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脱原発運動で世界の表舞台に復帰―菅直人前首相 http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_381277
言うもサラナリだが、あえて繰り返そう。私は、民主党が、嫌いだ。
先の衆院選挙で[政権交代]を果たしてしまう以前の民主党の野党時代からして嫌いだった。「なんでも反対」は自民党長期政権時代の野党の常ではあったけれども、当時でさえ参院の多数を占めて「ねじれ国会」を生じさせるだけの影響力を持ちながら、[国家に不忠なる野党]であり続け、自衛隊のインド洋上給油は「憲法違反」と称して無理矢理中断させ(*1)たりしていた。その「国家に不忠なる野党」民主党が、どうやら「政権交代」して政権与党になれそうだ、となると「憲法違反」の筈のインド洋上給油を「法律の期限までは容認」と言い出したのだから、如何にポリシーの無い「憲法違反」批判であったかと、自ら自白していた。
言うもサラナリだが、あえて繰り返そう。私は、民主党が、嫌いだ。
先の衆院選挙で[政権交代]を果たしてしまう以前の民主党の野党時代からして嫌いだった。「なんでも反対」は自民党長期政権時代の野党の常ではあったけれども、当時でさえ参院の多数を占めて「ねじれ国会」を生じさせるだけの影響力を持ちながら、[国家に不忠なる野党]であり続け、自衛隊のインド洋上給油は「憲法違反」と称して無理矢理中断させ(*1)たりしていた。その「国家に不忠なる野党」民主党が、どうやら「政権交代」して政権与党になれそうだ、となると「憲法違反」の筈のインド洋上給油を「法律の期限までは容認」と言い出したのだから、如何にポリシーの無い「憲法違反」批判であったかと、自ら自白していた。
さて、政権交代を果たし、「国家に不忠なる与党」と言う恐るべき権力亡者になり果せた民主党のその後はと言うと、一言で言えば「筆舌に尽くし難い」である。歴代民主党首相の面ぁ思い起こすだけで腹が立ってくる。ルーピー鳩、スーパーゾンビ菅、ドジョウ野田にはまだ鳩や菅ほどには腹が立たないが、それもまあ、時間の問題だろう。何しろ、民主党なんだから。
だが一方で、現職首相のドジョウ野田よりも、スーパーゾンビ菅やらルーピー鳩やらのほうが、私の血圧には覿面に悪い事も、今のところ事実だ。
その私の健康に悪いスーパーソンビ菅が、なにやら偉そうにウォールストリートジャーナルのインタビューに答えているそうだ。先ずは、共同通信報道を、御一読願おうか。
だが一方で、現職首相のドジョウ野田よりも、スーパーゾンビ菅やらルーピー鳩やらのほうが、私の血圧には覿面に悪い事も、今のところ事実だ。
その私の健康に悪いスーパーソンビ菅が、なにやら偉そうにウォールストリートジャーナルのインタビューに答えているそうだ。先ずは、共同通信報道を、御一読願おうか。
<注釈>
(*1) 後に、衆院の2/3議席を握っていた自民党によって給油は再開された。
転載開始=========================================
「日本の前首相、反原発活動家に転身」 米紙が菅直人氏にインタビュー
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120126/amr12012614490008-n1.htm
2012.1.26 14:46 [菅前首相]菅直人前首相
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は25日、菅直人前首相のインタビューを掲載、「脱原発依存」を訴える発言を伝え「日本の前首相、反原発活動家に転身」と報じた。菅氏は脱原発依存と再生可能エネルギー開発について「経済の発展につながる。日本が(再生可能エネルギーの)モデル国家になる」との期待を示した。同紙は、菅氏が市民運動家出身であることを紹介、取材で「青年のような笑顔を見せた」とし「議員になる前の経歴に戻った」と表現した。インタビューは記事と動画で報じた。菅氏は東京電力福島第1原発事故の際に抱いた危機感について「(放射線という)見えない敵に日本の領土を3分の1や半分奪われ、影響は他の国に及ぶ。国の存続がかかっていると感じた」と話した。(共同)
=================================転載完了
Nutz!スーパーゾンビ菅直人、首相を辞しても風評被害で国益損失忘れず
「原典にあたる」と言うのは、時に重要である。「原典」が解説され、注釈され、抽出されたエッセンス、ダイジェスト版或いは図説などに拠って「全体像を掴む」のも理解するうえでは重要だが、その「わかりやすくする課程」で抜け落ちてしまうもの、捻じ曲げられてしまうものも無いわけではないから、「原典にあたる」「一次資料を読む」と言うのは意義がある。「意義がある」だけで、「それが絶対ではない」と言うのも、留意すべきではあるが。
上掲の共同通信記事は、その冒頭にあるとおり「ウオールストリートジャーナル」誌の「要約」である。同誌日本版は、最近「ブログへのリンクが可能」になっているのだから、「原典にあたらない」手は無い。
脱原発運動で世界の表舞台に復帰―菅直人前首相 http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_381277
で、こちらのWSJ誌記事から、スーパーゾンビ菅の発言を拾っていくと、以下のようになる。
上掲の共同通信記事は、その冒頭にあるとおり「ウオールストリートジャーナル」誌の「要約」である。同誌日本版は、最近「ブログへのリンクが可能」になっているのだから、「原典にあたらない」手は無い。
脱原発運動で世界の表舞台に復帰―菅直人前首相 http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_381277
で、こちらのWSJ誌記事から、スーパーゾンビ菅の発言を拾っていくと、以下のようになる。
> 菅氏はインタビューで
菅1> 「原点復帰と言われている」と現在の活動(反原発運動)について語り、
菅2> 「最優先で時間と力を注いでいる。楽しくやっている」と付け加えた。
菅1> 「原点復帰と言われている」と現在の活動(反原発運動)について語り、
菅2> 「最優先で時間と力を注いでいる。楽しくやっている」と付け加えた。
菅3> 「原発に依存しなくてもよい世界を目指すべきだ。
菅4> 日本はそのモデルの国になることが望ましいと考える」とその抱負を語った。
菅4> 日本はそのモデルの国になることが望ましいと考える」とその抱負を語った。
> 菅氏は、自身がまだ若手政治家だった頃、原発を過渡的なエネルギー源と考えていたという。
> しかし、その後の流れとして
菅5> 「政党が大きくなると、もっと積極的に原子力は安全なんだからいいんじゃないか、という意見の人も多くなった」と指摘する。
> しかし、その後の流れとして
菅5> 「政党が大きくなると、もっと積極的に原子力は安全なんだからいいんじゃないか、という意見の人も多くなった」と指摘する。
> 同氏は原発関係者に対して
菅6> 「戦後初めて、命をかけてでも収束に向けて頑張ってほしい、とお願いした」という。
> そして、首都圏に住む3500万人を避難させるというシナリオを頭の中で描いた。
菅7> 「日本の領土を半分奪われてしまう。
菅8> しかもその影響は他国まで及ぶ。国そのものの存在がかかっていると感じた」と菅氏は回想する。
菅6> 「戦後初めて、命をかけてでも収束に向けて頑張ってほしい、とお願いした」という。
> そして、首都圏に住む3500万人を避難させるというシナリオを頭の中で描いた。
菅7> 「日本の領土を半分奪われてしまう。
菅8> しかもその影響は他国まで及ぶ。国そのものの存在がかかっていると感じた」と菅氏は回想する。
> 当の菅氏はあくまでマイペースだ。
菅9> 「色々な批判のなかに、唐突だとか、思いつきだというものがあった。
菅10> 人間は思いつかないと発信できない。思いつきはいいこと、私にとってはポジティブなこと」と同氏は語る。
菅9> 「色々な批判のなかに、唐突だとか、思いつきだというものがあった。
菅10> 人間は思いつかないと発信できない。思いつきはいいこと、私にとってはポジティブなこと」と同氏は語る。
> そして、首相という重職から解放された今、菅氏は思いついたことを自由に実践できる。
> 江田氏は菅氏について、
菅11> 「元の彼に戻って毎日を送っているのだろう」と感想を漏らした。
> 江田氏は菅氏について、
菅11> 「元の彼に戻って毎日を送っているのだろう」と感想を漏らした。
・・・・さて、如何であろうか。
あれこれ腹も立てば、突っ込み所もある上記スーパーゾンビ発言であるが、先ず第一に指摘したいのは、かつて、それもさして昔ではない以前( 但し福島原発事故以前)に菅直人は、自らの政権の成果として、「ベトナムへの原発輸出成功」を挙げていた事である。序でに言えばその「原発輸出成功」は未だに成功し続けていて、原発は輸出される見込みであるし、仮に日本が契約違反を犯して原発輸出を中止したとしても、少なくとも日本の原発よりも先に発注されているロシア製原発はベトナムに輸入されるだろう。言い換えればベトナムは「原発依存社会を目指して」着実に歩んでいる。それはまあ、ベトナムの話しだから菅直人には無関係としても、そのベトナムへの日本からの原発輸出は、上記菅1>で言う「原点」とは全く反していた、事になる。
それを言うならば、所詮は市民運動家にしか過ぎない菅直人が首相の座にあって、さらにはその首相の座に居座り続けていた事が、そもそもの間違いであり、「原点」であるのだが。
次に指摘したいのは上記菅6>で言う「命を賭けて頑張って欲しいというお願い」だ。「撤退すれば100%東電は潰れる」などと言う「失業の恐怖を梃子にした恫喝」と此の「命を賭けてというお願い」は、全く相反するものではないのかね。「失業の恐怖」は「失業の恐怖」にしか過ぎない。それは鞭ではあろうが、「利を説いている」だけだ。「利」に「命を賭ける」なんてのは余っ程の事であるし、その利で東電を吊ろうと言うのは、東電を始めとする現場職員たちを、相当に馬鹿にした話だ。「お願い」などと言えた義理ではない。
であるならば、上記菅6>で言う「命を賭けてと言うお願い」、言い換えれば「死ねと命じた」のは、一体福島原発事故対処の、どの時点の、どの発言の事なのかね。私は個人の許す範囲で同事故には注目していた心算だが、首相の斯様な重大発言は、聞いた覚えも呼んだ覚えも、全くないのだから。
先述の共同通信記事もあった上記菅7>~菅8>発言はさらに重大だ。
政府が最悪事態に備えるのは良い。最悪事態を想定しておく事も重要だ。先頃報じられたように、「東電が福島原発から撤退し、福島原発が放棄されたとしてのSPEED解析による放射性物質拡散」を想定した事自体は、誉めてやっても良いぐらいだ(*1)。
だが、その想定される最悪事態を以ってしても、「首都圏に住む3500万人を避難させるというシナリオを頭の中で描いた。」としても、上記菅7>「日本の領土を半分奪われてしまう。」は言い過ぎだ。首都圏から東北地方にかけてを考えたとしても、「日本の領土の半分」にはならない。
況や上記菅8> 「しかもその影響は他国まで及ぶ。」に至っては、一体どの「他国」を指しているか、全く理解できない。福島原発事故が起きた時期は特に、大陸からの偏西風が強く、大陸の黄砂が日本にまで飛んで来るような季節であるし、偏西風は強弱こそあれ季節に関わらず吹いている。SPEEDの結果なんぞ見なくても、福島原発からの放射性物質は太平洋に吹き流されるのは自明だ。海流の影響を含めても、最も影響を受ける外国は、太平洋の向こうだ。その間に海水と大気で放射性物質は希釈される。
それを言うならば、所詮は市民運動家にしか過ぎない菅直人が首相の座にあって、さらにはその首相の座に居座り続けていた事が、そもそもの間違いであり、「原点」であるのだが。
次に指摘したいのは上記菅6>で言う「命を賭けて頑張って欲しいというお願い」だ。「撤退すれば100%東電は潰れる」などと言う「失業の恐怖を梃子にした恫喝」と此の「命を賭けてというお願い」は、全く相反するものではないのかね。「失業の恐怖」は「失業の恐怖」にしか過ぎない。それは鞭ではあろうが、「利を説いている」だけだ。「利」に「命を賭ける」なんてのは余っ程の事であるし、その利で東電を吊ろうと言うのは、東電を始めとする現場職員たちを、相当に馬鹿にした話だ。「お願い」などと言えた義理ではない。
であるならば、上記菅6>で言う「命を賭けてと言うお願い」、言い換えれば「死ねと命じた」のは、一体福島原発事故対処の、どの時点の、どの発言の事なのかね。私は個人の許す範囲で同事故には注目していた心算だが、首相の斯様な重大発言は、聞いた覚えも呼んだ覚えも、全くないのだから。
先述の共同通信記事もあった上記菅7>~菅8>発言はさらに重大だ。
政府が最悪事態に備えるのは良い。最悪事態を想定しておく事も重要だ。先頃報じられたように、「東電が福島原発から撤退し、福島原発が放棄されたとしてのSPEED解析による放射性物質拡散」を想定した事自体は、誉めてやっても良いぐらいだ(*1)。
だが、その想定される最悪事態を以ってしても、「首都圏に住む3500万人を避難させるというシナリオを頭の中で描いた。」としても、上記菅7>「日本の領土を半分奪われてしまう。」は言い過ぎだ。首都圏から東北地方にかけてを考えたとしても、「日本の領土の半分」にはならない。
況や上記菅8> 「しかもその影響は他国まで及ぶ。」に至っては、一体どの「他国」を指しているか、全く理解できない。福島原発事故が起きた時期は特に、大陸からの偏西風が強く、大陸の黄砂が日本にまで飛んで来るような季節であるし、偏西風は強弱こそあれ季節に関わらず吹いている。SPEEDの結果なんぞ見なくても、福島原発からの放射性物質は太平洋に吹き流されるのは自明だ。海流の影響を含めても、最も影響を受ける外国は、太平洋の向こうだ。その間に海水と大気で放射性物質は希釈される。
そんな事も理解できずに、或いは理解して尚上記菅7>~菅8>の発言を「日本の元首相」が為す事は、日本に対する風評被害を助長するものである。
左様、風評被害以外の何ものでも無い。福島原発事故による放射性物質の「他国への影響」は、風評被害を除けば現状に至るも学術的興味以上のモノは、一切無い。
上記菅9>~菅10>の詭弁も酷いものだ。上記菅10>「人間は思いつかないと発信できない。」と言うのは嘘ではない。発想もしないような事を発言するのは、気違いか寝言うわ言の類であろう(*2)。確かにその通りだが、それは、「思いつきだけで発言して良い」事は意味しない。況や貴様は当時、日本国首相の重責にあったのだろうが。「思いつきは良い事」であったとしても、「思いつきだけで発言する」のは、少なくとも日本国首相としては、明らかに、悪い事だ。
そんな事も知らない、或いは知らないふりをして・・・・これが此の間まで日本の首相だ。
さて、国民よ。先の衆院選挙で私を絶望させかけた国民よ。
左様、風評被害以外の何ものでも無い。福島原発事故による放射性物質の「他国への影響」は、風評被害を除けば現状に至るも学術的興味以上のモノは、一切無い。
上記菅9>~菅10>の詭弁も酷いものだ。上記菅10>「人間は思いつかないと発信できない。」と言うのは嘘ではない。発想もしないような事を発言するのは、気違いか寝言うわ言の類であろう(*2)。確かにその通りだが、それは、「思いつきだけで発言して良い」事は意味しない。況や貴様は当時、日本国首相の重責にあったのだろうが。「思いつきは良い事」であったとしても、「思いつきだけで発言する」のは、少なくとも日本国首相としては、明らかに、悪い事だ。
そんな事も知らない、或いは知らないふりをして・・・・これが此の間まで日本の首相だ。
さて、国民よ。先の衆院選挙で私を絶望させかけた国民よ。
諸君らは、この菅直人を「首相にすえよう」と先の衆院選挙を投票したわけではないな。先の衆院選挙では、あのルーピー鳩が、麻生太郎よりも「首相に相応しい」ないし「首相としても構わない」と判断して投票し、忌まわしき「政権交代」を引き起こした筈だ。
だが、そのルーピー鳩の政権下では、この菅直人が副首相であったのだぞ。理解しているか、国民よ。
理解すべきであるぞ、国民よ。
愚かな国民の下では、民主主義は衆愚政治にしか、なりようが無いのだから。
如何に、国民。
<注釈>
(*1) それを「なかった事」にして、なんらコンティンジェンシープランを練った形跡が無いのは、大いに糾弾されるべきだが。(*2) 菅の前の首相であったルーピー鳩には、そんな寝言うわ言としか思われない発言が数多あったし、今も発言しているようだが。