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【計算ミスがありましたので、朱記訂正いたします。ご指摘、ありがとう御座います。】
報じられているのは、ワールドカップ・サッカーの勝敗を占っていると言うドイツの占いタコ・パウル君。先の準決勝戦ではドイツの敗北=スペインの勝利を予言して、見事的中させ、現在までのところワールドカップに於けるドイツ・チームの試合の勝敗を全て的中させているそうだ。
であるならば、「優れた占いタコ」と賞賛されて然るべきかと思うのだが、サッカーファンと言う者は勝手なもので、先の準決勝でのドイツ敗北を的中させたパウル君を逆恨みし、「サラダにしろ」だの「サメの水槽に入れろ(*1)」だののたもうて居る方もあるそうな。
占いタコを処罰しようと言うのは、「悪い結果を予見した」罪によると言う考えだろうが、それは「タコがドイツの敗北を予言したから、ドイツが敗北した。」と言う発想でもあり、占いタコのパウル君に「運命の予言者」以上の「運命を司る者」と言う権威を認めている事になりはしないか?
言い換えよう。
「ドイツの対スペイン戦敗北」が既に決まった運命であり、パウル君はただその決まった運命を伝えるだけのメッセンジャーであると仮定するならば、パウル君を食うなり食わせるなり処罰する意味は全くない。記事に報じられるとおり、正に「八つ当たり」だ。
パウル君を処罰すると言う事は、「悪い結果を予言する事で、本当に悪い結果を招来した。」と考えなければならない。先のスペイン―ドイツ戦を占った際にパウル君が「ドイツ勝利」を予言さえしていれば、本当にドイツが勝っていただろうと、考え無ければ筋が通らない。即ちパウル君は占いタコにあらず、ワールドカップ・サッカーの勝敗を決する力があると、考えざるを得ない。
そんな「偉大な」タコを、処罰してしまって良いのか。
であるならば、「優れた占いタコ」と賞賛されて然るべきかと思うのだが、サッカーファンと言う者は勝手なもので、先の準決勝でのドイツ敗北を的中させたパウル君を逆恨みし、「サラダにしろ」だの「サメの水槽に入れろ(*1)」だののたもうて居る方もあるそうな。
占いタコを処罰しようと言うのは、「悪い結果を予見した」罪によると言う考えだろうが、それは「タコがドイツの敗北を予言したから、ドイツが敗北した。」と言う発想でもあり、占いタコのパウル君に「運命の予言者」以上の「運命を司る者」と言う権威を認めている事になりはしないか?
言い換えよう。
「ドイツの対スペイン戦敗北」が既に決まった運命であり、パウル君はただその決まった運命を伝えるだけのメッセンジャーであると仮定するならば、パウル君を食うなり食わせるなり処罰する意味は全くない。記事に報じられるとおり、正に「八つ当たり」だ。
パウル君を処罰すると言う事は、「悪い結果を予言する事で、本当に悪い結果を招来した。」と考えなければならない。先のスペイン―ドイツ戦を占った際にパウル君が「ドイツ勝利」を予言さえしていれば、本当にドイツが勝っていただろうと、考え無ければ筋が通らない。即ちパウル君は占いタコにあらず、ワールドカップ・サッカーの勝敗を決する力があると、考えざるを得ない。
そんな「偉大な」タコを、処罰してしまって良いのか。
私がそんな「偉大な」タコ・パウル君であり、先述の様な処罰を受けたなら、ワールドカップ・サッカーで2度とドイツチームは勝てないように呪いをかけるだろう。
日本では「触らぬ神に祟りなし。」と言う。ドイツのサッカーファンと言うと熱狂的なファンが多そうだが、一つ頭を冷やして、パウル君を「処罰」するのはお止めになることを、お勧めする。
更に言えば・・・
占いなんてぇものは「当たる」か「当たらない」かのいずれかだ。これが人生相談だの恋愛相談だのの複雑な「御神託」だと判定が難しいが、パウル君の占いは「サッカーの試合はどちらが勝つか」と極めてシンプルで「当たる」/「当たらない」は判定しやすい。単純に考えるなら、当たる確立も当たらない確立も半々。1/2=50%だ。
「6試合100%の的中率を誇る」と言っても当てたのは高々6試合でしかない。これを「100%の的中」させる確率は、(1/2)の6乗で1/64にしか過ぎない。サイコロ2個振ってピンゾロ出す確率( これは1/36になる。)の約半分位だ。
つまり、「6試合100%の的中率を誇る」占いタコのパウル君は、今のところ「64匹に1匹の幸運ダコ」にしか過ぎない、かも知れないのだ。
別の報道では、パウル君のサッカー占いは決勝戦と3位決定戦のまだ2回は実施されるそうである。
【W杯】“神託タコ”でおわび声明 ドイツの水族館 でも予言は続ける http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100709/scr1007090044003-n1.htm
2010.7.9 00:43
この2試合ともパウル君が勝敗を当てたすると、その確率は更に1/4になって1/256になる。「凡そ三百匹に一匹の幸運ダコ」に昇格するかも知れないが、所詮はその程度の「幸運」が必要なだけだ。
占いなんてモノは、所詮その程度である。「当たるも八卦、当たらぬも八卦。」でしかないのである。
無論、伝統と格式ともっともらしさを誇る星占いさえ信じない私のような人間が、タコ占いなぞ、信じるわけが無いのである。
星占いで人の運命なぞわかる訳がない。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/15047409.html
更に言えば・・・
占いなんてぇものは「当たる」か「当たらない」かのいずれかだ。これが人生相談だの恋愛相談だのの複雑な「御神託」だと判定が難しいが、パウル君の占いは「サッカーの試合はどちらが勝つか」と極めてシンプルで「当たる」/「当たらない」は判定しやすい。単純に考えるなら、当たる確立も当たらない確立も半々。1/2=50%だ。
「6試合100%の的中率を誇る」と言っても当てたのは高々6試合でしかない。これを「100%の的中」させる確率は、(1/2)の6乗で1/64にしか過ぎない。サイコロ2個振ってピンゾロ出す確率( これは1/36になる。)の約半分位だ。
つまり、「6試合100%の的中率を誇る」占いタコのパウル君は、今のところ「64匹に1匹の幸運ダコ」にしか過ぎない、かも知れないのだ。
別の報道では、パウル君のサッカー占いは決勝戦と3位決定戦のまだ2回は実施されるそうである。
【W杯】“神託タコ”でおわび声明 ドイツの水族館 でも予言は続ける http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100709/scr1007090044003-n1.htm
2010.7.9 00:43
この2試合ともパウル君が勝敗を当てたすると、その確率は更に1/4になって1/256になる。「凡そ三百匹に一匹の幸運ダコ」に昇格するかも知れないが、所詮はその程度の「幸運」が必要なだけだ。
占いなんてモノは、所詮その程度である。「当たるも八卦、当たらぬも八卦。」でしかないのである。
無論、伝統と格式ともっともらしさを誇る星占いさえ信じない私のような人間が、タコ占いなぞ、信じるわけが無いのである。
星占いで人の運命なぞわかる訳がない。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/15047409.html
「人間は、神よりも偉大だ。
運命を変えられる。」 -香港映画「男たちの挽歌」-
運命を変えられる。」 -香港映画「男たちの挽歌」-
<注釈>
(*1) 言わんとするところは「サメに食われてしまえ」なんだろうけれど。サメって、タコを食うのか?天然自然のサメは結構な悪食と聞いた気もするが。