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 報じられているのは、今年の重大ニュースにもなった尖閣沖にて中国「漁船」が我が海保庁巡視船に体当たりし、あまりの悪質さに中国「漁船」は拿捕、乗員は一時なりとも逮捕した際の、知られざる事実。
 
(1) 中国側は、海保庁が中国人船長を殴打した等として抗議した。
(2) この中国側「抗議」に対し日本側は、当然反論した。
(3) 中国側が上記のように抗議したことを、日本側は日本人にも公開せず、このたび漸く明らかになった
 
 さて、想起願いたい。是非とも想起願いたい。これより少し後、現民主党政権公式発表「検察側の判断」により当該中国人船長が釈放された直後、問題の衝突ビデオの一部がYouTubeに流出する以前に、中国政府は日本に対し、謝罪と賠償を要求しているのだ。
 理由は無論、彼らの主張「海保庁の巡視船が中国「漁船」に体当たりした」から。無論、言うまでも無かろうが、上記の日本側の主張にも、YouTubeに流出したビデオ映像とも、真っ向から相反する理由だ。
 そんな中国政府だから、日本政府が問題の衝突ビデオを極力隠蔽しようとしている頃に、「海保庁が中国人船長を殴打した。」と言い出すぐらいは朝飯前だろう。従って、今回の報道も(1)はさして驚くには当たらない。
 
 中国とは、政府も国民も、その程度のシロモノだ。
 
 問題なのは、上記(3)である。即ち「中国側が、『海保庁が中国人船長を殴打した。』と言う抗議をしている事自体を、日本政府(の筈の)現・民主党政権が、日本国民に対し隠匿したこと。」だ。
 
 どうせ「日中関係に配慮した。」とかナンとか言うに決まっているが、私に言わせれば、かような事実隠匿は、核密約なんぞよりも遙かに悪質なのである。
 それを、「核密約が前政権時代にあった!」と鬼の首でも取ったように喧伝した現・民主党政権が実行したのである。
 
 更に、忘れてはいけない。
 
 現・民主党政権は、その船長逮捕シーンを含むとされる、海保庁撮影の衝突ビデオの内、You Tubeで公開された映像しか、国会議員にすら公開していないのである。つまり、未だに上記(3)に準じる「日中友好に配慮して」か何か理由は不明ながら隠蔽は、続いているのである。
 
 さて、国民諸君に問おうではないか。
 
 昨年夏の衆院選挙で、国民諸君は憲政史上最多の議席数を民主党に与えた。その民主党はかような体たらくである。世論調査の支持率も確かに落ちているようではあるが、鳩山から管に首相が交代したぐらいで、それも副首相が首相となっただけで回復してしまうような支持率だ
 
 こんな政権を、まだ支持するつもりかね。
 
 まだ、こんな政党に、政権を預けるつもりかね。
 
 さらに言うならば、成る程「核密約」を調査し、公開したのは現・民主党政権ではあるが、上記のような体たらくでは、一体後いくつ、国民に対する秘密事項があると思うのかね。
 
 如何に、国民