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「辺野古移設 導く手段」 方便発言で鳩山氏釈明 http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-02-21_14728/
政治 2011年2月21日 09時33分
(10時間38分前に更新)民主党の鳩山由紀夫前首相は20日、米軍普天間飛行場の県外移設断念の理由に米海兵隊の抑止力を挙げたのは「方便だった」と発言したことについて「方便とは真理に導くための手段のことだ。真理とは、すなわち辺野古への移設で、そこに導くための手段として『抑止力』と言った」と釈明した。北海道伊達市内での後援会会合で語った。県外移設断念の経緯をめぐっては「普天間の海兵隊ヘリ部隊の役割は決して敵を襲うものでなく、(当初は)それを抑止力と言い切るのは無理があると思った。しかし地上部隊とヘリ部隊は密接で離せないとの米側の理屈、さらに空軍、海軍、海兵隊パッケージ全体が抑止力だとの言われ方をすると、なるほどと(考えた)」とした。さらに「私の考え方は正しいと思っているが、正しくないなら、いろいろお聞かせ願いたい」とも述べた。
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鳩山由紀夫のさらに奇怪な弁明 「真理は辺野古移設」
どうも瀕すりゃ鈍すと言うか、マスコミの必殺技「手のひら返し」をもろに・・・(中略)・・・「奇怪な弁明」シリーズができてしまった現・民主党政権であるが、そのシリーズ第1段となった、忌まわしくも喜ばしい事に前首相である鳩山由紀夫は、その「海兵隊を抑止力と言ったのは普天間基地辺野古移設(*1)のための方便だった。」と言う「方便発言」に対するさらなる弁明。伝えるのは沖縄タイムスだから、要警戒であることには留意すべきだろう。
鳩山の発言を抜粋すると、以下の通り。例によって鳩山の発言は適当なところで区切って、番号を振った。
鳩山の発言を抜粋すると、以下の通り。例によって鳩山の発言は適当なところで区切って、番号を振った。
1> 「方便とは真理に導くための手段のことだ。
2> 真理とは、すなわち辺野古への移設で、
3> そこに導くための手段として『抑止力』と言った」
> と釈明した。北海道伊達市内での後援会会合で語った。> 県外移設断念の経緯をめぐっては
4>「普天間の海兵隊ヘリ部隊の役割は決して敵を襲うものでなく、
5> (当初は)それを抑止力と言い切るのは無理があると思った。
6> しかし地上部隊とヘリ部隊は密接で離せないとの米側の理屈、
7> さらに空軍、海軍、海兵隊パッケージ全体が抑止力だとの言われ方をすると、
8> なるほどと(考えた)」9> 「私の考え方は正しいと思っているが、
10> 正しくないなら、いろいろお聞かせ願いたい」
上記の内4>~8>については、以前にも記事にした内容をほぼ踏襲している。
鳩山由紀夫の奇怪な弁明―「海兵隊抑止論は方便」発言を受けて http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34762849.html
鳩山由紀夫の奇怪な弁明―「海兵隊抑止論は方便」発言を受けて http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34762849.html
その元になった一問一答の発言が、「普天間基地のヘリ部隊はヘリ部隊単独では抑止力ではないと思った。」とは、私にはとても解釈できないのであるが、そこは私の日本語能力の限界もしくは鳩山の日本語能力不足と解釈して鳩山の主張どおりとしても論旨としては先行記事にした鳩山”第1次釈明”の通りだ。
鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173440-storytopic-3.html
但し今回は上記の通り「県外移設断念の経緯」としてかように「海兵隊の抑止力論」を述べているから、好意的に解釈すれば、「鳩山は、普天間基地のヘリ部隊は抑止力と考えていなかったから、沖縄県外に移設しても構わないと考えていたが、米側の抑止力論を聞いて、ヘリ部隊は沖縄にあってこそ抑止力だと、考えを変えた。」
言うまでのないことだが、上記4>~5>の「抑止力」コンセプトは極めて浅薄且つ皮相的なものであり、如何にも鳩山らしくも民主党らしいものであるが、それが6>~7>の「米国流抑止論」に衣替えしたのならば、これは私にも充分理解でき、同意できるものであるから、その学習効果は誉めて良いし、それこそ鳩山が首相辞任前に「学べば学ぶほど米海兵隊は抑止力と知った。」と普天間基地辺野古移設≒現行日米合意の履行に転換した際の発言とも符合する。
が・・・この学習効果は、上記一問一答記事での鳩山の回答、当ブログで記事にしたところの【Q4】「常時駐留なき日米安保」と言う鳩山が首相就任早々に「封印した」と称したが信念として今も抱いていて、首相在任中も「封印」しながら実行しようとしたと言う以下の回答と、真っ向から反するものである。
言うまでのないことだが、上記4>~5>の「抑止力」コンセプトは極めて浅薄且つ皮相的なものであり、如何にも鳩山らしくも民主党らしいものであるが、それが6>~7>の「米国流抑止論」に衣替えしたのならば、これは私にも充分理解でき、同意できるものであるから、その学習効果は誉めて良いし、それこそ鳩山が首相辞任前に「学べば学ぶほど米海兵隊は抑止力と知った。」と普天間基地辺野古移設≒現行日米合意の履行に転換した際の発言とも符合する。
が・・・この学習効果は、上記一問一答記事での鳩山の回答、当ブログで記事にしたところの【Q4】「常時駐留なき日米安保」と言う鳩山が首相就任早々に「封印した」と称したが信念として今も抱いていて、首相在任中も「封印」しながら実行しようとしたと言う以下の回答と、真っ向から反するものである。
【A4】> 「信念としては今も生きている。
> 封印したのは、旧民主党では十分主張していたが、
> 今の政権を取った民主党内では残念ながら市民権を得ていなかった。
> 普天間移設の問題でも、常時駐留なき安保という文言は使わなくてもその方向に導いていきたかったので、
> 『国外、最低でも県外』と何度も言った」
外交音痴の安保白痴-鳩山首相一問一答 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34735991.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736060.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736121.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736060.html
http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/34736121.html
何故ならば、米軍が「常時駐留なし」でも抑止力たりうるのであるならば普天間基地のヘリ部隊に限らず全米軍が沖縄から撤退しても抑止力たり得るのであるから、後付だろうが先付けだろうが普天間基地辺野古移設≒現行日米合意履行の理屈にならない。
勿論、鳩山が上記のまともな抑止論を学習したと( 再び認めたと)しても、以下に再録するそもそもの鳩山「方便発言」が、「普天間基地の辺野古移設決定≒日米現行號の履行」とした「後付の理屈として抑止論を学んだ」のか否か、と言う「方便発言最大の問題点」については、せいぜい半分ほどしか答えていないのである。
>【Q10】 ―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
>【A10】 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。
> 海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。
> 海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。
> 海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。
> 私もそうだと理解する。
> それを方便と言われれば方便だが。
> 広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」
勿論、鳩山が上記のまともな抑止論を学習したと( 再び認めたと)しても、以下に再録するそもそもの鳩山「方便発言」が、「普天間基地の辺野古移設決定≒日米現行號の履行」とした「後付の理屈として抑止論を学んだ」のか否か、と言う「方便発言最大の問題点」については、せいぜい半分ほどしか答えていないのである。
>【Q10】 ―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
>【A10】 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。
> 海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。
> 海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。
> 海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。
> 私もそうだと理解する。
> それを方便と言われれば方便だが。
> 広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」
重複覚悟で要約するならば、
鳩山が「米軍常駐なき安保」と言う信念を今だ擁するならば、ヘリ部隊単独だろうが他の米軍部隊とワンパッケージだろうが、「沖縄駐留米軍は抑止力である。」と学習した筈がない。
「普天間基地に今駐留するヘリ部隊は、地上部隊と連携してこそ抑止力を発揮する。」と学習して「普天間基地の辺野古移設≒現行日米合意の履行」を決断したのならば、それを「理屈付けしなければならなかった」と言うのは順序が逆だ。
また、この学習をして尚「米軍常駐なき安保」と言う信念を擁しているとするならば、考えられる事は二つしかわに。
(1)米軍は「何処でもドア」か何かを持っていて、沖縄以外のどこであろうとワンパッケージで存在さえすれば抑止力たりうる。
(2)日本の安全保障に米軍の抑止力は必要ない。
何しろ金星まで旅行してきたと言うカミさんをお持ちの鳩山だ。前者である可能性は必ずしも否定できないが・・・普通に考えれば後者であろう。
だが、どちらのケースにせよ、「米軍の抑止力が普天間基地の辺野古移設の理由にはならない。」ことに変わりはない。
つまり、今回の鳩山「方便発言」第2次”釈明”もまた、第1次と同様に殆ど釈明になっていないのである。
オイコラ、鳩!一体何をどう考えて、①米軍流抑止論と、②「米軍常駐なき安保」と、③普天間基地辺野古移設≒現行日米合意の履行の三者を同時成立させたのか明らかにしやがれ!何しろ今回の第2次釈明では、③「普天間基地辺野古移設」を、上記2>の通り「真理」とまで言い切っているのだからな。
さもなくば、貴様の称号は、無知無能無学無様無定見無方針無理解無関心且つ優柔不断支離滅裂四分五裂表裏比興朝令暮改朝三暮四遅刻常習厚顔無恥安保白痴の外交音痴で糸コンニャク男にして大ボラ吹きの詐欺野郎に格上げするぞ。
<注釈>
(*1) 即ち現行日米合意の履行。実に不思議だ。少なくとも第2回日米首脳会談の後、「現行日米合意を米側は前提している。」と明言したのは彼自身であり、なおかつそれを「日本側は前提としない。」と断言して”Trust Me!”と切った大見得を大法螺にしたのも彼自身だ。
彼がそう発言した事を、今だ覚えているならば、だが。
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