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当ブログは個人のブログとしては相当しつこく普天間基地移設問題を追いかけ・・・なんてお決まりのフレーズも書き飽きるぐらいに記事にしている当ブログである。ま、そいつが当ブログの数少ない自慢の一つなんだから、それは勘弁してもらう事にして、今回は一寸趣向を変えて、タイトルにもした通り、「私が民主党党首になったならば、如何にして普天間基地移設問題を解決するか」を考えてみよう。
勿論これはある種のSFであり、シミュレーションでもある。一頃流行した「仮想戦記」に近い。だが、SFにせよシミュレーションにせよ、思考実験としての側面はあるのだから、建設的な議論である限り「SFであり、非現実的」と斬って捨てることもあるまい。荒唐無稽は端から承知。何しろ、当ブログ開設以来一貫して民主党嫌いを通してきた私が「民主党党首」なのだ。これより荒唐無稽なのは、私の社民党党首就任か共産党書記長就任ぐらいしかない。それとて、民主党党首と就任と大差は無いように思われる。
Now, we start! ―映画「夕陽のガンマン」より―
勿論これはある種のSFであり、シミュレーションでもある。一頃流行した「仮想戦記」に近い。だが、SFにせよシミュレーションにせよ、思考実験としての側面はあるのだから、建設的な議論である限り「SFであり、非現実的」と斬って捨てることもあるまい。荒唐無稽は端から承知。何しろ、当ブログ開設以来一貫して民主党嫌いを通してきた私が「民主党党首」なのだ。これより荒唐無稽なのは、私の社民党党首就任か共産党書記長就任ぐらいしかない。それとて、民主党党首と就任と大差は無いように思われる。
Now, we start! ―映画「夕陽のガンマン」より―
第一幕「就任」
オッ、こいつが「総理の椅子」って奴か。なるほど豪華そうな作りだな。どーれ、座ってみるか。
フム。思ったほど座り心地は良くないな。まあ「ダモレスクの剣」がぶら下っていないだけよしとするか。本来ならば自衛隊三軍の最高指揮官として、我が国の国防と安全保障を預かり、頭上にはダモレスクの剣で椅子には針の筵と言う所だが、俺は首相とは言っても実質「普天間基地移設問題」担当相で良いというのが条件の一つだから、国防問題は一国民以上の関心は持たずとも良い筈だ。尤も、根が根であるから、国防問題、例えばF-Xの機種選定なんぞは・・・・
いかんいかん。先ずは約束した普天間基地移設問題だ。こいつが解決しちまったら忽ち俺はお払い箱だろうが、日本国首相の椅子は兎も角、民主党党首なんて肩書きは、さっさと外しちまいたいしな。馬鹿がうつったり、権力が腐敗したら事だ。
それにしても民主党も人材不足だね。此の俺がいきなりの党首就任だからな。つい此の間まで民主党員ですらなく、それどころか民主党批判しまくりで、民主党員なんざ名義貸しだけでもお断りだったんだが・・・・そんな俺を党首に据えようという心意気は悪くないし、現首相や前首相や前々首相何ざぁ屁でもないが、天ちゃんのお声がかりとあっちゃぁ、臣として受けない訳には行くまい。
さて、それじゃぁどこから手をつけようかな。普天間基地移設問題。
フム。思ったほど座り心地は良くないな。まあ「ダモレスクの剣」がぶら下っていないだけよしとするか。本来ならば自衛隊三軍の最高指揮官として、我が国の国防と安全保障を預かり、頭上にはダモレスクの剣で椅子には針の筵と言う所だが、俺は首相とは言っても実質「普天間基地移設問題」担当相で良いというのが条件の一つだから、国防問題は一国民以上の関心は持たずとも良い筈だ。尤も、根が根であるから、国防問題、例えばF-Xの機種選定なんぞは・・・・
いかんいかん。先ずは約束した普天間基地移設問題だ。こいつが解決しちまったら忽ち俺はお払い箱だろうが、日本国首相の椅子は兎も角、民主党党首なんて肩書きは、さっさと外しちまいたいしな。馬鹿がうつったり、権力が腐敗したら事だ。
それにしても民主党も人材不足だね。此の俺がいきなりの党首就任だからな。つい此の間まで民主党員ですらなく、それどころか民主党批判しまくりで、民主党員なんざ名義貸しだけでもお断りだったんだが・・・・そんな俺を党首に据えようという心意気は悪くないし、現首相や前首相や前々首相何ざぁ屁でもないが、天ちゃんのお声がかりとあっちゃぁ、臣として受けない訳には行くまい。
さて、それじゃぁどこから手をつけようかな。普天間基地移設問題。
普天間基地移設問題解決法―その目的
これもまた再三書いているところだが、「普天間基地移設問題」とは何かといえば、「普天間に駐留する米海兵隊部隊をどこに配置するか」と言う問題である。配置換えをするならば、普天間基地を移設する問題となるし、配置換えをしないならば、普天間基地を継続使用するのだから、詰まるところ「何処に配置するか」の問題だ。
その問題を「最低でも県外」等と無責任にも民主党党首の( 勝手な口)約束として、今だ首相ならざる民主党党首(当時)ルーピー(※1)鳩山が口走り、あろう事かそう口走った事もあって民主党が大勝し、「政権交代」を果たしてしまったのがそもそもの発端だ。一昨年夏の忌まわしき「政権交代」なぞ発生しなければ、「普天間基地移設問題」は「辺野古移設反対運動」程度にしかならなかった筈だ。それが今のように「辺野古移設は不可能で、県内移設罷りならぬ」等と息巻くやからがゴロゴロするようになったのは、他でもない民主党党首であったルーピー鳩山と、その後の民主党の態度、例えば辺野古の市長選に辺野古移設反対派を支持してみたり、オバマ合衆国大統領をTrust Me !とペテンにかけたり、「(昨年)5月までに決着」と豪語しておきながら、政府案どころか民主党案一つまともに纏められなかったり、しているからだ。
さらに言うならば、これまた再三繰り返すとおり、「普天間基地移設問題」とは「普天間に駐留する米海兵隊部隊をどこに配置するか」と言う兵力配置の問題である以上、その検討に当たっての評価基準は、以前記事にしたところでは、以下の優先順位となる。
① 我が国の安全保障からの視点。在沖縄海兵隊の抑止力維持
その問題を「最低でも県外」等と無責任にも民主党党首の( 勝手な口)約束として、今だ首相ならざる民主党党首(当時)ルーピー(※1)鳩山が口走り、あろう事かそう口走った事もあって民主党が大勝し、「政権交代」を果たしてしまったのがそもそもの発端だ。一昨年夏の忌まわしき「政権交代」なぞ発生しなければ、「普天間基地移設問題」は「辺野古移設反対運動」程度にしかならなかった筈だ。それが今のように「辺野古移設は不可能で、県内移設罷りならぬ」等と息巻くやからがゴロゴロするようになったのは、他でもない民主党党首であったルーピー鳩山と、その後の民主党の態度、例えば辺野古の市長選に辺野古移設反対派を支持してみたり、オバマ合衆国大統領をTrust Me !とペテンにかけたり、「(昨年)5月までに決着」と豪語しておきながら、政府案どころか民主党案一つまともに纏められなかったり、しているからだ。
さらに言うならば、これまた再三繰り返すとおり、「普天間基地移設問題」とは「普天間に駐留する米海兵隊部隊をどこに配置するか」と言う兵力配置の問題である以上、その検討に当たっての評価基準は、以前記事にしたところでは、以下の優先順位となる。
① 我が国の安全保障からの視点。在沖縄海兵隊の抑止力維持
② 日米間合意の実現性
③ 地元住民(※2)の理解(説得ないし強行)。「普天間基地の危険低減」などはここに入る。
④ 連立政権維持。
前回記事にした際には、まだ社民党が( 恐るべき事に)政権与党の中に混ざって居たから、上記④は現状よりも困難であった(※3)。逆に言えば現状の上記④は、民主党分裂と日本新党の政権離脱さえ回避すれば達成出来るのであり、鳩山政権時代よりも楽になっている。さらに、今回の仮想実験では、民主党にも小沢一郎にも宣戦布告している私が民主党党首なのだから、上記④なんざ評価項目から外してしまって構わない。必要なのは、民主党が政権与党であり続けることではなく、普天間基地移設問題の解決だ。
となれば、普天間基地移設問題の評価項目は、上記の①~③で、優先順位も此の通り。沖縄二紙どころか朝日までもが「原点」と主張する、沖縄の基地負担軽減だの、普天間基地周辺の騒音被害軽減だのは、上記③になるのであろうが、副次的効果、オマケ、やれればラッキー、やれなくてもさして不都合ではない二義的目標だ。そのオマケを三赤新聞は「原点」なぞと主張するから、それに阿ってルーピー某(氏名は封印)が「民主党党首の(勝手な口)約束」等と称して「最低でも県外」等とぶち上げたからこそ、普天間基地移設問題は此処まで「こじれた」のである。それでも「Trust Me!」等と大見得切らずに、まじめに日米首脳会談で取り上げていれば、まだ方策はあったろうものの・・・まあ、それは、手段の話しだ。先ずは、目的を上記の通り明白に定めて、話を先に進めよう。
となれば、普天間基地移設問題の評価項目は、上記の①~③で、優先順位も此の通り。沖縄二紙どころか朝日までもが「原点」と主張する、沖縄の基地負担軽減だの、普天間基地周辺の騒音被害軽減だのは、上記③になるのであろうが、副次的効果、オマケ、やれればラッキー、やれなくてもさして不都合ではない二義的目標だ。そのオマケを三赤新聞は「原点」なぞと主張するから、それに阿ってルーピー某(氏名は封印)が「民主党党首の(勝手な口)約束」等と称して「最低でも県外」等とぶち上げたからこそ、普天間基地移設問題は此処まで「こじれた」のである。それでも「Trust Me!」等と大見得切らずに、まじめに日米首脳会談で取り上げていれば、まだ方策はあったろうものの・・・まあ、それは、手段の話しだ。先ずは、目的を上記の通り明白に定めて、話を先に進めよう。
<注釈>
(※1) とは当時はまだ呼ばれていなかった。過去の栄光だね。(※2) 優先される上記①により、その「地元住民」は必然的に沖縄県民となる。(※3) が、それは政府案が纏められなかった理由にはなっても、民主答案を纏められなかった理由にはならない。