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報じられているのは、一昨年7月に偽装献金問題を巡り衆院政治倫理委員会辺野出席と弁明を議決されながら、これを拒否した鳩山前首相に対する、昨年末に問責決議を受けながら未だ官房長官に君臨する仙石由人の擁護論。仙石らが現在「我が敵」小沢一郎に対して同じく政治倫理委員会への出席を求めている事とのコントラストと共に報じられている。
同じ「政治倫理院会への出席」であるのに、小沢一郎には出席を求め、鳩山由紀夫は出席しなかったが問題ないと言う根拠を、仙石は以下のように述べているという。
同じ「政治倫理院会への出席」であるのに、小沢一郎には出席を求め、鳩山由紀夫は出席しなかったが問題ないと言う根拠を、仙石は以下のように述べているという。
> 、鳩山由紀夫前首相が平成21年7月に、
> 偽装献金問題をめぐり衆院政治倫理審査会での弁明を議決されながら
> 拒否した問題について、
仙1> 「今の民主党執行部は(同年8月の)衆院選で
仙2> それまでの問題は当然、クリアされたとお考えではないか」
> と述べ、鳩山氏のみそぎはすでに済んでいるとの認識を示した。
> 偽装献金問題をめぐり衆院政治倫理審査会での弁明を議決されながら
> 拒否した問題について、
仙1> 「今の民主党執行部は(同年8月の)衆院選で
仙2> それまでの問題は当然、クリアされたとお考えではないか」
> と述べ、鳩山氏のみそぎはすでに済んでいるとの認識を示した。
> 会見で、仙谷氏は
仙3> 「衆院選を経て院の構成が変わり、新議員が来たことで、
仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。
仙5> (政倫審議決は)法案でいえば廃案だ」
> との見解を示した。
仙3> 「衆院選を経て院の構成が変わり、新議員が来たことで、
仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。
仙5> (政倫審議決は)法案でいえば廃案だ」
> との見解を示した。
仙石が、彼以外には全く理解できそうにない法理論を振りかざすのは今に始まった事ではない。尖閣沖で中国「漁船」が我が海上保安庁巡視艇に体当たり攻撃をかけ、当該中国「漁船」船長を逮捕した際に撮影した衝突ビデオを未だ公開しようとしないのも、その奇怪な法理論=屁理屈による。
無論、私自身が法学の素人である事は認めなければならない。が、その法学の素人たる私の目からしても上記仙1>~仙5>の根拠は、タイトルにもした通り、屁理屈としか思えない。
上記仙1>~仙2>は、要は「勝てば官軍」と言っている。一昨年8月の衆院選挙で民主党は大勝したのであるから、「民主党執行部はそれまでの問題は当然クリアされたと考えている。」と言っている。故に鳩山由紀夫が政倫審出席を拒否したのは問題ないと言っている。
上記仙3>~仙5>はもっと酷い。一度民主党が衆院を牛耳りさえすれば、『仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。』と断言している。
上記仙4>が正しいならば、一昨年8月の衆院選挙結果=民主党政権の誕生は、断じて政権交代ではない。それは、革命だ。
喩え革命であっても、前政権の結んだ外交条約・国際合意には拘束される。大政奉還によって一種の無血革命を果たして誕生した明治政府が、江戸幕府の結んだ不平等条約の解消にどれほど苦労したか、現職の国会議員であるならば「知らない」ではすまされまい。私のようなたかが歴史マニアの理系人間でさえ知っているたった百年ばかり前の我が国の歴史なのであるから。況や仙石なんざぁ元弁護士で、紛れもない文系人間だ。
さらには、たかが選挙結果による政権交代如きで、政権交代以前の決議や法律が、自動的に無効になぞ、なろう筈がない。無効だと宣言する新たな決議・法案を議決する事はできても、『当然クリア』になぞなる訳が無い。
Do I make myself CLEAR?
もしこの理屈が通るのならば、例えば「我が敵」小沢一郎が民主党を割って新党を結成し、衆院選で衆院を牛耳る事さえできれば、今彼に対して出されている政倫審出席要求を『当然クリアにする』ことができる。
尤もその場合、現状は民主党が衆院を牛耳っているが故に『当然クリア』にされている、鳩山由紀夫に対する政倫審出席要求が、一体どういう扱いになるのか、ぜひとも仙石自身に解説願いたいところだ。
さらに言うならば・・・・上記『仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。』と言う仙石自身の( 贔屓目に見て個人的)認識はまだしも、上記仙1>~仙2>の言う『衆院選に勝てば、それまでの問題は当然、クリア』と言う民主党執行部の認識は、民主党の選挙マニュフェストに特筆大書されるべき重大項目ではないのか。
ああ、無論、夫婦別姓も、外国人参政権も、おくびにも出さないようなマニュフェストを掲げ、そのマニュフェストさえ実行は殆ど伴っていない民主党だ。革命を『政権交代』と言い換えるぐらいは朝飯前だろう。
さて、さて、国民よ。
特に、一昨年8月の衆院選挙で民主党に投票し、『政権交代』実現に手を貸した、大多数の国民よ。
諸君は今回仙石が暴露した、民主党執行部の認識即ち『衆院選に勝てば、それまでの問題は当然、クリア』を承知の上で民主党に投票したのかね。
私は、彼奴らが『政権交代』を革命以上の権力簒奪であると思っているとは知らなかった。唯、その安全保障策あるいは安全保障無策を以って政権与党失格と断じるばかりであった。
誰が民主に投じるか1 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568120.html
誰が民主に投じるか2 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568168.html
誰が民主に投じるか3 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568204.html
我が、不明を恥じる他無いな。民主党は「民主」とは名ばかり。「政権交代」によって革命以上の権力簒奪を目指す、革命政党であったわけだ。
その革命政党は、今も政権与党=権力の座にあり、憲政史上最多の衆院議席数を占めて衆院を牛耳っている。
国民よ。特に先の衆院選挙で民主党に投票し、「政権交代」と銘打った「革命以上の権力簒奪」に手を貸した国民よ。これを看過するのかね。
よし、看過するようであるならば・・・私は今度こそ、国民と言うものに、失望ならぬ絶望を抱くかも知れないな。
失望すれども、絶望せず1-衆院選自民惨敗民主大勝を受けて- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646281.html
2 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646287.html
3 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646294.html
無論、私自身が法学の素人である事は認めなければならない。が、その法学の素人たる私の目からしても上記仙1>~仙5>の根拠は、タイトルにもした通り、屁理屈としか思えない。
上記仙1>~仙2>は、要は「勝てば官軍」と言っている。一昨年8月の衆院選挙で民主党は大勝したのであるから、「民主党執行部はそれまでの問題は当然クリアされたと考えている。」と言っている。故に鳩山由紀夫が政倫審出席を拒否したのは問題ないと言っている。
上記仙3>~仙5>はもっと酷い。一度民主党が衆院を牛耳りさえすれば、『仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。』と断言している。
上記仙4>が正しいならば、一昨年8月の衆院選挙結果=民主党政権の誕生は、断じて政権交代ではない。それは、革命だ。
喩え革命であっても、前政権の結んだ外交条約・国際合意には拘束される。大政奉還によって一種の無血革命を果たして誕生した明治政府が、江戸幕府の結んだ不平等条約の解消にどれほど苦労したか、現職の国会議員であるならば「知らない」ではすまされまい。私のようなたかが歴史マニアの理系人間でさえ知っているたった百年ばかり前の我が国の歴史なのであるから。況や仙石なんざぁ元弁護士で、紛れもない文系人間だ。
さらには、たかが選挙結果による政権交代如きで、政権交代以前の決議や法律が、自動的に無効になぞ、なろう筈がない。無効だと宣言する新たな決議・法案を議決する事はできても、『当然クリア』になぞなる訳が無い。
Do I make myself CLEAR?
もしこの理屈が通るのならば、例えば「我が敵」小沢一郎が民主党を割って新党を結成し、衆院選で衆院を牛耳る事さえできれば、今彼に対して出されている政倫審出席要求を『当然クリアにする』ことができる。
尤もその場合、現状は民主党が衆院を牛耳っているが故に『当然クリア』にされている、鳩山由紀夫に対する政倫審出席要求が、一体どういう扱いになるのか、ぜひとも仙石自身に解説願いたいところだ。
さらに言うならば・・・・上記『仙4> 民主党が野党だった国会での議決はほとんど意味がなくなった。』と言う仙石自身の( 贔屓目に見て個人的)認識はまだしも、上記仙1>~仙2>の言う『衆院選に勝てば、それまでの問題は当然、クリア』と言う民主党執行部の認識は、民主党の選挙マニュフェストに特筆大書されるべき重大項目ではないのか。
ああ、無論、夫婦別姓も、外国人参政権も、おくびにも出さないようなマニュフェストを掲げ、そのマニュフェストさえ実行は殆ど伴っていない民主党だ。革命を『政権交代』と言い換えるぐらいは朝飯前だろう。
さて、さて、国民よ。
特に、一昨年8月の衆院選挙で民主党に投票し、『政権交代』実現に手を貸した、大多数の国民よ。
諸君は今回仙石が暴露した、民主党執行部の認識即ち『衆院選に勝てば、それまでの問題は当然、クリア』を承知の上で民主党に投票したのかね。
私は、彼奴らが『政権交代』を革命以上の権力簒奪であると思っているとは知らなかった。唯、その安全保障策あるいは安全保障無策を以って政権与党失格と断じるばかりであった。
誰が民主に投じるか1 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568120.html
誰が民主に投じるか2 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568168.html
誰が民主に投じるか3 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29568204.html
我が、不明を恥じる他無いな。民主党は「民主」とは名ばかり。「政権交代」によって革命以上の権力簒奪を目指す、革命政党であったわけだ。
その革命政党は、今も政権与党=権力の座にあり、憲政史上最多の衆院議席数を占めて衆院を牛耳っている。
国民よ。特に先の衆院選挙で民主党に投票し、「政権交代」と銘打った「革命以上の権力簒奪」に手を貸した国民よ。これを看過するのかね。
よし、看過するようであるならば・・・私は今度こそ、国民と言うものに、失望ならぬ絶望を抱くかも知れないな。
失望すれども、絶望せず1-衆院選自民惨敗民主大勝を受けて- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646281.html
2 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646287.html
3 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/29646294.html