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報じられているのは、ベトナムで計画中の高速鉄道。その方式を日本の新幹線方式とする事が閣議決定されたという。
同報道に依れば、ベトナム高速鉄道を巡っては、日本と中国、韓国が熾烈な争いをしているという。
さて、何度も書いているので聞く方は耳にタコ、書く方は指にタコ、(読む方は目にタコ?)だが、私は鉄道マニア、いわゆる「鉄ちゃん」ではないし、最近流行という「鉄子」は勿論(*1)「鉄男」でもない。
従って新幹線等について書いている記事も、門外漢の立場であり、誤記誤解もあるだろうと覚悟しつつ書いている。今回の記事もまた然り。
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前途多難?シュワちゃんの新幹線-米カリフォルニア州の高速鉄道計画 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/24112682.html
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で、その鉄道マニアならぬ門外漢の目からすると、「中国の高速鉄道」はフランス製TGVとドイツ製ICEと我らが新幹線のキメラでしかないし、「韓国の高速鉄道」に至っては「そう言えばそんなものもあったような気がする。釜山-京城間だっけ?」程度の認識で、今回泥縄で調べて「やはりTGVの亜流」と確認している程度だ。
即ち上記記事で取り上げられているベトナム高速鉄道を巡る日本、中国、韓国の争いは、我が国の新幹線 対 TGV&ICE&新幹線のキメラ 対 TGVのパチモン の戦いである。
おさおさ遅れを取るものか。
努々慢心すべきではない。オリジナルのTGVは世界最高速を誇る。「時速250キロ」」と歌にも歌われた新幹線の速度記録も、フランスTGVとドイツICEの後塵を拝するように為って久しい。
が、本家のTGVやICEのお出ましならば兎も角、そのパチモン如きに、我らが新幹線が、ひけをとるものか。今回のベトナムの閣議決定は、技術的には至極真っ当な選択である。
技術的には真っ当な選択だが、コスト的には苦しい戦いだったろうと想像できるし、政治的にもまた然りである。それだけにこの勝利は、なお価値があると言えよう。
あらためて書くまでも無かろうが、「陸路で自動車に対し優位に立つ高速鉄道」というコンセプトは、満州鉄道はアジア号やら弾丸列車やらのレトロな-それこそ蒸気機関車が主力になってしまうような第2次大戦以前-昔にまでさかのぼれてしまうのだが、実際にはっきりと具現化したのは我らが新幹線が最初である。
TGVもICEも、上記高速鉄道のコンセプトを、我らが新幹線という成功例を見てから具現化したものである。後発の分身技術を導入できるから、より高速を出せるのも当然と言えば当然だ。
尚かつ、我らが新幹線は開業以来、ただの一人も死者を出していないと言う、安全記録の金字塔を打ち立て、未だ記録更新中である。その記録には確かに僥倖もあるが(*2)、鉄道の安全性という意味で、一つの頂点を為していると言っても過言ではあるまい。
即ち、我らが新幹線は、高速鉄道のΑにしてΩ。起源にして(未だに)頂点なのである。
<注釈>
(*1) 当ブログを見て、その管理者・作者たる私が女性だと考える者はまず居ないだろうと思う。
「ネカマ=ネットおかま」ならぬ「ネットおなべ」である可能性はないではないが・・・そんな面倒くさいことやる気にもならない。
(*2) 走行中に地震が発生して、脱線したけど死者がない何手のは、僥倖としか言いようがないだろう。