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 タイトルにもした通り、「馬鹿は死ななきゃ直らない。死んで直った馬鹿もない。」である。
 尤も、死んでくれさえすれば、少なくともこの世への影響力は大いに減る筈なのであるが。

転載開始======================================================
日米共同演習 「戦争ゲーム」こそ危険だ  http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170905-storytopic-11.html
2010年12月5日  Tweet             
 自衛隊と米軍による過去最大規模の日米共同統合演習「キーンソード」(Keen Sword)が始まった。
 韓国軍が初めてオブザーバー参加した。今年から米韓合同軍事演習に日本がオブザーバー参加しており、一連の動きから日米韓3国の軍事協力が進んでいることを印象付ける。(*1)
 共同演習の柱の一つは、ミサイル攻撃を想定した日米の大規模な弾道ミサイル対処訓練。北朝鮮の弾道ミサイルが念頭にあるのは明らかだ。
 二つ目の柱は島しょ防衛。沖縄本島など南西諸島の太平洋側で海上作戦が実施される。軍事力を強化し、尖閣諸島という領土問題を抱える中国をけん制する狙いがあるのだろう。逆効果ではないか。(*2)
 訓練直前の2日深夜、パトリオット・ミサイル(PAC3)を搭載した車両約60台が、嘉手納基地から普天間飛行場とキャンプ・コートニーに移動した。
 生活道を使った物々しい光景だ。住民を不安に陥れながら「軍事機密」を理由に移動経路さえ知らせない。軍にとって都合が悪ければ「機密」扱いなのか。(*3)
 PAC3は、射程が数百キロ程度の短距離ミサイルの迎撃に適しているとされる。超音速で飛来する長距離弾道ミサイルの迎撃は「技術的に不可能」と米専門家は指摘している。(*4)
 今回のPAC3の基地間移動から、ミサイル迎撃システムは、基地を守るものであり、住民地域を守るものではないことを明白に示した(*5)。逆にいえば基地が存在するかぎり、ミサイルが飛来する危険を常に伴っているということだ(*6)。
 沖縄は住民を巻き込んだ過酷な地上戦を体験した。島しょ防衛は不可能、というのが沖縄戦から導かれた教訓だ(*7)。
 経済大国に成長した中国は、日本にとって重要な貿易相手国だ。(*8)
 昨年11月、海上自衛隊と中国海軍は捜査・救難活動で初めて共同訓練を実施することで合意した。次官級防衛当局者会議の定例化など、防衛交流を通じ戦略的互恵関係を進めることで一致している。中国脅威論は現実と乖離(かいり)している。(*9)
 AP通信は共同訓練を「戦争ゲーム(War Games)開始」という見出しで報じた。高価で鋭利な剣(キーンソード)を振り回し、騒音被害をまき散らし住民を不安に陥れ、ひいては近隣諸国を刺激する「ゲーム」は危険極まりない。(*10)
====================================================================転載終了

<注釈>
(*1) 
結構な事だ。対北朝鮮でも、対中国でも。
 
(*2) いきなりかましてくれるねぇ。「中国様を御刺激申し上げるな」か。
 
(*3) あの・・・「知られたら都合が悪い」から「機密」だと思うのですが・・・
 「軍にとって都合が悪ければ「機密」」基本的には定義であって文句のつけようがない筈。また、その「都合の悪さ」を私は理解できる。
 「軍の都合よりも民の都合(ここで言うと「住民の不安」かね。)の方が優先だから、移動経路を公開すべし。」と言うならば、主張として通る。
 が、「移動経路を公開」すると「住民の不安」が減るというのは理屈が通らないから、その主張は理不尽だ。
 
(*4) 本当に「技術的に不可能」ならば、我が国は直ちに弾道ミサイルを装備し、北朝鮮や中国に対しては大量報復戦略を取るべきであり、他に選択肢はない。
 「技術的に可能」であるならば、それを追求するのは一つの選択肢でありうる。確かに楽な道じゃない。金だって余計にかかれば、技術的にも高度だ。
 だがあえてその技術的可能性を追求したのがミサイル防衛であり、今回の演習もまたその技術的可能性の一環だ。我が国も、それを言うなら米国も、その技術的可能性を追求しており、その選択を私は支持する。
 さらに言えば、イスラエルもその技術的可能性を、独自のアローシリーズなどで追求している。であるからして、少なくとも「技術的に不可能」とする専門家ばかりでは無いと言うことである。
 
(*5) PAC3の射程距離が限定的であるのは、今回の基地移動なんか待たずとも明白だろう。北朝鮮の弾道ミサイル発射実験の際、防衛省の中庭にPAC3が部隊展開したのは、何だと思っているんだ??
 
(*6) 「基地がなければミサイルは飛来しない。」のならば、「傘を持たなければ雨は降らない。」に違いない。琉球新報には、戦略爆撃なんて言葉も概念もないらしい。
 
(*7) 「島嶼防衛は不可能」だから、さっさと降伏する訳かね??
 「島嶼防衛は不可能」ならば、「島嶼奪還は必ず成功する」筈ではないか。ならば我が国としては「島嶼奪還部隊」の育成拡張に努めるべきだな。
 
(*8) 何だこの唐突なフレーズは。やっぱり「中国様を御刺激申し上げるな。」じゃないか。
 
(*9) つまり、琉球新報から見た「現実」は「防衛交流を通じ戦略的互恵関係を進めている」訳だ。
 凄まじいばかりの軍備拡張も、反日暴動に「沖縄解放」なんてフレーズが入っている事も、全く見えないか、無視し続けているわけだ。
 そりゃまあ、未だ姿わ現さない中国製空母や、日本に合わせている弾道ミサイルの照準は、「目に見えない」かもしれないから「明きメクラ」とは少々言いづらいが。
 
(*10) 平時の軍隊は訓練するのが仕事であり、平時の訓練が在るから有事に役に立つ。
 高価で鋭利な剣を使えぬようでは、それこそ税金の無駄だ。
 「騒音被害」?「住民の不安」?本当の戦争の騒音は演習どころではないし、その場合は不安よりも悪い事態が現実化する。何をトチ狂っているのかと思うが、ハナッから狂ってるんだろうな。
 「近隣諸国を刺激する」??反日暴動を煽動したり、国境付近の島を軍民問わず無差別に砲撃したりする「近隣諸国」は、我が国を刺激していないのかね?
 ま、鈍い奴はどこまで行っても鈍いがね。