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 大阪で福島製橋桁が福島差別の槍玉に上がり、放射能計測を実施された上、橋本府知事が福島差別で大衆迎合=人気取りをする暴言を吐いた件は既に記事にした(*1)が、今回はその続報。発注者ではないが橋のある大阪府河内長野市の芝田市長が、橋桁の製造元のある福島県郡山市の原市長と面会したと言うニュース。
 
 先ずは、御一読願おうか。
 

<注釈>

(*1)  橋本府知事の福島差別と大衆迎合―福島産橋桁「汚染が心配」で府民に謝罪 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36090048.html 
転載開始========================================= 

【放射能漏れ】
福島製の橋桁に反対 河内長野市長が郡山市長と面会 「住民の不安取り除く努力をしたい」

  http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111011/dst11101119200024-n1.htm
2011.10.11 19:17 [放射能漏れ]
原正夫郡山市長と会談する芝田啓治河内長野市長(左)=郡山市役所
 放射性物質の汚染を心配する住民の声で、福島県郡山市で造られた橋桁が大阪府河内長野市に搬入できないでいる問題で、芝田啓治河内長野市長が11日、郡山市を訪れ、原正夫市長と面会した。
 芝田市長は「福島県民、郡山市民に不快な思いをさせて残念。市民の代表として住民の不安を取り除く努力をしたい」と語り、理解を求めた。原市長は「放射線量に関しては流通の前提として互いに確認することが大事」と述べた。
 橋桁は河内長野市天見の国道371号バイパスの一部で、平成21年5月に郡山市の矢田工業が約1億2500万円で府から受注。今年9月に河内長野市に搬入する予定だったが、7月末の地元住民への説明会で橋桁が郡山市内で造られたことを説明すると、一部住民から放射性物質の汚染を不安視する声が上がったという。
 同社が独自に放射線量を測定した結果、人体に影響がないとされる年間1ミリシーベルトを大きく下回る0・68ミリシーベルトだった。
 芝田市長は「今後、発注者である府が住民に説明すると思うが、市としても中に入って説明したい」と述べた。
=================================転載完了
 
 

橋桁の上で暮らしても問題ないのに、渡るが何だ。馬鹿も休み休み言え。

 如何であろうか。
 
 無意識に一読するならば、「良い話」である。
 
1>  芝田市長は
2>「福島県民、郡山市民に不快な思いをさせて残念。
3> 市民の代表として住民の不安を取り除く努力をしたい」
 
と報じられているから、少なくとも河内長野市の芝田市長には、「福島産橋桁に不安」問題で福島県民と郡山市民にも謝罪するだけの良識がある事が示されており、幾ら選挙民=票田であるとは言え大阪府民に阿るばかり橋本大阪府知事よりは大分マシである。
 
 逆に福島県郡山市の原市長は以下のように述べたと報じられている。
 
4> 原市長は「放射線量に関しては流通の前提として互いに確認することが大事」
 
 先行記事でも指摘したとおり、当該橋桁の放射能検査なぞ、税金の無駄遣いであるし福島差別にして福島に対する経済制裁ないし経済的足枷である。理屈で考えて、健康に影響するような放射性汚染があろうはずもないものを、「放射線量を確認する」など無駄である。「お互いに」と言う事は、二重のクロスチェックであり、2倍無駄である。その二倍の無駄を、福島県郡山市の原市長自らが口にしてしまうのは日本人の優しさであり謙譲の美徳でもあるが本件に関して正しい態度とは言いかねる。それは先行記事にもした通り、福島差別を正当化しかねない。
 
 章題にもした通り、橋桁の上で暮らすなんて人間は稀有であるし、大半の利用者は橋を通過するばかりだから、報道記事で比較対象とされる「人体に影響がないとされる年間1ミリシーベルト」なんて基準さえ誇大である。仮に毎日1往復で二回この橋を通過するとして、橋を渡るのが毎回渋滞で1時間かかったとしても、その橋桁の影響範囲に居るのは1日に2時間でしかない。時間にして1日の1/12なのであるから、「年間12ミリシーベルト」の放射能が検出されても、毎日この橋を二回渡る人の健康にさえ影響しない。そんなことは問題の福島産品が橋桁であると言う時点で明らかなことである。
 
 橋桁と言う物がどれほど健康に影響するかや、大気中に漂う放射性物質が付着しただけの橋桁がどれほど「汚染」されるか、或いは橋桁に付着した放射性物質で健康に影響するならば、その橋桁を作った人や運んだ人、作った場所に住んでいる人がどれほどの影響を喰らうか(*1)と言った事を考えようとも検証しようともせずに、タダ福島産の橋桁だから不安だと抜かす奴バラは、放射能ヒステリーで思考停止に陥っているのであり、その挙句「福島産橋桁の放射能計測」を求めるとしたら、これはもう立派な福島差別の福島経済制裁だ。復興支援と言う言葉さえ虚しい。その思考停止の福島差別を公言してしまうのならば、恥知らずとしか言いようがあるまい
 
 で、放射能ヒステリーで思考停止している福島差別の恥知らずなんぞに、どうして阿る必要があろうか。無視して切り捨てれば良いのである。
 
 ああ、ひょっとすると「福島県産橋桁の放射能検査」は大阪府が実行しただけで、放射能ヒステリーで思考停止した奴バラが要求したことではないかも知れない。報じられう放射能検査データを示されても彼奴らはそれでも福島県産橋桁は不安だとも言いかねない。福島差別に陥っているのならば尚更だ。
 
 付き合ってられないし、付き合う必要すらない。
 世の中いろんな人間が居るから、放射能ヒステリーで思考停止に陥り、福島差別に至っている奴バラも居るだろう。そんな奴バラに正しい放射能の知識を啓蒙し、放射のヒステリーから解放してやる(*2)のも崇高な仕事だとは思うが、解放されようがされなかろうが、それで不安を感じようが、それは彼奴らの勝手であって、行政として手間暇金をかける必要性なぞ、全くない。
 
 行政が為すべきことは、思考停止の奴バラの不安に応えて人気取りをすることよりも、そんな奴バラが流布し猖獗を極めている福島差別を解消することである。
 
 その福島差別解消が、正しい放射能知識の普及と言う啓蒙で出来るのならば、幸いこれにすぐるは稀有であろうが・・・期待は薄いな。琉球新報よろしく正しい放射能教育と称して洗脳教育している!」ぐらいの事を言い出しかねない。
 
流石は安全保障で思考停止の琉球新報社説-原子力教育は洗脳だという  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/36035137.html
 
 

<注釈>

(*1) 逆に彼らに深刻な健康被害が出ていない以上、彼らは身を張って福島産橋桁の安全性を実証した事になる。意図するせざるに関わらず。
 
(*2) 正直言って、解放されるかどうかは疑問だ。殊に、意図的に放射能ヒステリーを引き起こしている節が多々ある元からの反原発グループは。