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 「この人を見よ」と銘打った記事は、当ブログで此で二本目だ。言うまでもないだろうが元ネタはイエス・キリストを讃えるフレーズで、と言うことは原文はラテン語ではないかと推定するのだが( 新教プロテスタント登場以前の聖書は確か、ラテン語オンリーだった・・・はず)、私は信心深いどころかキリスト教徒ならぬ異教徒だから、たんに「パクリ」として引用するばかりだが、前回の記事は先の衆院選挙前の党首討論で、麻生太郎首相(当時)とあろう事か後に総理になってしまう鳩山一郎の党首討論を伝える動画を紹介するものだった。「見よ」の対象たる「この人」とは、麻生太郎首相(当時)だった訳だが、その後の衆院選挙結果は諸兄ご承知の通りだ。

国民に告ぐ。この人を見よ。-麻生首相対鳩山民主党代表党首討論-   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29365309.html

 さて、同じ引用で今会期時にするのは、2/28にとうとう衆院通過してしまった来年度予算の予算委員長たる民主党の中井ナンとか。こ奴はあろう事か政権交代なった現民主党政権かで国家公安に院長を務めたというシロモノで、秋篠宮殿下にヤジを飛ばした事で一躍有名になり、当ブログにもデビューした、民主党の有象無象の一人だ。
 
居直り逆賊・民主党・中井―スポーツ報知に見る、中井の非礼発言否定   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34224554.html
民主の詭弁 強弁にすらならず―中井の秋篠宮殿下への非礼発言を擁護  : http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34215542.html
 
 そやつがナンのかのとこの国会中も問題を起こし、為に野党がこぞって提出したのが以下の解任決議案である。タイトルにもしたとおり、この決議案は既に否決されている。
 だが、そこに書かれている、上記秋篠宮殿下に対するヤジを含む、中井某なる予算委員長の事績を、果たして、如何に評価すべきや。
 
 それは、予算に院長解任するに充分なものがないか。
 
 如何に、国民。

中井予算委員長 解任決議案全文

「横柄な態度、品位のない発言」 中井洽予算委員長の解任決議案全文  http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110228/plc11022822580018-n1.htm
2011.2.28 22:52

野党が中井予算委員長の解任決議案提出、委員会が休憩に入り携帯で話す中井洽委員長=28日午後、国会・衆院第一委員室(酒巻俊介撮影)

 自民、公明、みんな、たちあがれ日本の野党4党が28日、共同で提出した中井洽衆院予算委員長解任決議案の全文は以下の通り。決議案は衆院本会議で民主党などの反対多数で否決された。

 (理由)予算委員長中井洽君は、委員会や理事会の運営において、中立性を無視した傍若無人な振る舞いを重ねてきた。野党は「熟議の国会」を念頭に真摯に委員会審議に応じてきたが、中井洽君は2月28日の委員会を職権で立て、野党が反対するなか採決を強行しようとしている。第3号被保険者救済に関する政府統一見解など、さまざまな課題が残るなか、この暴挙は決して看過できない。

 顧みれば中井洽君は、1月28日の初回の委員会で提案理由聴取を強行し、後日、それが与党国対の方針であったことを理事会で認めた。その後も、委員長でありながら「ウチ」「私ども」など、理事会、委員会でしばしば与党寄りの立場から発言をしてきた姿勢には、公平性のかけらも見当たらない。

 また、質疑者に対して「教授」「陳述」など揶揄する言葉を投げかけたり、「大臣は忙しい」と一方的な見解を展開したりするなど不適切な言動を繰り返す態度に対しては野党は反発したが、中井洽君は反省の態度を示すどころか、「合わせて1本で謝罪する」との傲慢な発言をしている。質疑中に携帯電話を使用した際には、「携帯をどうするか議論をする形になっている」と自らを正当化して開き直った。
 
  これまで野党6党は小沢一郎元民主党代表の証人喚問を求め、(民主党の)中川(正春)筆頭理事は「予算案の通過までに説明責任を果たすよう、最大限の努力をしてまいります」と約束したが、委員長としての責任を放棄し、職権で議事を進める本日に至るまで中井洽君は態度決定から逃げ続けた。鳩山由紀夫前総理の参考人招致についても同様である。国会の自浄能力を発揮しようとしない中井洽君の姿勢は、厳しく糾弾されるべきである。

 さらには昨年の議会開設120周年記念式典における態度は、予算委員長はもとより国会議員としての資質に欠けるものとして、内外から非難が集中した。尖閣諸島沖での中国漁船衝突ビデオに関しては、政府の意向を全面的に尊重してばかりで、国民の声や野党の主張を無視し続けた。

 このように、政府与党に偏向した運営、横柄な態度、品位のない発言をみれば、中井洽君が予算委員長として適格性を欠き、もはや公正円満な運営を期待できないことは明らかである。

 以上が本決議案を提出する理由である。