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 報じられているのは、一昨年に人的被害まで出した中国精読餃子事件の犯人が中国で拘束されたと言うニュースの続報。日本政府としては中国政府に説明を求めるという内容だ。
 
 鳩山政権にしてはまともな外交反応だが、説明を求めるのはあまりにも当然だろう。
 
 何しろ我が方は、国内の流通経路調査から売れ残った製品の回収・検査を丹念にやって「メタミドホス=毒が入れられたのは中国国内」という結論を出したというのに、中国側は「メタミドホスは包装のビニールを透過する」と科学的データも示さないまま主張し、あまつさえ「中国国内でメタミドホスが混入された可能性はない。」と断言して憚らなかった
 
 その後、中国国内で回収された同じ向上の同じ製品、即ち日本側から見れば「毒が混入されているかも知れない証拠物件」中国側からすると「毒が混入された可能性はないのだから、毒が入っているわけがない(公式には)」餃子があろう事か市場に出回り( ったって、餃子に足が生えて店頭に並ぶ訳じゃない。)中国国内で同様の被害者が出て、「中国国内でメタミドホスが入れられたことは確定」した筈だが、中国政府も治安当局も、私の知る限り、何の説明も、謝罪も、弁明もしていない。
 
天網恢恢疎にして漏らさず   http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/14359504.html

 このたび目出度く「犯人」が拘束されたのだから、それ相応の説明を求めるのは筋であり、上述の「メタミドホスはビニールを透過する」という科学的データは兎も角( そんなものが出てくるとは全く思えない。)「中国国内で入れられた可能性はない。」と断言した件には釈明があって然るべきだろう。
 
 尤も、言うまでもないことではあるが、自称「人民解放軍野戦軍司令官」・我が敵・小沢一郎に牛耳られ、中国にゾロゾロ議員ばかりで2個中隊ほども揃って出かけて記念写真撮って喜んでいるような、副主席様のためなら宸襟も陛下の御健康御聖寿も「日中友好のために」ふきとばしかねない現民主党-社民党-国民新党では、果たして何処まで真摯な説明・釈明を引き出せるやら。
 
 このタイミングで毒餃子事件が中国側のもたらす情報で「解決」をみたのも、ちょいと勘ぐるならば、支持率低下著しい鳩山政権への「外交実績」プレゼントとも考え得る。
 尤も、鳩山政権は本件について何にもしていないから、こんなプレゼントに騙されると考えたとしたら、日本国民も舐められたモンだ。それともこの先鳩山政権に花を持たせる芝居でもうつつもりだろうか。
 
 それはそれで楽しみではある。
 
 だが、騙されてなるものか。
 
 今回拘束された「犯人」なんて、でっち上げるのは、中国政府なら朝飯前だろう。