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過激抗議船、「ブリジット・バルドー号」に改称 シー・シェパード 


反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」が新たに導入した抗議船「ゴジラ号」(シー・シェパード提供、AP=共同)
 米国の反捕鯨団体、シー・シェパード(SS)は26日、日本船団による南極海の調査捕鯨に対して過激な妨害活動を行った抗議船「ゴジラ号」の名称を、フランスの女優の名前をとって「ブリジット・バルドー号」に改めると発表した。
 1950年から60年代にかけて「素直な悪女」など数々の映画に出演し、人気女優となったバルドーさんは熱心な動物愛護活動家としても知られ、毛皮反対運動などを続けてきた。SS代表のポール・ワトソン容疑者=傷害容疑などで国際指名手配中=とは30年以上の親交があり、一緒にカナダのアザラシ漁の抗議活動を行ったこともある。
 バルドーさんは、名前を使わせてもらいたいとのワトソン代表からの申し出を快諾。「私たちは一緒に勝利する」などとコメントを寄せた。
 SSは、真っ黒だった船体を白く塗り替え、船首部分にSSの旗を持ったバルドーさんのイラストを描き、公式ホームページを通じて新デザインをお披露目した。
 ブリジット・バルドー号は、SSの別の抗議船スティーブン・アーウィン号とともに、6月から地中海のクロマグロ漁の密漁監視を行うとしている。(佐々木正明)
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文字通りの売名行為

 報じられているのは、自称「環境保護団体/反捕鯨団体」実効「反日人種差別テロ組織」たるシーシェパード(略称SS)の洋上テロ船(*1)「ゴジラ号」が塗装を変えてその名も「ブリジット・バルドー号」に改名したというニュース。
 
>  SSは、真っ黒だった船体を白く塗り替え、
> 船首部分にSSの旗を持ったバルドーさんのイラストを描き、
> 公式ホームページを通じて新デザインをお披露目した。
 
と報じられているので、Ady Gill号張りの「バット・モービル」じみた黒塗りの船体からイメチェンしたらしい。女優たるバルドーを描いているとなれば、巷間の一部を騒がす「イタ車」「イタ飛行機」にでもなったかと、ネットを探ってみると・・・以下URLに行けば、私の記憶にあるよりは大分塔の立った(*2)ブリジット・バルトーの写真共々、模様替えなった「ゴジラ」號改め「ブリジット・バルドー号」の写真が掲載されている。
  
http://www.seashepherd.org/news-and-media/news-110525-1.html
イメージ 1
 
 掲載されている写真からすると、一寸情け無いと言うか趣味の悪いイラストで、SSの髑髏旗を押し立てているのはSSの洋上テロ船だから仕方ないとしても、「イタ車」「イタ飛行機」は勿論の事、第二次大戦米軍機に良く見られたノーズアートにも見劣りし、英軍機ノーズアート並みに見えるのだが、これは私の審美眼の無さか、はたまたSSと私とでは根本的に相容れないのだから、美的感覚も根本的に異なると言う証左だろうか。
 
 だが、ブリジット・バルドー本人に似ているか、否かは審美眼とは直接関係ないはず。当該イラストとバルドー本人の共通点は「白人女性」と言う以外、余りなさそうに思えるが・・・まあ、SSにはバルドーさんに見えるのだろう。
 
 それは兎も角、SS公式HPのタイトルからして、”The Beast Transforms into a Beauty as Godzilla Becomes the Brigitte Bardot ”等と抜かしているから。改名と塗装がえとでSSとしてはイメージチェンジとイメージアップを図ろうと言うところかもしれないし、
 
> 1950年から60年代にかけて「素直な悪女」など数々の映画に出演し、
> 人気女優となったバルドーさん
 
にしても、ここでSS抗議船の名になれば少しは話題にもなるだろう。事実、こんなことでもなければそんな女優の名は思い出すことも無かったろう極東の一島国にあるブロガーがその名を思い出し、ブログ記事にもしてしまっているのだから、相応に効果はあった訳だ。
 
 だが、幾ら塗装を変えて改名したところで、操縦しているのがSSではやる事は同じだろう。1先シーズンは我が捕鯨船団が撤収してしまったから反捕鯨テロはやりようが無かろうが、来シーズンともなれば我が捕鯨船団に対し、体当たり攻撃をかけ、体当たりに近い危険航行をなし、環境汚染物質酪酸をばら蒔き、とてもアイセーフとは思えないレーザー光線を照射し、ボウガンでMissile攻撃を仕掛けてくることは、先ず間違いない。そのとき同船の船首に描かれた「バルドー像」は、船首像為す守護女神というよりは、悪鬼羅刹に見えるに違いない。
 
> 「私たちは一緒に勝利する」などとコメントを寄せた。
 
 報じられるところでは、バルドーさんは左様なコメントをSSに寄せているのだそうだ。
 
 よかろう、SSと共にあるが宜しかろう。
 
 我々とSSの戦い、調査捕鯨と反捕鯨の戦いは、理性と狂信の戦い、知性と無知の戦い、論理と感情の戦いなのだ。狂信・無知・感情を旗印にする「夜の軍隊」SSは、相応に強力ではあるが、負ける気は全くない。
 
 SSと共に、忘却土に落ちる宜しかろう。
 

<注釈>

(*1) と言う事は、奴らが我が捕鯨船団に体当たり攻撃を仕掛けて大破し、曵航中に洋上投棄して中国「漁船」に良き手本を示した哀れなる高速三胴船「旧名 アースレース号」/通称Ady Gill号の、後継と言うことだ。
 
(*2) それでも撮影には相当気を使ったと推定できる。