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アカ日新聞、もとい、朝日新聞の社説がまたもやぶっ飛んでいるので、思わず突っ込む。
転載開始================================================================================
離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは http://www.asahi.com/paper/editorial20101209.html?ref=any#Edit2
自衛隊と米軍あわせて4万5千人が参加する過去最大規模の日米共同統合演習が、今月3日から九州、沖縄や日本海の周辺で行われている。
離島防衛―「鎧」見せつけるだけでは http://www.asahi.com/paper/editorial20101209.html?ref=any#Edit2
自衛隊と米軍あわせて4万5千人が参加する過去最大規模の日米共同統合演習が、今月3日から九州、沖縄や日本海の周辺で行われている。
北朝鮮の軍事挑発とともに中国の著しい海洋進出を牽制(けんせい)するのが狙いだ。演習には沖縄本島から与那国島にかけての、いわゆる南西諸島を防衛するための海上・航空作戦が含まれる。
近年の中国海軍の活動をにらんで、これまで手薄だった離島地域の防衛体制を大幅に見直す。そんな議論が、「防衛計画の大綱」の年内改定に向け政府・与党内で進められている。
ここは結論を急がず、熟慮してもらいたい。
この地域の防衛力は現在、沖縄本島の陸上自衛隊約2100人や航空機部隊が中心で、それ以西は宮古島のレーダーサイトだけだ。地理的な制約や住民感情に配慮し、本島に駐留する米軍の抑止力に頼ってきたことが大きい。
2004年にできた今の防衛大綱は、初めて中国の動向を意識して「島しょ部に対する侵略への対応」を盛り込み、防衛省は冷戦時代の北方重視を改め、「南西シフト」と呼ばれる部隊や訓練の見直しを進めてきた。
同省は現在、与那国島への陸自配備などを検討している。
9月の漁船衝突事件もあり、尖閣諸島への自衛隊配備や米海兵隊のような水陸両用部隊の創設を求める意見が、民主党内からも出た。
とはいえ、日中両国の相互依存関係は深まる一方であり、近い将来、中国が武力侵攻を起こすとは考えにくい。日米の緊密な防衛協力体制がそれを抑止している。米中が正面から軍事的に衝突する展開も、ありそうにない。(*1)
そうした状況で、脅威対応型の発想に傾きすぎるのは得策ではあるまい。かえって、日米中3カ国の安定した政治的枠組みを構築していく地道な作業を妨げることにならないか。 (*2)
洋上の移動手段もない陸上部隊を島々においても、中国海軍の艦艇に対する抑止効果は望めない。(*3)
仮に海兵隊のような攻撃力の高い部隊をおけば、それこそ中国側に軍備拡張の格好の口実を与えかねない。(*4)
この地域で今後起こりうる危険は、偶発的な海上衝突だろう。それを避けるには、まずは対話を通じ両国間の連絡メカニズムや危険回避のルール作りを急ぐべきだ。(*5)
同時に、これからも続くと見られる中国の民間船や公船との摩擦に備え、海上保安庁の警察機能を充実させ、領海警備をめぐる海自と海保の連携を深めることである。(*6)
万一の場合の備えが必要としても、機動性の高い艦艇や航空機を遠方からでも投入できるよう即応性を高める方が賢明ではないか。「鎧(よろい)」を見せつけるだけが抑止ではあるまい。 (*7)
==================================================================転載終了
<注釈>
(*1) 一体どんな目をしているんだろうね、朝日新聞の記者と言う奴は。「沖縄解放」なんてフレーズ掲げた反日デモが、「中国に於けるデモ」であるが故に少なくとも半官製であることは、その目にどう映じているのかね。
そうか、社民党と同じ目か。そりゃ、明きメクラにしかならんわなぁ。
(*1) 一体どんな目をしているんだろうね、朝日新聞の記者と言う奴は。「沖縄解放」なんてフレーズ掲げた反日デモが、「中国に於けるデモ」であるが故に少なくとも半官製であることは、その目にどう映じているのかね。
そうか、社民党と同じ目か。そりゃ、明きメクラにしかならんわなぁ。
(*2) この節は全く意味不明だ。中国の軍拡と「核心的利益」の拡大が驚異であるときに一体どんな「日米中3カ国の安定した政治的枠組みを構築」すると言うのだ?せいぜい、軍縮条約か軍備制限条約だろう。いずれも我が国とは無縁であろう。
(*3) 制海権が当初防衛の鍵である事は確かだ。だからと言って「陸上部隊を置かない」ことで抑止力が向上する訳がない。
制海権の確保( それは、制空権の確保を含む)と島嶼防衛の陸上部隊。この二つで始めて抑止力であり、それこそ、目指すべきだろう。
(*4) 賭けても良いぞ。そんな口実なんかなくても、中国は軍備拡張をする。
今までそんな部隊をおいていなかったのに、20年連続2桁防衛費増大を、徴兵制執行国=兵隊の給料が安い国で実施してきた、「輝かしい実績」があるではないか。
(*5) 問題のすり替えだな。「偶発的な海上衝突」以外「起こって欲しくない」だけだろう。
中国が尖閣や、沖縄や、日本を、「侵略しない」などと断言できる奴の気が知れない。そんな断言は、それこそ全知全能の神でなければ出来ない筈だ。
中国が尖閣や、沖縄や、日本を、「侵略しない」などと断言できる奴の気が知れない。そんな断言は、それこそ全知全能の神でなければ出来ない筈だ。
(*6) この政作そのもは私も同意する。だがそれだけでは、我が国の主権と我が国民の生命財産を守る上で、万全ではない。
(*7) 「機動性の高い部隊」はいずれにせよ必要だ。特に島嶼防衛では。だがそれは「鎧」=島嶼防衛の陸上部隊を全く不要になぞする筈もない。
第一、中国が南シナ海で実施した侵略では偽装「漁民」がその尖兵となっている。島嶼に駐留する陸上部隊ンの任務はその偽装「漁民」を撃退なり、拘束なり、射殺なりすることである。
断言しよう。「鎧」は必要だし、それを「見せ付ける」ことはもっと必要だ。
断言しよう。「鎧」は必要だし、それを「見せ付ける」ことはもっと必要だ。
万全な戦争準備は抑止力足りうる。
戦争準備の不備は、抑止力足り得ない。