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転載開始==============================================================================
埋めた運転席掘り返し 脱線車両、一転調査 隠滅批判で
http://www.asahi.com/international/update/0726/TKY201107260178.html
中国浙江省温州の高速鉄道事故で、中国政府の事故調査チームは、現場に残されていた事故車両を詳しく調べることを決め、26日朝までに搬出を始めた。また、現場近くの穴に投棄した運転席の掘り出し作業も開始。事故処理を巡る批判を受け、当局が方針を転換した可能性がある。当局は23日夜の脱線事故の翌朝、高速で前の列車に激突した「和諧号」CRH2型車両の運転席を現場そばの野菜畑に掘った穴に捨て、重機のアームで破壊。脱線したほかの5両の一部も25日に破壊するなどして、現場に放置していた。運転席を埋めたことについて、鉄道省はこれまでに「作業現場の場所を確保するため」と説明。しかし、事故の原因となったとみられる列車の運転席を埋めたことから、インターネット上では「証拠隠滅だ」などと批判が噴出していた。
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ただ埋めただけではない。重機で破壊してから埋めて「作業現場の確保」だぁ?
報じられているのは、先頃大事故を起こした中国高速鉄道の事故列車の措置。当初は高架線から落下した先頭車両を含む事故列車を、穴掘って埋めたというのだが、これを掘り返していると言う、俄かには信じ難いような報道。因みに引用したのは朝日だ。(*1)
朝1> 事故処理を巡る批判を受け、当局が方針を転換した可能性がある。
等ともっともらしく報じているが、「事故を起こした列車を穴掘って埋める」と言う事からして奇妙、否、奇怪だ。幾ら中国の国土が広大で(*2)土地が余っているとしても、事故原因究明の証拠物件Aである事故列車を埋める、などと言うのは、同じ報道で、
朝1> 事故処理を巡る批判を受け、当局が方針を転換した可能性がある。
等ともっともらしく報じているが、「事故を起こした列車を穴掘って埋める」と言う事からして奇妙、否、奇怪だ。幾ら中国の国土が広大で(*2)土地が余っているとしても、事故原因究明の証拠物件Aである事故列車を埋める、などと言うのは、同じ報道で、
朝2> 運転席を埋めたことについて、鉄道省はこれまでに「作業現場の場所を確保するため」と説明。
と説明されたところで、到底納得できるものではない。
第一、同じ報道に、
朝3> 当局は23日夜の脱線事故の翌朝、
朝4> 高速で前の列車に激突した「和諧号」CRH2型車両の運転席を
朝5> 現場そばの野菜畑に掘った穴に捨て、重機のアームで破壊。
朝6> 脱線したほかの5両の一部も25日に破壊するなどして、現場に放置していた。
とあるのだから、当局の目的はどう見たって事故列車を「穴に埋める(事によって作業現場の場所を確保する)」ではなくて「破壊する」、なかんづく「運転席を破壊する」事にある。
これが事故原因究明の証拠隠滅を図ったものではないのだとするならば、今回事故処理に当たった中国当局は、鉄道建設ならぬ、鉄道破壊マニアに違いない。
「でぇーへっへっへ、こ、このパワーアームで、我が国独自技術開発のCRH2型「和諧号」の運転席を、こうっ、グシャッと・・・おぉぉぉぉ堪んねぇぜ。最高だぁぁあ!」―中国当局の鉄道破壊マニア(想像図)―
さらに言うならば、同報道にあるようにインターネット上の「証拠隠滅だ」と言う非難を受けての事故列車掘り返しと回収であるとしても、上記朝5>~朝6>報道の通り、事故列車特に運転席は既に破壊されているのだから、事故原因究明には大いに支障があるのに違いない。
尤も、事故現場を事故発生直後から完璧に保存し全ての証拠物件、事故列車の運転席を含む証拠を人知の及ぶ限り完全に回収したとしても、事故原因を究明するのが中国当局である以上、真実の究明には程遠いものと、充分想像出来るのだが。
そうなれば、真の事故原因は究明されず、真の事故対策も採られないことになり、事故は再発する公算大と言う事になる。
であるならば、私の想像が当たっているか否かは、同様の列車事故が今後も発生するか否かで、検証されるであろう。
言い換えれば、今回の中国高速鉄道大事故が、「最後の中国高速鉄道大事故にはならないだろう。」と私は予言しているのだ。むしろ、「最初の中国高速鉄道大事故となるだろう。」と。
如何に中国高速鉄道。
旧称「中国版新幹線パクリ号(*3)」
朝3> 当局は23日夜の脱線事故の翌朝、
朝4> 高速で前の列車に激突した「和諧号」CRH2型車両の運転席を
朝5> 現場そばの野菜畑に掘った穴に捨て、重機のアームで破壊。
朝6> 脱線したほかの5両の一部も25日に破壊するなどして、現場に放置していた。
とあるのだから、当局の目的はどう見たって事故列車を「穴に埋める(事によって作業現場の場所を確保する)」ではなくて「破壊する」、なかんづく「運転席を破壊する」事にある。
これが事故原因究明の証拠隠滅を図ったものではないのだとするならば、今回事故処理に当たった中国当局は、鉄道建設ならぬ、鉄道破壊マニアに違いない。
「でぇーへっへっへ、こ、このパワーアームで、我が国独自技術開発のCRH2型「和諧号」の運転席を、こうっ、グシャッと・・・おぉぉぉぉ堪んねぇぜ。最高だぁぁあ!」―中国当局の鉄道破壊マニア(想像図)―
さらに言うならば、同報道にあるようにインターネット上の「証拠隠滅だ」と言う非難を受けての事故列車掘り返しと回収であるとしても、上記朝5>~朝6>報道の通り、事故列車特に運転席は既に破壊されているのだから、事故原因究明には大いに支障があるのに違いない。
尤も、事故現場を事故発生直後から完璧に保存し全ての証拠物件、事故列車の運転席を含む証拠を人知の及ぶ限り完全に回収したとしても、事故原因を究明するのが中国当局である以上、真実の究明には程遠いものと、充分想像出来るのだが。
そうなれば、真の事故原因は究明されず、真の事故対策も採られないことになり、事故は再発する公算大と言う事になる。
であるならば、私の想像が当たっているか否かは、同様の列車事故が今後も発生するか否かで、検証されるであろう。
言い換えれば、今回の中国高速鉄道大事故が、「最後の中国高速鉄道大事故にはならないだろう。」と私は予言しているのだ。むしろ、「最初の中国高速鉄道大事故となるだろう。」と。
如何に中国高速鉄道。
旧称「中国版新幹線パクリ号(*3)」
<注釈>
(*1) つまり「朝日の中国報道」だから、なおの事、要警戒ではある。(*2) 但し、耕作地は大した事ない。而して落下した現場は農地であるという。「高速鉄道を埋めると作物が良く育つ」と言うジンクスなり呪いなり土俗宗教が、中国にはあるのだろうか。(*3) 産経ネーミングのこの呼び方は、結構気に入っていたのだが・・・斯様な大事故で死者35人(以上)も出すような鉄道は、もはや「中国版」と修飾語をつけても「新幹線」とは呼びたくない。