徐々に落ち着きを見せてきた福島原発
放射能を帯びたがれき撤去に、
急きょ耐放射能フォークリフトを開発、
5月から実戦配備。

おそらく、この大災難を教訓として、
我が国の耐放射能テクノロジーは、
世界最高のレベルになる。

医療も、重機も、原発も、
社会の制度も、放射能除去技術も。
そして、有事対応も。





日本日本らしく
我々我々らしく


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放射線遮蔽のフォークリフト 三菱重工、原発作業向けに来月納入


 三菱重工業は27日、放射線を遮る特殊なキャビン(操縦室)を付けたフォークリフトを、世界で初めて開発したと発表した。3月末に東京電力から依頼を受けて開発した。福島第1原子力発電所周辺でのがれきの撤去作業向けに、5月中に2台納入する。

 作業員が入るキャビンは厚さ10センチの鋼板で覆い、窓ガラスにも厚さ23センチの鉛ガラスを使用した。キャビンの通気口にはちりなどを除去できる特殊フィルターを付けており、通常のフォークリフトに比べて作業中に浴びる放射線量を50分の1から100分の1程度まで減らすことができる。

 車体は全長7.3メートル、幅2.5メートル、高さ3.8メートル、重量は30トン最大9トンの荷物の運搬が可能で、「巨大ながれきの撤去にも対応できる」(前川篤常務)という。

 現在、福島第1原発では、無人の重機を遠隔操作してがれきの撤去が行われているが、有人のフォークリフトが現場で直接作業できれば、がれきなどの処理の大幅なスピードアップが期待できる。

 同社は今後、東電や重機メーカーから要請があれば、フォークリフトの増産やキャビン製造技術の提供も検討するという。



放射線を遮蔽するキャビン搭載の大型特殊フォークリフトを納入
福島第一原発周辺の汚染瓦礫処理に貢献


 三菱重工業は、東京電力株式会社福島第一原子力発電所周辺の汚染された瓦礫を処理するため、放射線を遮蔽するキャビンを搭載した大型の特殊フォークリフトを開発、大成・鹿島・清水共同企業体に2台納入する。当社が手掛ける特殊車両技術と原子力技術を随所に採用した製品で、放射線汚染地域において操縦者の安全を確保しつつ効率良く瓦礫を処理し、現在進められている無人重機処理作業の効率改善や、原発建屋周辺の早期環境整備への貢献を目指す。納入は初号機が5月2日、2号機は同20日の予定。

 今回納入する製品は、当社製15トン・フォークリフトをベースに、当社が培った車両システム、フィルター、厚板溶接、放射線遮蔽・管理などの技術を駆使して約1ヵ月という超短工期で開発・製造したもの。板厚100mmの鋼板と厚さ230mmの鉛ガラスからなる全辺溶接構造の密閉キャビンを搭載しているのが特徴で、これにより放射線を可能な限り遮蔽して作業することを可能にした。また納入に当たっては、社内の放射能試験設備を活用し、製品の耐放射線性を事前検証した上で出荷する。
 加えて、放射線に汚染された物質を除去する機能を持つ特殊なフィルターを装着、汚染された粉塵などを寄せつけることなく、浄化された空気のみをキャビン内に供給。また、空気浄化装置でキャビン内を与圧して、外気の侵入をシャットアウトする。

 車両は全長7.3m、全幅2.5m、全高3.8m、重量30トンで、荷役荷重は9トン。
 コンテナの移動に加えて、多様な場面に迅速に対応するヒンジドフォーク、バケット、箱ものクランプ、回転フォークなどのアタッチメントを有しており、瓦礫をコンテナに収納することも可能である。エアコン装備。
 なお、実際の瓦礫処理作業は大成・鹿島・清水共同企業体が担当し、車両は無線重機施工工事を補完する重機として使用される。

 当社は地震発生直後から、被災した火力発電所の早期復旧のため社員を現地に派遣し、自社のヘリコプターや飛行機を使って緊急物資を輸送するなど被災支援を行ってきた。また、福島第一原子力発電所に関しても、汚染水貯蔵のため、東京電力が静岡市から引渡しを受けたメガフロートの改造工事で協力するなどしてきたが、今後もこれらの支援を継続するとともに、自家発電設備をはじめとする、復旧に向けた製品の安定供給のため、全力で取り組んでいく。




うーん、すごいですよね。
3月末に依頼をうけて、わずか1カ月で開発・検証。
初号機は、5月2日に、実践投入される。
これは、技術屋たちの至誠を感じます。
寝ずにやったんだろうなぁ。

しかし、厚み23センチの鉛入りのガラスって何だ?
確かに、写真をみると、窓の部分が出窓みたいになってるし・・・。

瓢箪から駒のような重機ではないだろうか。

おそらく、三菱重工が設計開発した、
74式戦車の技術などが投入されているのだろうけれど、
民生用としてはなんと、世界初なのである。

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おそらく、この調子で、
主要企業では、技術開発が突貫工事で進んでいるのではないだろうか。

上の新聞記事では「東電や重機メーカーから要請があれば、フォークリフトの増産やキャビン製造技術の提供も検討」ともある。

私としては、ぜひとも日立に技術供与していただいて、
この機械の耐放射線バージョンを実践投入してもらいたいな!

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  • 双腕化-つかみ、切断、もぎ取りなどの作業効率と安全性を向上し、さまざまな対象物の分別・減容作業に威力を発揮。
  • 作業腕の自由度を大幅に向上し、主腕・副腕の同時操作を可能にした油圧システム。
  • 操作しやすく、疲労の少ない操作レバー方式。
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ヒューマン・インタフェースを追求した操作レバー方式
操作したレバーの操作方向と動作方向が一致する作業腕。


どんどん、モビルスーツのようになっていくぞ!




おそらく、この大災難を教訓として、
我が国の耐放射能テクノロジーは、
世界最高のレベルになる。

医療も、重機も、原発も、
社会の制度も、放射能除去技術も。
そして、有事対応も。


がんばれ日本!
すごいぞ日本!






日本日本らしく
我々我々らしく


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