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 平成23年6月2日(木)付けの各紙社説は、前日6月1日(水)に提出された内閣不信任案で出揃った。なおかつこの不信任案の議決が6月2日(木)の午後1時ごろになると予想されているところから、「不信任案は確かに提出されたが、議決結果はまだ不明。なおかつ可決否決いずれもありえそうな微妙な状況」下で各紙は社説を書かねばならないと言う状況。こいつは「社説比較」シリーズとしては願ってもない「好カード」と言う事が出来る。
 
 無論、それは「社説比較」シリーズと言う記事を書く、一ブロガー、いわば一ブログ記事記者としての立場の話。一国民、一日本人としての私は、一昨年夏の忌まわしき「政権交代」以前、民主党がまだ参院だけを牛耳っていた頃から民主党は好かなかったし、「政権交代」が実現してしまったときには、危うく我が国、我が国民にに於ける民主主義体制に絶望しかけたぐらいだ。 
 
失望すれども、絶望せず1-衆院選自民惨敗民主大勝を受けて-   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646281.html
同2  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646287.html
同3  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646294.html
 
 「君主は何をやっても悪く言われる。」とはキケロの名言であるが、政権交代なって政権与党となった民主党の酷さと来た日には、野党時代の比ではなく、その実害もまた層倍のものがあり、ために遂には民主党に対する宣戦布告となって、当ブログにも記事となって公開されるに到った。
無論、民主党HPにも同文を送りつけたのだが、予想通りに梨の礫だ。
 
民主党に対する宣戦布告1   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34685282.html
同2  http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34685339.html
 
 付け加えれば、民主党に先立って、当時民主党の黒幕として勢力を誇っていた小沢一郎に対して、当ブログは宣戦布告をなし、以来小沢一郎に対しては「我が敵」と言う称号を奉り続けている。今般の菅直人内閣に対する不信任案決議において、その「我が敵」小沢一郎とその一派が注目を集め、不信任案可決/否決のキャスティングボードを握るかのごとく報じられるのは、私としては面白からぬ部分があることは否めない。
 
 
 とは言え、民主党にも小沢一郎にも宣戦布告をすでに発している当ブログとしては、この両者があい戦って共倒れしてくれる事こそ最も望ましい事態。朝日社説が小沢一郎と今の野党なかんずく自民党との同床異夢を糾弾しようとも、異夢だろうが同床だろうが、自民党が上手いこと立ち回り、「我が敵」小沢一郎と民主党とを分離しつつ、小沢一派に取り込まれない、乗っ取られない方策は必ずあろうと、期待してしまう。
 
 であるならば、今般提出された菅直人内閣不信任決議案に対しては、その可決を大いに期待してしまった当ブログであるが、その不信任決議可決/否決を前にした四大紙+四紙の社説は、如何な物であったろうか。