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AFP通信が報じるは、古代・カンブリア紀の海の覇者であったとされる巨大軟体動物アノマロカリスの目の完全な化石発見のニュース。この目の化石から、アノマロカリスは優れた複眼の持ち主であった事が判明したため、
1> 複眼の状態から、アノマロカリスが明るく澄んだ海に生息し、非常に優れた視力を急速に発達させていったと考えられると指摘。
2> このことによって、進化過程における生存競争が激しさを増したとの見方を示している。
1> 複眼の状態から、アノマロカリスが明るく澄んだ海に生息し、非常に優れた視力を急速に発達させていったと考えられると指摘。
2> このことによって、進化過程における生存競争が激しさを増したとの見方を示している。
と、報じられている。言い換えれば、複眼と言う優れた光学センサーをアノマロカリスらが装備した為に、索敵範囲が劇的に広がって、触発信管から近接信管への換装宜しく「古いセンサ装備ならば会敵しなかったような相手=獲物or繁殖相手とも会敵できるようになった」と言う事だろう。当然、生存競争は激しさを増すから、進化のスピードも上がる。「カンブリア大爆発」と呼ばれる急速な多様化・進化のきっかけになったと言う説もあるから、生物学的光学センサー「眼」の意義は、仲々侮れない。
あまつさえ、
3> アノマロカリスの目が複眼だったことで、昆虫や甲殻類など現代の節足動物の祖先であることも確認された。
とも報じられているから、「複眼だけで其処まで飛躍して良い物か」とも思うが、この説に従えば、「昆虫や甲殻類等の節足動物」即ち、クモ、カニ、エビ、サソリから数多の昆虫まで「アノマロカリスの孫子たち」と言う事になる。
とも報じられているから、「複眼だけで其処まで飛躍して良い物か」とも思うが、この説に従えば、「昆虫や甲殻類等の節足動物」即ち、クモ、カニ、エビ、サソリから数多の昆虫まで「アノマロカリスの孫子たち」と言う事になる。
「多寡が虫」と侮る無かれ。「虫」と言うとつまらない物小さい物の喩えでもあるが、「雲霞の如く」なんて喩えもある通り「数多い物」の喩えでもある。事実、現在の地球上に於いても個体数や種の多様性で昆虫が圧倒的である事を指して「現在は、昆虫の時代である」と喝破したのは、確か、故アイザック・アシモフ老だ。
であるならば、現在尚「アノマロカリスの子孫達」は、古代・カンブリア紀以来の「我が世の春」を謳歌している事になる。
誠、タイトルにもした「見る者が勝つ(*1)」は至言である。
而して、この至言の上に「心、此処にあらざれば、見るとも見えず。」を重ねれば・・・
「心」即ち「正しい知性」こそが、最強の進化論的武器、と言う事になる。
ルーピーじゃぁ、駄目だと言う事だ。言うまでもないか。
であるならば、現在尚「アノマロカリスの子孫達」は、古代・カンブリア紀以来の「我が世の春」を謳歌している事になる。
誠、タイトルにもした「見る者が勝つ(*1)」は至言である。
而して、この至言の上に「心、此処にあらざれば、見るとも見えず。」を重ねれば・・・
「心」即ち「正しい知性」こそが、最強の進化論的武器、と言う事になる。
ルーピーじゃぁ、駄目だと言う事だ。言うまでもないか。
<注釈>
(*1) 出典不明。英国はネルソン提督流の「ネルソンタッチ=見敵必殺」は一寸意味が違うし・・・