http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32456038.html より続く
応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/
応援いただけるならば、クリックを⇒ https://www.blogmura.com/
(156) 平成22年04月18日(日) 国民新党の下地氏は、鳩山首相が普天埋設問題に命がけであるとエールを送った。
エールを送っただけである。
普天間移設「首相は命がけ」 国民新党・下地氏 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100418/plc1004182211013-n1.htm
命がけでこの程度か。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32358758.html
(157) 平成22年04月19日(月) どうもこの辺り、報道の混乱か政府の混乱かはたまた両方か( 賭けるのならば最後者、両方だろうな。)、情報が錯綜するのだが、日本政府としては徳之島に対し普天間基地移設先として正式に要請すると報じられている。
これが事実ならば、兎に角地元の同意を得ようと言う動きではあるが、移設先を徳之島とするのは民主党及び現政権の都合であって、日本の国益ではないのである。普天間海兵部隊の前面移転ならば、事前の国益ぐらいにはなりうるだろうが。
普天間移設、徳之島に正式要請へ 地元は反発、難航必至 http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY201004180309.html
エールを送っただけである。
普天間移設「首相は命がけ」 国民新党・下地氏 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100418/plc1004182211013-n1.htm
命がけでこの程度か。 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/32358758.html
(157) 平成22年04月19日(月) どうもこの辺り、報道の混乱か政府の混乱かはたまた両方か( 賭けるのならば最後者、両方だろうな。)、情報が錯綜するのだが、日本政府としては徳之島に対し普天間基地移設先として正式に要請すると報じられている。
これが事実ならば、兎に角地元の同意を得ようと言う動きではあるが、移設先を徳之島とするのは民主党及び現政権の都合であって、日本の国益ではないのである。普天間海兵部隊の前面移転ならば、事前の国益ぐらいにはなりうるだろうが。
普天間移設、徳之島に正式要請へ 地元は反発、難航必至 http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY201004180309.html
(158) 平成22年04月19日(月) 民主党鹿児島県連は、普天間基地の徳之島移設案に対し、白紙撤回するように鳩山首相に迫ったと言う。
これに対する鳩山首相の曰く。
1> 「承った。
2> まだ正式な案が決まっているわけではない。
3> 白紙撤回も何も、そういう状況ではない」
じゃあ一体どんな状況なのか、政府案は何もないと平気で抜かしているのか。(イヤ、キットソウニチガイナイ。)4月も下旬になろうと言うのにである。
4> 「沖縄の皆さんが今日まで大変過重な負担の中で苦しんできた」と指摘、
5> 日本全体で負担を分担する必要があると強調した。
徳之島での反対集会に関しては
6> 「不安ばかり募らせてしまった。おわびを申し上げなくてはならない」
これに対する鳩山首相の曰く。
1> 「承った。
2> まだ正式な案が決まっているわけではない。
3> 白紙撤回も何も、そういう状況ではない」
じゃあ一体どんな状況なのか、政府案は何もないと平気で抜かしているのか。(イヤ、キットソウニチガイナイ。)4月も下旬になろうと言うのにである。
4> 「沖縄の皆さんが今日まで大変過重な負担の中で苦しんできた」と指摘、
5> 日本全体で負担を分担する必要があると強調した。
徳之島での反対集会に関しては
6> 「不安ばかり募らせてしまった。おわびを申し上げなくてはならない」
7> 「それ(沖縄の基地負担)を国民全員で分かち合う気持ちを全国で示していただきたい」
全く何もわかっていない。
沖縄県以外のの46都道府県がこぞって「基地負担の受け入れ」を表明したとしても、我が国の安全保障上、沖縄から米海兵隊を動かすべきではないのだ。
沖縄に、正に沖縄に、米海兵隊として陸海空の三部隊が揃っている事の意義がわからずに、普天間基地移設も何もないもんだ。否、それ以前に、自衛隊三軍の最高指揮官にして、我が国の安全保障の最高責任者である首相として失格だ。
いくら現政権に予定していた連立三党の共通公約に安全保障が盛り込まれなかったとは言え、そんな公約で先の衆院選挙に大勝してしまったとは言え、それは鳩山首相が日本の安全保障について何も考えずに済むと言うことを意味しない。日本国首相と言う地位、日本と言う国の政権与党と言う地位がそれを許容しない。
そんなことが、政権交代以来半年以上たってもわからないのだから、これはもう永久にわからないだろう。即ち現政権は、連立与党三党は、日本の安全保障に責任をもてないような欠陥政権として誕生し、その欠陥は克服どころかますます酷くなっている。
鳩山首相、「国民全員で負担分担を」=民主県連、徳之島案の撤回要請-普天間移設 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010041900719
全く何もわかっていない。
沖縄県以外のの46都道府県がこぞって「基地負担の受け入れ」を表明したとしても、我が国の安全保障上、沖縄から米海兵隊を動かすべきではないのだ。
沖縄に、正に沖縄に、米海兵隊として陸海空の三部隊が揃っている事の意義がわからずに、普天間基地移設も何もないもんだ。否、それ以前に、自衛隊三軍の最高指揮官にして、我が国の安全保障の最高責任者である首相として失格だ。
いくら現政権に予定していた連立三党の共通公約に安全保障が盛り込まれなかったとは言え、そんな公約で先の衆院選挙に大勝してしまったとは言え、それは鳩山首相が日本の安全保障について何も考えずに済むと言うことを意味しない。日本国首相と言う地位、日本と言う国の政権与党と言う地位がそれを許容しない。
そんなことが、政権交代以来半年以上たってもわからないのだから、これはもう永久にわからないだろう。即ち現政権は、連立与党三党は、日本の安全保障に責任をもてないような欠陥政権として誕生し、その欠陥は克服どころかますます酷くなっている。
鳩山首相、「国民全員で負担分担を」=民主県連、徳之島案の撤回要請-普天間移設 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010041900719
(159)平成22年04月20日(火) またぞろ、「翌日」である。民主党鹿児島県連の「普天間基地徳之島移設案白紙撤回要求」に「そういう状況ではない」と答えた翌日のこの日、政府は徳之島に普天間基地移設先としての正式打診をしたと報じられている。
と言う事は、同考えても前日に民主党鹿児島県連と会見した時は既に「そういう状況」だったはずである。公表の時期を計るということはあろうから、鹿児島県連に情報をリークしないと言う事はあっても良かろうが、「そういう状況にない。」は恐れ入る。
鳩山首相は、不必要な嘘で、ますます自らの信頼を落としているのである。
結果は待つほどもなく顕在化している。
「普天間の件で平野官房長官に会ってほしい」とこの日政府からの電話で正式要請された徳之島の3町長は、揃って会見を拒否した。
<普天間>政府が徳之島に移設先初打診 3町長は面会拒否 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100420-00000057-mai-pol
と言う事は、同考えても前日に民主党鹿児島県連と会見した時は既に「そういう状況」だったはずである。公表の時期を計るということはあろうから、鹿児島県連に情報をリークしないと言う事はあっても良かろうが、「そういう状況にない。」は恐れ入る。
鳩山首相は、不必要な嘘で、ますます自らの信頼を落としているのである。
結果は待つほどもなく顕在化している。
「普天間の件で平野官房長官に会ってほしい」とこの日政府からの電話で正式要請された徳之島の3町長は、揃って会見を拒否した。
<普天間>政府が徳之島に移設先初打診 3町長は面会拒否 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100420-00000057-mai-pol
(160)平成22年04月20日(火) 所が、上記(159)の問題はそれだけで終わらない。この日の夜、鳩山首相は、政府案はまだ固まっていないと言っている。これは上記(158)の民主鹿児島県連に対する回答には即している。が、(159)で政府が、直接的には滝の官房副長官が官房長官と徳之島3町長の会見を要請したと言う「正式の打診」とはあい矛盾する。これについて鳩山首相の曰く。
1> 「私はどのような思いで滝野副長官が電話をされたか分かりません。
2> まだ政府の考え方が最終的にまとまっているという状況ではありません。
3> まとまった段階で移設先になる地域にお願いをされるということはあろうかと思っておりますが、
4> まだその段階ではありません」
>--滝野さんの電話の件で、まだ移設先にお話しする段階にないということだが、
> きょうの滝野さんの電話は政権の中でどういう位置づけだと理解すればいいか
5> 「それは滝野副長官にお聞きください。私が存じ上げる話ではありません」
つまり滝野官房副長官が徳之島3町長に電話して、普天間基地移設先として「正式に打診」したことなど、全く知らないし責任もないというのである。
これは一体どういうことか。
一つには、鳩山首相の直接にせよ間接にせよの支持に従わず、滝野官房副長官が「政府としての正式な打診」を出してしまっていたと言うケースが考えられる。つまり鳩山首相の言う事は(一応)全て正しい場合だ。この場合滝野官房副長官の電話は越権行為であり、勝手な先走りである。が、鳩山首相はその点を追及する気配はない。
もう一つは、鳩山首相の直接或いは間接の指示に従って、滝野官房副長官が「正式な打診」を電話したと言うケース。少々不自然ではあるが、官房副長官が「官房長官との会見」を勝手に打診してしまうほどには不自然ではない。それを「鳩山首相が知らなかった・」と言うのは、例によっての閣内混乱、或いは「正式に打診したが、拒否されたので、官房副長官の責任に押し付けた、と考えると、合点がいく。前者のケースでは不自然に見える「官房副長官の越権行為糾弾の不在」も、後者のケースでは発生しない。
後者、即ち鳩山首相の裏切りなのではないかと、私は邪推するが、如何であろうか。
【鳩山ぶら下がり】徳之島との接触「滝野副長官に聞いて」(20日夜) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004202012026-n1.htm
1> 「私はどのような思いで滝野副長官が電話をされたか分かりません。
2> まだ政府の考え方が最終的にまとまっているという状況ではありません。
3> まとまった段階で移設先になる地域にお願いをされるということはあろうかと思っておりますが、
4> まだその段階ではありません」
>--滝野さんの電話の件で、まだ移設先にお話しする段階にないということだが、
> きょうの滝野さんの電話は政権の中でどういう位置づけだと理解すればいいか
5> 「それは滝野副長官にお聞きください。私が存じ上げる話ではありません」
つまり滝野官房副長官が徳之島3町長に電話して、普天間基地移設先として「正式に打診」したことなど、全く知らないし責任もないというのである。
これは一体どういうことか。
一つには、鳩山首相の直接にせよ間接にせよの支持に従わず、滝野官房副長官が「政府としての正式な打診」を出してしまっていたと言うケースが考えられる。つまり鳩山首相の言う事は(一応)全て正しい場合だ。この場合滝野官房副長官の電話は越権行為であり、勝手な先走りである。が、鳩山首相はその点を追及する気配はない。
もう一つは、鳩山首相の直接或いは間接の指示に従って、滝野官房副長官が「正式な打診」を電話したと言うケース。少々不自然ではあるが、官房副長官が「官房長官との会見」を勝手に打診してしまうほどには不自然ではない。それを「鳩山首相が知らなかった・」と言うのは、例によっての閣内混乱、或いは「正式に打診したが、拒否されたので、官房副長官の責任に押し付けた、と考えると、合点がいく。前者のケースでは不自然に見える「官房副長官の越権行為糾弾の不在」も、後者のケースでは発生しない。
後者、即ち鳩山首相の裏切りなのではないかと、私は邪推するが、如何であろうか。
【鳩山ぶら下がり】徳之島との接触「滝野副長官に聞いて」(20日夜) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100420/plc1004202012026-n1.htm
(161)平成22年04月21日(水) 鳩山首相と谷垣自民党党首との党首討論が行われた。当然ながら、普天間基地移設問題も取り上げられたが、鳩山首相からは特に進展を感じさせるような発言はなかった。先回の党首討論で大見得切った「腹案」でさえ、今回も明らかとはならず、普天間基地移設問題解決の上でこの党首討論は「未だ政府案を決められないと言う現状の追認」に終わった。
注目するとすれば、以下の発言ぐらいか。
> 「私は愚かな総理かもしれない。昨年12月に、エイヤッと(現行案の)辺野古に決めていればどんなに楽だったか」
エイヤも何も、昨年夏の選挙で現行日米合意=辺野古案を反古にするというパフォーマンスで選挙を戦ったのは、民主党であり、鳩山首相ではないか。自ら撒いた種であろう。情状酌量の余地はない。
党首討論 「普天間」に展望見えず http://www.shinmai.co.jp/news/20100422/KT100421ETI090003000022.htm
注目するとすれば、以下の発言ぐらいか。
> 「私は愚かな総理かもしれない。昨年12月に、エイヤッと(現行案の)辺野古に決めていればどんなに楽だったか」
エイヤも何も、昨年夏の選挙で現行日米合意=辺野古案を反古にするというパフォーマンスで選挙を戦ったのは、民主党であり、鳩山首相ではないか。自ら撒いた種であろう。情状酌量の余地はない。
党首討論 「普天間」に展望見えず http://www.shinmai.co.jp/news/20100422/KT100421ETI090003000022.htm
(162)平成22年04月23日(金) 国会で鳩山首相は、普天間基地移設問題に付いて、「職を賭する覚悟で臨んでいる。」と明言した。具体的には以下の通り。
1> 「首相として、すべての政策に職を賭す覚悟で臨んでいる。
2> その中に普天間の移設先の問題も当然含まれている」
逆に言えば、命なんて賭けてないということでもある。下地議員にはお気の毒だが。
一方で、以下のようにも報じられている。
3> 「地元の理解を求めつつ、
4> 米国ともすり合わせをして理解を求め、
5> 政府として5月末までに具体的な移設先を決定する」と説明した。
6> 移設先や米国との間で合意にまで至らなくても、「理解を求める」ことで決着を図りたい意向をにじませた。
言うまでもないだろうが3>~5>が鳩山首相自身の発言。6>は記者の評価である。記者は、記事のタイトルにもした通り「理解さえ求めたら、合意は得ずとも決着なのか」と揶揄している訳であるが、私が記者でもやはりそうするだろう。
少なくとも普通、「理解を求めた」だけで「決着」とは言わない。
それでも「職を賭する」などと言う鳩山首相発現がニュースになってしまうのは、「人がイヌをかんだらニュースになる。」のと同じ原理、物珍しさだ。
首相、普天間で職を賭す 「理解を求める」ことが決着? http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100423/plc1004231219011-n1.htm
1> 「首相として、すべての政策に職を賭す覚悟で臨んでいる。
2> その中に普天間の移設先の問題も当然含まれている」
逆に言えば、命なんて賭けてないということでもある。下地議員にはお気の毒だが。
一方で、以下のようにも報じられている。
3> 「地元の理解を求めつつ、
4> 米国ともすり合わせをして理解を求め、
5> 政府として5月末までに具体的な移設先を決定する」と説明した。
6> 移設先や米国との間で合意にまで至らなくても、「理解を求める」ことで決着を図りたい意向をにじませた。
言うまでもないだろうが3>~5>が鳩山首相自身の発言。6>は記者の評価である。記者は、記事のタイトルにもした通り「理解さえ求めたら、合意は得ずとも決着なのか」と揶揄している訳であるが、私が記者でもやはりそうするだろう。
少なくとも普通、「理解を求めた」だけで「決着」とは言わない。
それでも「職を賭する」などと言う鳩山首相発現がニュースになってしまうのは、「人がイヌをかんだらニュースになる。」のと同じ原理、物珍しさだ。
首相、普天間で職を賭す 「理解を求める」ことが決着? http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100423/plc1004231219011-n1.htm
(163)平成22年04月24日(土) 折角ニュースになるぐらい珍しかった鳩山首相の覚悟であるが、同じ日の夜には忽ち腰砕け。
1> 「『職を賭す』との思いで連日、すべての政策に責務を感じ、努力している。
2> その一つが普天間問題だ」と、
3> 意気込みの問題にすり替えて説明してみせた。
またもや「思い」である。イヤ、言葉ってのは便利だね。
首相、国会で「普天間で職を賭す」と発言、夜にはトーンダウン http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100423/plc1004232039019-n1.htm
1> 「『職を賭す』との思いで連日、すべての政策に責務を感じ、努力している。
2> その一つが普天間問題だ」と、
3> 意気込みの問題にすり替えて説明してみせた。
またもや「思い」である。イヤ、言葉ってのは便利だね。
首相、国会で「普天間で職を賭す」と発言、夜にはトーンダウン http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100423/plc1004232039019-n1.htm