の疑問にもならなかったのだろうが、まともに考えれば妙な話が記載されている。以下の部分を再読されたい。
1> 同校の知念春美校長は一昨年7月、文部科学省の学校訪問に備え、
2> 試しに校長室から見える飛行状況をメモしてみた。
3> 午前10時3分、同8分、同13分…。
4> たった1時間で、大型輸送機のタッチアンドゴーが14回。
5> その間、ヘリも9回着陸したが、
6> あまりにも多すぎて時刻をメモすることさえできなかった。
2> 試しに校長室から見える飛行状況をメモしてみた。
3> 午前10時3分、同8分、同13分…。
4> たった1時間で、大型輸送機のタッチアンドゴーが14回。
5> その間、ヘリも9回着陸したが、
6> あまりにも多すぎて時刻をメモすることさえできなかった。
特に問題になるのは、上記6>「あまりにも多すぎて時刻をメモすることさえできなかった。」だ。
チョイと考えてみて欲しい。「時刻をメモする」のに、一体何秒掛かるだろうか。
① 事象を確認する
チョイと考えてみて欲しい。「時刻をメモする」のに、一体何秒掛かるだろうか。
① 事象を確認する
② 時計を見る
③ 時計の時刻を確認する
④ 事項をメモする
「タッチアンドゴー」なのか「着陸」なのかの判定があるから、上記①に30秒掛かったとしよう。②はまあ、5秒か。③も5秒あればよかろう。④は4桁の数字を書く時間。良い所10秒だろう。合計50秒で、1分にも満たない。これに対して上記の通り、1時間の間のタッチアンドゴーは14回、着陸9回の合計23回は、平均凡そ3分のインターバル。上記3>の通り10時代初頭は凡そ5分間隔だったようだから、途中頻繁な離発着があった筈だが、立て続けの離発着を記録するつもりならば、同時刻と見なして「〃」と書くだけで済む。上記①、④のステップも短く出来るから、更に短い時間で記録できる筈だ。
それを記録していない/メモしていない理由を上記6>のように弁解したのだとすれば、それは嘘だ。ハナッから「着陸の時刻」を記録する気がなかったから、メモしなかっただけの話し。つまりは「下手な言い訳」だ。
その「下手な言い訳」を、沖縄タイムスがそのまま記事にしてベンベンとしておられるのは、「普天間基地の離発着は多いと報じるのが正しい」と盲信しているからだろう。
章題にした通りである。明らかにおかしい情報を右から左に流して報じるだけならば、記者と言う者の存在理由はない。検索ツールで沢山だ。従って、左様な記者は、記者の資格は無い。
だが、斯様な情報をそのまま鵜呑みにして記事にし、報じることは、沖縄タイムス記者としての資格はあるのかも知れない。否、そうしなければ沖縄タイムス記者ではいられないのではないかと、私は懸念し、疑う。それ即ち、沖縄タイムスが、まともな新聞ではないのではないか、と言う疑いないし確信である。
如何に、沖縄タイムス。
如何に、沖縄タイムス読者。
だが、斯様な情報をそのまま鵜呑みにして記事にし、報じることは、沖縄タイムス記者としての資格はあるのかも知れない。否、そうしなければ沖縄タイムス記者ではいられないのではないかと、私は懸念し、疑う。それ即ち、沖縄タイムスが、まともな新聞ではないのではないか、と言う疑いないし確信である。
如何に、沖縄タイムス。
如何に、沖縄タイムス読者。