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先行記事にした「ヒゲの隊長」佐藤議員ら自民党三議員による鬱陵島視察は、予想通り韓国側の強制送還により、鬱陵島上陸もならずに帰国を余儀なくされた。
竹島三有志、鬱陵島へ向け出国!―流石はヒゲの隊長殿 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/35729320.html
以下はその報道である。
転載開始==============================================================================
菅内閣、譲歩と配慮のツケ
1日深夜、羽田空港国際線ターミナル。50人以上の報道陣に囲まれた自民党の稲田朋美衆院議員はこう言ってため息をついた。自民党の新藤義孝衆院議員、佐藤正久参院議員もやや疲れた表情。韓国当局と約8時間あまりも押し問答を続けたこともあるが、「譲歩」を繰り返した日韓外交が両国の溝をより深くしたと痛感したからだった。3人は午前11時すぎに全日空機で金浦空港に到着。出迎えた韓国の空港事務所関係者は「法務部」の看板を掲げた部屋に誘導し、空港事務所長が「入国不許可」を告げた。理由は「公共の安全を害する」。3人は「テロリストに適用する法律ではないか」「入国理由を聞かずに何をもって『公共の安全を害する』のか」と詰め寄ったが、所長は「分からない」を繰り返し、最後はこう言って部屋を去った。「私の権限を越えているので…」午後になると韓国側は3人に「ディテンションルーム」(入国を拒否された人たちを仮留置する部屋)への移動を通告。さすがにこれは撤回したが、3人は空港から一歩も外に出ることはできなかった。入国の許可は基本的にその国の裁量に委ねられるとはいえ、3人の視察先は竹島ではなく日本政府も韓国領と認める鬱陵島であり何の問題もない。それをかたくなに拒む韓国政府の姿は民主主義国家と言い難い。しかも、「身辺の安全上の憂慮がある」として入国拒否を指示したのは李明博大統領だ。訪韓を直前に見送った平沢勝栄衆院議員は「大統領が他国の国会議員の安全を保証できない国が先進国といえるのか」と首をかしげる。ただ、新藤氏らが金浦空港を離れる直前、韓国当局者はこう言った。「入国させられず申し訳ありませんでした…」
× × ×
1日の金浦空港周辺は異様な雰囲気に包まれた。韓国の保守派団体関係者ら200人以上が集結し、新藤氏らが入った部屋とガラス一枚隔てた位置を陣取り、シュプレヒコールを繰り返した。韓国メディアは、新藤氏が硫黄島で玉砕した栗林忠道中将の孫であることをことさらに強調し、旧日本軍をイメージを重ねて世論を刺激した。1日付の朝鮮日報は、3人と合流予定だった竹島研究者の下條正男拓殖大教授が7月31日夜、仁川国際空港で入国を拒否された記事を1面トップで報道。「こっそり入国 摘発 きょう未明 追放」とまるで密入国者扱いだった。
× × ×
日本政府の動きは相変わらず鈍かった。「日韓の友好協力関係に鑑みて極めて遺憾だ…」枝野幸男官房長官は1日午後の記者会見で憂慮を淡々と表明。「外交当局として一行の入国についてギリギリまで最善を尽くしている」と“官僚答弁”を繰り返した。そもそも日本政府が動いたのは1日になってからだった。7月27日に韓国紙が李大統領が新藤氏らの訪韓に懸念を示したことを報じた際、枝野氏は「韓国側がいろいろと心配しているのは承知している。政府として特段コメントすべき事項ではない」と傍観する方針を表明。これにより韓国側が強硬姿勢をより強めたとの見方もある。菅直人内閣は日韓併合100年の「謝罪談話」を出したり、朝鮮王室儀軌(ぎき)の引き渡しを約束するなど韓国への譲歩と配慮の繰り返しだった。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件やメドベージェフ大統領の北方領土視察などでの主権意識の欠落した対応も韓国の強気を後押ししたとみられる。韓国政府は竹島領海内の「海洋科学基地計画」を打ち出し、ヘリポート改修拡張工事を始めるなど竹島の実効支配を着々と強化。韓国閣僚や国会議員の竹島訪問も相次ぎ、韓国国会は12日の「独島委員会」を竹島で開催すると言い出した。6月16日には大韓航空が成田-仁川間の新型機導入を記念したフライトで竹島上空を飛行した。にもかかわらず、首相は何の指導力も発揮しようとしない。今回の対応を受け、韓国ばかりか、中国やロシアもますます強硬姿勢を強めるに違いない。(酒井充、久保田るり子、ソウル 加藤達也)
【鬱陵島】 佐藤正久参院議員 帰国コメント「尋常ではない」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110801/stt11080123550006-n1.htm
2011.8.1 23:51
佐藤正久参院議員「テロリストではないにも関わらず、テロリストに適用する出入国管理法の条項を適用したことは友好国の国会議員に対して取る対応ではない。訪問の目的や内容を一切聞かずに入国禁止措置を実行するのは尋常ではない。日本政府からも強い抗議を求めたい。問題の原因は、日韓双方の主張がかみ合っておらず協議する場がないことにある。政府内や国会に領土保全のための部署を設けることが必要だ。領土問題のトゲを抜かない限り、日韓関係は振り出しに戻ってしまう。双方が真剣に取り組む時期に来ている」
【鬱陵島視察】 下條正男・拓大教授 韓国の本質さらした「国外追放」
韓国に入国拒否された拓殖大学の下條教授
自民党国会議員らと共同で韓国・鬱陵(ウルルン)島を視察する予定だったものの、7月31日に仁川空港で入国を拒否された拓殖大学の下條正男教授は1日、産経新聞の取材に応じた。今回の訪韓は、自民党の国会議員と共同で鬱陵島を視察するほか、知人を訪ね別の調査研究を行うことも目的だった。にもかかわらず、現地では勝手に「日本の右翼国会議員の先遣隊」と決めつけられ、国外「追放」された。鬱陵島には3度訪れたことがあるが、実はここにある「独島博物館」には、竹島が韓国領であることを示す文献は何一つ展示されていない。「視察されては困る」というのが韓国側の本音だったのではないか。新藤義孝衆院議員らの顔写真を燃やすといった抗議活動をはじめとする韓国内の「騒動」は、日韓双方のマスコミに大きく報じられたが、来年12月に迫った次期大統領選を念頭に置いた冷静な分析が必要だ。李明博大統領側が、竹島問題を自らの支持率アップや対日穏健派の対立陣営批判のための「パフォーマンス」に利用している側面は見落としてはいけない。新藤氏らの行動は、問題解決の手がかりを得るため自ら現地に赴く、という至極当然の考えに基づくものだ。目的は達成されなかったが、圧力に屈せず粛々と行動に出たことで、今回、外交をめぐる諸判断はすべて韓国側が行うこととなった。そして結果として、韓国内の意見対立があぶり出される形となった。現在の韓国の内部分裂は、自主独立を掲げた独立党と宗主国の清に従属することで政権を維持しようとした事大党が激しく対立した約100年前の李氏朝鮮末期を見ているようだ。今回の経験は、日本の国益に立って今後の日韓外交を見直す上で意義あるものとなったのではないか。いずれにしても、自分たちと違う意見や学術研究さえも認めようとしない「入国拒否」「追放」は、韓国の外交体質を改めて明らかにしたといえる。今回の一件が韓国の本質を示していると見るべきだろう。
============================================================================転載完了
第一次攻撃隊帰投。第二次攻撃の要有り。
如何であろうか。
先ず今回、国会議員として公式に鬱陵島視察を敢行した佐藤正久参院議員、新藤義孝衆院議員、稲田朋美衆院議員の三有志に敬意を表したい。自民党としての公式視察の予定が韓国側圧力に屈して議員の個人的訪問となり、それさえも韓国政府の強硬措置により強制送還されたのは遺憾であり不服ではあるが、出発前に三有志が表明していた通り、「行かねば、屈した事になる。」と言うのはまごう事なき事実であり、斯様な場面で屈し続けてきたのが戦後の対半島外交(*1)である。
別の報道によれば、自民党執行部は今回鬱陵島視察議員に対し議員個人としての訪問に格下げした以外にもあれこれと、「日韓友好のため、波風を立てないため」に尽力している(勿論皮肉)そうである。
弱腰浮き立つ自民執行部 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110802/stt11080201330001-n1.htm
が、これでは、自民党が、半島相手に土下座謝罪しまくって付け上がらせているだけの菅直人及び現・民主党政権と変わりがないではないか。
> 石原氏「われわれは菅直人首相と戦っている。そのときに外国訪問とは気が緩んでいると思われる」
別の報道によれば、自民党執行部は今回鬱陵島視察議員に対し議員個人としての訪問に格下げした以外にもあれこれと、「日韓友好のため、波風を立てないため」に尽力している(勿論皮肉)そうである。
弱腰浮き立つ自民執行部 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110802/stt11080201330001-n1.htm
が、これでは、自民党が、半島相手に土下座謝罪しまくって付け上がらせているだけの菅直人及び現・民主党政権と変わりがないではないか。
> 石原氏「われわれは菅直人首相と戦っている。そのときに外国訪問とは気が緩んでいると思われる」
と、自民党・石原氏は振動議員違法艦延期を迫ったと、上掲報道にあるが、「菅直人首相と戦う」ならばなおの事、菅直人流・民主党流・対半島/対支那土下座謝罪外交と決別すべきだ。それは自民党旧政権時代の一部との決別でもある。
> 安倍晋三、麻生太郎両元首相らは「視察を認めるべきだ」と党執行部に働きかけたが、
>石原氏は衆院への新藤氏らの請暇願提出さえ拒んだ。
>石原氏は衆院への新藤氏らの請暇願提出さえ拒んだ。
と言う上掲記事の報道に、自民党に未だ残る「古い体質」にして実に「民主党的な」自虐被虐体質と、そこから脱却の曙光としての安倍晋三、麻生太郎両元首相を見る思いである。
一方で、先行記事にもした通り今回訪韓を拒否されたのは自民党三議員ばかりではない。拓殖大学の下條教授が先行して強制送還されている。この事は、「竹島は日本の領土と言う、日本人としては当然の主張をする国会議員」の政治的影響に対する配慮と言うよりも、「竹島は日本の領土と言う、日本人としては当然の主張」そのものに対する入国拒否であり、思想弾圧である。転載記事で下條教授も以下引用に指摘するとおりである。
下1> 自分たちと違う意見や学術研究さえも認めようとしない「入国拒否」「追放」は、
下2> 韓国の外交体質を改めて明らかにしたといえる。
下3> 今回の一件が韓国の本質を示していると見るべきだろう。
「ウリナラ(我々流)半万年!」などと豪語しながら、この程度の異論異説も寛容出来ないのだから、半島ってのはその半万年、何をやっていたんだろうね。
所詮は、我流か。「愚か者は自らを師とする」と言うしな。
「一書に曰く」-日本書紀に見る、異説を排さぬ知恵- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21306445.html
一方で、先行記事にもした通り今回訪韓を拒否されたのは自民党三議員ばかりではない。拓殖大学の下條教授が先行して強制送還されている。この事は、「竹島は日本の領土と言う、日本人としては当然の主張をする国会議員」の政治的影響に対する配慮と言うよりも、「竹島は日本の領土と言う、日本人としては当然の主張」そのものに対する入国拒否であり、思想弾圧である。転載記事で下條教授も以下引用に指摘するとおりである。
下1> 自分たちと違う意見や学術研究さえも認めようとしない「入国拒否」「追放」は、
下2> 韓国の外交体質を改めて明らかにしたといえる。
下3> 今回の一件が韓国の本質を示していると見るべきだろう。
「ウリナラ(我々流)半万年!」などと豪語しながら、この程度の異論異説も寛容出来ないのだから、半島ってのはその半万年、何をやっていたんだろうね。
所詮は、我流か。「愚か者は自らを師とする」と言うしな。
「一書に曰く」-日本書紀に見る、異説を排さぬ知恵- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21306445.html
<注釈>
(*1) ひいては対支那外交。何れも、現・民主党政権になって以来、酸鼻を極めている。