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「2位じゃだめ」は間違った報道 蓮舫氏
クリックして拡大する蓮舫行政刷新・公務員制度改革相(当時)
蓮舫行政刷新担当相は20日、富士通と独立行政法人、理化学研究所が共同開発した次世代スーパーコンピューターが最新のスパコンランキングで世界1位になったことについて「きわめて明るいニュースで、関係者のご努力に敬意を表したい。オンリー1を目指して、どうやって将来の明るい夢に具体的につなげていくのかという努力を次は期待したい」と述べた。一方、スパコン開発費の事業仕分けの際に「2位じゃだめなんでしょうか」と発言したことを指摘されると「メディアが勝手に短い部分を流したのではないか。コメントの前後をみていただければ、全く間違った報道だ」とメディア批判を展開した。首相官邸で記者団に答えた。
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「必殺仕分け人」の言い訳
報じられているのは・・・「事業仕分け」で一世を風靡したレンホウ議員の言い訳。
契機となっているのはその「事業仕分け」の対象となったスーパーコンピューター「京」。世界一の計算速度を目指していたが、事業仕分けで物言いがついて一時は予算削減されてしまった。ノーベル賞受賞者ら著名科学者の運動でしばらくして「事業仕分け処分」は解除されたが、この間に計算速度世界一の座は中国に奪われてしまい、漸く今月20日に計算速度世界一の座を奪還した。
その事業仕分けの予算削減の際、「必殺仕分け人」として一世を風靡していたレンホウ議員は以下報道にもある通り「何故世界一を目指すんですか。二位で良いじゃないですか。」と発言して予算削減を決めたとされ。「2位ではダメなのか。」は一種の流行語ともなった。
契機となっているのはその「事業仕分け」の対象となったスーパーコンピューター「京」。世界一の計算速度を目指していたが、事業仕分けで物言いがついて一時は予算削減されてしまった。ノーベル賞受賞者ら著名科学者の運動でしばらくして「事業仕分け処分」は解除されたが、この間に計算速度世界一の座は中国に奪われてしまい、漸く今月20日に計算速度世界一の座を奪還した。
その事業仕分けの予算削減の際、「必殺仕分け人」として一世を風靡していたレンホウ議員は以下報道にもある通り「何故世界一を目指すんですか。二位で良いじゃないですか。」と発言して予算削減を決めたとされ。「2位ではダメなのか。」は一種の流行語ともなった。
国産スパコン、7年ぶり世界一を奪還 理研と富士通が開発 http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819595E0E2E2E3998DE0E2E2E4E0E2E3E39F9FEAE2E2E2;da=96958A88889DE2E0E2E5EAE5E5E2E3E7E3E0E0E2E2EBE2E2E2E2E2E2
> 民主党の蓮舫参院議員(現・行政刷新相)が
> 「なぜ世界1位を目指すのか、2位ではだめなのか?」
> と質問して注目を集めた。予算の削減が検討されたが、
> ノーベル賞学者らが猛反発して復活した経緯がある。
> 「なぜ世界1位を目指すのか、2位ではだめなのか?」
> と質問して注目を集めた。予算の削減が検討されたが、
> ノーベル賞学者らが猛反発して復活した経緯がある。
無論、私自身はこの「2位ではダメなのか」レンホウ式仕分け理論は全く気に入らなかった(*1)し、同じ考えをノーベル賞受賞者ら多くの著名科学者が抱いた事は心強かった。が、当時一種流行語にもなった「2位ではダメなのか」発言を、「それは曲解・誤解である」と否定した報道も言説も、レンホウ議員自身の発言も寡聞にして知らなかった。
が、今回報じられるところによると、レンホウ議員の曰く。
> 次世代スーパーコンピューターが最新のスパコンランキングで世界1位になったことについて
蓮1> 「きわめて明るいニュースで、関係者のご努力に敬意を表したい。
蓮2> オンリー1を目指して、
蓮3> どうやって将来の明るい夢に具体的につなげていくのかという努力を次は期待したい」
が、今回報じられるところによると、レンホウ議員の曰く。
> 次世代スーパーコンピューターが最新のスパコンランキングで世界1位になったことについて
蓮1> 「きわめて明るいニュースで、関係者のご努力に敬意を表したい。
蓮2> オンリー1を目指して、
蓮3> どうやって将来の明るい夢に具体的につなげていくのかという努力を次は期待したい」
> 一方、スパコン開発費の事業仕分けの際に
蓮4> 「2位じゃだめなんでしょうか」
> と発言したことを指摘されると
蓮5>「メディアが勝手に短い部分を流したのではないか。
蓮6> コメントの前後をみていただければ、全く間違った報道だ」
> とメディア批判を展開した
「お前は鳩山由紀夫か、菅直人か、仙石由人か!」と言う突っ込みも虚しいところだ。前党首や現党首や前官房長官があんな様では「仕分け担当大臣」なんて伴食大臣はこの程度だろう。
とは言ってもあえて突っ込むならば、上記の通り一種流行語ともなった「2位ではダメなのか」発言が大々的に報じられた時は、上記蓮5>~蓮6>の様なメディア批判をした気配がついぞ無く、小惑星探査機「はやぶさ」が美事地球へ凱旋を果たした時にはやはり「事業仕分け」で冷や飯食わした(*2)事もすっかり忘却して手放しに賞賛して見せたぐらいだから、「スーパーコンピュータ「京」の計算速度世界一奪還」に当たっては、「はやぶさ」の時と同様の上記蓮1>~蓮3>の絶賛や、蓮5>~蓮6>の「言い訳」もむべなる可しと言えなくも無い。言えなくも無いが・・・
国民諸君に問おうでは無いか。
諸君は、レンホウ議員の上記蓮5>~蓮6>の「言い訳」を信じるか、と。
無論、マスコミが都合の良いように発言をツマミ食いして報じる事は多々ある。でっち上げる事だって、無いわけでは無いから、常に要警戒ではある。
が、今回問題になっている「2位ではダメなんですか!」は前述の通り一種流行語ともなった発言だ。その「一種流行語」がレンホウ議員自身の意図と異なる意味で流行しているならば、レンホウ議員としては当然一言も二言もあるだろうし、また「必殺仕分け人」として華々しい頃ならば、その発言も相応に注目された筈だろう。大手マスコミは流行語を流行語としてはやらせる方に加担するかも知れないが、中には「反大手マスコミのスクープ狙い」の中小マスコミだってあろうから、真意を伝える方法はありそうなモノだ。
蓮4> 「2位じゃだめなんでしょうか」
> と発言したことを指摘されると
蓮5>「メディアが勝手に短い部分を流したのではないか。
蓮6> コメントの前後をみていただければ、全く間違った報道だ」
> とメディア批判を展開した
「お前は鳩山由紀夫か、菅直人か、仙石由人か!」と言う突っ込みも虚しいところだ。前党首や現党首や前官房長官があんな様では「仕分け担当大臣」なんて伴食大臣はこの程度だろう。
とは言ってもあえて突っ込むならば、上記の通り一種流行語ともなった「2位ではダメなのか」発言が大々的に報じられた時は、上記蓮5>~蓮6>の様なメディア批判をした気配がついぞ無く、小惑星探査機「はやぶさ」が美事地球へ凱旋を果たした時にはやはり「事業仕分け」で冷や飯食わした(*2)事もすっかり忘却して手放しに賞賛して見せたぐらいだから、「スーパーコンピュータ「京」の計算速度世界一奪還」に当たっては、「はやぶさ」の時と同様の上記蓮1>~蓮3>の絶賛や、蓮5>~蓮6>の「言い訳」もむべなる可しと言えなくも無い。言えなくも無いが・・・
国民諸君に問おうでは無いか。
諸君は、レンホウ議員の上記蓮5>~蓮6>の「言い訳」を信じるか、と。
無論、マスコミが都合の良いように発言をツマミ食いして報じる事は多々ある。でっち上げる事だって、無いわけでは無いから、常に要警戒ではある。
が、今回問題になっている「2位ではダメなんですか!」は前述の通り一種流行語ともなった発言だ。その「一種流行語」がレンホウ議員自身の意図と異なる意味で流行しているならば、レンホウ議員としては当然一言も二言もあるだろうし、また「必殺仕分け人」として華々しい頃ならば、その発言も相応に注目された筈だろう。大手マスコミは流行語を流行語としてはやらせる方に加担するかも知れないが、中には「反大手マスコミのスクープ狙い」の中小マスコミだってあろうから、真意を伝える方法はありそうなモノだ。
だが、そんな、上記蓮5>~蓮6>に述べられているような「真意」は、少なくとも私には初耳だ。
であるからして、私は、今回報じられているレンホウ議員の「言い訳」が全く信じられない。
まあ、それを言うならば、レンホウ議員自身を国会議員として全く信じていないし、その所属集団たる民主党共々、早々に忘却土に叩き込んでやりたいと、常々思っているのであるが。
ただ、まあ、一つだけ言えることはあるね。
「2位ではダメなんですか!」で一世を風靡した「レンホウ式仕分け理論」は、全くの誤りであると言う事だ。
<注釈>
(*1) 3番目に良いモノを持ってこい。-Battle of Britain に見る英国式「仕分け」法 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33155096.html(*2) 当時、「はやぶさ」に冷や飯食わしたのは、レンホウの事業仕分けばかりではなかったが。