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鳩山前首相一問一答 見通しなく「県外」発言 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173440-storytopic-3.html
【Q10】 ―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
【A10】 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる。海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる(*1)。私もそうだと理解する(*2)。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った」◆オバマ大統領の手紙
【Q11】 ―日米首脳会談での発言が物議を醸した。
【A11】 「沖縄県民に理解されながら、米国にも合意してもらえる案が必ず作れるという気持ちは持っており、私という人間を信じてくれという意味で『トラスト・ミー』という言葉を使った。昨年7月にオバマ米大統領から手書きのレターが来て『あなたは自分の言葉に忠実だった』と書かれていた。日米関係が大変毀損(きそん)したと(メディアに)書かれたが、少なくとも7月の段階ではそうではない(*3)」
「残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案にはなっておらず申し訳なく思っている。政府と沖縄との信頼関係が大きく毀損したのは事実で本当に申し訳ない。大変残念だ(*4)」
【Q12】 ―09年末までに一度、県内移設を決断したのではないか。
【A12】 「トラスト・ミーという言葉まで使い、県外移設のめどが立たない現実があった。一方で(09年12月段階で)最終的に昨年5月28日に発表したもの(沖縄の負担軽減策)と同じようなものが既に(了解を)取れていた。ここを前面に出し、沖縄の理解をいただき辺野古は仕方がないと感じた瞬間はなかったと言えばうそだ」
「しかし仲井真弘多沖縄県知事の意向なども伺いながら、沖縄県民に対する裏切りで政治的に持たないと判断し決着時期を延期した(*5)」◆幻の直接交渉
【Q13】 ―決着時期を昨年5月とした理由は。
【A13】 「米国として(09)年内の決着を期待しているものを1年は延ばせない、せいぜい半年という思いがあった。3月までは予算で動けない。社民党の党内事情もあった。普天間を争点にしたら7月の参院選を戦えない。ゴールデンウイークに米国に行き、(オバマ氏と)直接交渉しようと思っていたが、(政府案が)まとまっていなかった(*6)」【Q14】 ―昨年3月の韓国海軍哨戒艦沈没の影響は。(*7)
【A14】 「現実に北朝鮮の脅威を感じた。ある意味で戦争行為。(移設先が)辺野古に舞い戻らざるを得なくなって来る時の現実の脅威が、てこみたいに働いてきた」【Q15】 ―「腹案」とは。
【A15】 「徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている」◆遠かった政治主導
【Q16】 ―県内移設の最終判断は。
【A16】 「徳之島を諦めざるを得ないと結論を出した時。4月28日に(元衆院議員の)徳田虎雄氏と会い、(理解を得られず)完全に徳之島が閉ざされた」
「沖縄と日本政府と米国との3者が協議機関をつくり、政府原案を議論する舞台ができれば乗り切れると思った。5月に仲井真知事と2回目に会った時に、知事選まではできないと言われ、沖縄の理解を得るところまで行かなかったと基本的に観念した」【Q17】 ―今後の交渉は。
【A17】 「普天間の移設先も固定化してはいけない。未来永劫(えいごう)、米国の基地として使わせるつもりで造ってはいけないという話は平野官房長官との間では認識していた。沖縄は納得していない。理解を得るためには日米合意には入っていないが、(基地としての使用に期限を設ける)暫定しかない(ようにする)とか、交渉のやり方はあってしかるべきだ」(*8)
「(沖縄から)ある程度の距離があっても(米軍が)ワンパッケージであれば十分、抑止力という言葉で成り立つ(*9)」
【Q18】 ―反省点は。
【A18】 「相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった(*10)。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった。オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった」
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<注釈>
(*1) 何を言っているのかサッパリ判らない。一体何処の「皆さん」なんだか。まあ、「琉球新報の皆さん」ならそんなものかも知れないが。(*2) 何を「理解した」ンだかサッパリ判らない。(*3) 全く信じられない。その『あなたは自分の言葉に忠実だった』が逆説や皮肉である可能性は大いにありうる。「7月の段階ではそうではない」と言うならば、その後「年内に決着」を反故にし、「クリントン長官のお墨付きを得た」と大嘘を言い、怒られて慌てて謝罪したから「日米関係が大変毀損(きそん)した」と言うのは認めるのだな。(*4) 全く反省の弁に聞こえない。「命を賭ける」筈の「普天間基地移設問題昨年5月決着」がこの様ではな。(*5) ハァ?「5月までに決着」と、3月に政府案がまとまらなくても言い続けた背景が、「決着時期の延期」だぁ??
厚顔無恥も極まれりだな。正に「人間以上」だ。(*6) 「まとまっていなかった」じゃないだろう。「3月までに政府案」を「法律で決まっているわけではない。」と5月に辞任するまでまとめなかったのは、鳩山、貴様自身以外の誰だと言うのだ。(*7) 北朝鮮は出すが、中国の尖閣諸島沖「漁船」体当たりや、「沖縄解放」を掲げた反日デモは出さない所が、琉球新報だな。(*8) 「常駐なき日米安保」の面目躍如だな。常駐のない安全保障が機能するのが、どれほど難儀か、全く理解していないんだろうな。(*9) 抑止力に距離も位置も関係ないとでも・・・言い出しそうだなぁ。
今、中国に対して最も抑止力となるのは、尖閣諸島に配置することである。Yes or No? とでも聞けば、判るかな。(*10) 最初から日米首脳会談を、それも二回も重ねてあの体たらくであったのが一体何を言い出すのやら。「沖縄県民ならば、首相様の言う事に従うはず。」とでも思っているのか。