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転載開始==========================================
朝鮮学校―日本社会の度量を示そう http://www.asahi.com/paper/editorial20100905.html?ref=any#Edit2
在日朝鮮人の若者たちが「なぜ自分たちだけ取り残されるのか」と、つらい思いで2学期を迎えている。
朝鮮高級学校をめぐり、文部科学省の専門家会議が、授業料無償化の学校にふくめるかどうか判断するための基準をつくった。高校の無償化は4月に始まったが、朝鮮学校は「日本の高校課程に類する」ことを確認できないとして、先送りになった。
示された案は、授業時数や教員について専修学校なみの水準を求め、支援金がすべて授業料減額に使われるよう財務の透明化の注文もつけた。他の外国人学校とともに、文科省が定期的にチェックする仕組みもとり入れる。
一方で、個々の具体的な教育内容は判断の基準にしない、とした。日本の学校とは異なる方針の下で教育を行うことを、認めようという考え方だ。
時間がかかりすぎたとはいえ、学校制度の外に置かれてきた外国人学校をきちんと位置づけ、多文化の学びを国が支援してゆくための、客観的で公正なモノサシができたと言える。これを使い、4月にさかのぼっての無償化を速やかに実施すべきだ。
ところが文科省は民主党内の意見を聞くとして、またも結論を先延ばしにした。菅直人首相の指示だという。
党内には、経済制裁を続けているのに、その北朝鮮の影響を受ける学校を支援すべきでないとの意見がある。拉致被害者家族からも「対北朝鮮で日本が軟化したと取られる危険が大きい」と反対がある。先送りは、こうした意見にも配慮したのだろう。
しかし、子どもの学びへの支援と、拉致問題への対応とを、同じ線上で論じるのはおかしい。高校無償化の支援対象は学校ではなく、生徒一人一人だ。「外交上の配慮で判断すべきでない」というのは、国会審議の中で示された政府の統一見解でもある。
教育内容を問うべきだとの指摘もある。確かに金正日体制への礼賛は、私たちの民主主義とは相いれない。
だが、同じ町で暮らす朝鮮学校生に目を転じてみよう。スポーツでは地域の強豪校でもある。北朝鮮の思想を授業で学びながらも、生徒や親の考えは一色でない。バイリンガルの能力を生かすなど、様々な分野の担い手として活躍する卒業生もたくさんいる。
ここは日本社会の度量を示そう。
多くの朝鮮人が住み、北朝鮮を支持する人がいるのは、歴史的な経緯があってのことだ。祖国を大事にする価値観を尊重し、同じ社会の一員として学ぶ権利を保障する。そうしてこそ、北朝鮮の現状に疑念を持つ人との対話も広がり、互いの理解が進むだろう。
そのうえで、日本で生きる朝鮮人としてどんな教育がよいか、今の朝鮮学校でよいかどうかは、彼ら自身に考えてもらうべきことだ。
==========================================転載完了
転載しているのは朝日新聞の社説。日本の高校無料化にあわせて、朝鮮学校も無料化すべきであるという論旨である。
言うもさらなりではあるが、私は既に朝鮮学校無料化に絶対と言って良い反対を表明している。
文科省は、真理省たらんとするか?-朝鮮学校無償化に見る、思想教育容認の恐怖- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33354637.html
言うもさらなりではあるが、私は既に朝鮮学校無料化に絶対と言って良い反対を表明している。
文科省は、真理省たらんとするか?-朝鮮学校無償化に見る、思想教育容認の恐怖- http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/33354637.html
その論旨を再掲するならば、以下の通り。
(1) 朝鮮学校は北朝鮮の金王朝独裁体制を絶対視する偏向教育、否、洗脳教育を行っている。
(2) その朝鮮学校を日本の高校と同様に無償化することは、朝鮮学校の洗脳教育を、「日本の高校に準じた教育プログラム」と認めることに他ならない。
(3) 一旦上記(2)のように認められたならば、日本の高校で、朝鮮学校と同様の洗脳教育を実施されたとしても、此を排斥する理由は極めて弱くなる。また、それを実施しようと言う輩には事欠かないだろう。
(4) 私は、北朝鮮の勤王長を絶対視する思想教育にも、の意見に完全に沿った愛国教育にも、異論異説を排する洗脳教育である限り反対する。現在、朝鮮学校で行われている金王朝礼賛教育は、その洗脳教育である。
(5) 従って、文科省が朝鮮学校をも無償家の対象としようというのは、北朝鮮礼賛の教育を「日本の教育に準じる」と認めるばかりでなく、洗脳教育を「日本の教育に準じる」モノとすることで、2重の罪を犯そうとしている。それは、民主主義とは相容れず、1984の真理省を思わせるモノである。
その朝鮮学校の無償化を、朝日は推進している。
推進する理由は・・・・
1> 同じ町で暮らす朝鮮学校生に目を転じてみよう。
2> スポーツでは地域の強豪校でもある。
3> 北朝鮮の思想を授業で学びながらも、生徒や親の考えは一色でない。
4> バイリンガルの能力を生かすなど、様々な分野の担い手として活躍する卒業生もたくさんいる。
5> ここは日本社会の度量を示そう。
推進する理由は・・・・
1> 同じ町で暮らす朝鮮学校生に目を転じてみよう。
2> スポーツでは地域の強豪校でもある。
3> 北朝鮮の思想を授業で学びながらも、生徒や親の考えは一色でない。
4> バイリンガルの能力を生かすなど、様々な分野の担い手として活躍する卒業生もたくさんいる。
5> ここは日本社会の度量を示そう。
1>はまあ、呼びかけだろう。実際の朝鮮学校を見ろと言っている。
2>では朝鮮学校がスポーツで強いと言っている。「それがどうした。」と私なら行ってしまう。第一、年頃の子供を集めて洗脳きょぅいくを実施している朝鮮学校ヲ「学校」と呼ぶからスポーツの祭典とやらにも参加できるのである。此はオウム真理教のようなカルト集団と扱うべきであり、せいぜいヒトラー・ユーゲントか百歩譲っても私塾であろう。
私塾がスポーツ大会、例えば高校野球に参加してしまうのもどうかと思うが、その朝鮮学校が「強豪である」即ちその大会で好成績を納めているから、「日本の高校並に無償化する」という理論は奇怪だ。逆に大会で勝てない弱小な日本の日本の高校は、無償化の対象から外すべきだというのか?
成る程強豪である朝鮮学校は、一種の成果ではあろうが、「日本の高校の教育に準じている証拠では、全くない。
3>は朝鮮学校の洗脳教育とて万能ではないと主張している。洗脳教育が万全ではないから、その洗脳教育を認めて、無償化しろ、ただで洗脳教育させろというのは、正気の沙汰とは思われない。
4>は朝鮮学校生との「バイリンガルの能力」を激賞しているが、洗脳された、或いは少なくとも洗脳教育を受けたバイリンガル=日本語-朝鮮語通訳者が、一体どんな「活躍」をしているのやら。
5>は正しく噴飯モノだ。
日韓基本条約、否、日韓併合以前から、日本が示し続けた半島に対する度量は、尽くと言って良いほど裏切られている。明治維新前後からの日本のみせた度量、半島近代化支援が成功していれば、日韓併合条約は、対等な二国間の同盟条約たり得たはずだ。それがそうならなかった責任の一旦は、半島自身による近代化の失敗にある。
朝鮮学校に対して示される左様な度量は、全く何の利益も生まないと、断言できる。
「首相が何度も替わるのは良くないから菅首相支持。」問い言うのと同じぐらい、この「日本人の度量を示すための朝鮮学校無料化」は根拠薄弱だ。
さらには、「菅首相不支持」ならば出現してしまうのは小沢首相という悪夢だが、朝鮮学校無償化拒否で生じるデメリットは「日本人の度量を示さなかった」以外殆どない。
コストエフェクティブならぬ、リスクエフェクティブを考えれば、朝鮮学校無償化など断固拒否すべきである。
断固拒否すべきであるが・・・・その朝鮮学校関係者並びにシンパを「民主党サポーター」として民主党代表選挙に参政させている民主党には、拒否も期待できない。