新年明けましておめでとう御座います。
本年も宜しくお願いいたします。
今年は西暦でいうと2012年。皇紀で2671年。平成の御代も24年目となります。
昨年一年もあれこれと嘆かわしいこと、腹立たしいこと、悲しいことの数多あった年であり、折々弊ブログの記事となっているところであります。平穏無事こそ多くの人の願いであれば、その願いが叶って平穏無事の世であるなら、弊ブログの記事も、私の趣味に走った記事ばかりとなるところでありましょう。
だが、現実はそんなに甘くない。今年とて、前記の通り「明けましておめでとう」と願いもし、唱えもしますが、一方で「そうはならないだろう」氏「そうはならないモノと考え、予測し、行動すべき」とも考えております。
そうは言っても、昨年の東日本大震災を筆頭とする諸々の災厄に逢いながら、我が国日本の曙光・希望の光が見えてきたのも、紛れもない実感。その筆頭は、東日本大震災の折りに被災地、被災者、現場の日本人が見せた強さ、強靭さ、美しさであります。
それら日本の曙光は、我が国、日本の誇るべき歴史と伝統、精神的風土の賜。無論その精神的風土の上に、各位が重ねた研鑽や忍耐などの精神的修養あっての「賜」の発揮ではありますが、その土台は日本という国土、日本精神が提供したものと考えます。
つまり、我が国・日本なればこそ、見出しえた希望の光。
その希望の光が、今年はさらに強く確かなものとなり、我が国土を遍く照らすよう、願い、祈ります。
理系人間で知性と理性を人類の存在理由と考え、合理的判断を旨としている私のような人間でさえ、新ためて願い、祈りたくなるような機会。それが日本の正月であります。
Happy New Year!だと、こうはいかねぇだろ。