社民党議員（多分）「保坂展人のどこどこ日記」によせて

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/daf57f9bb3044468f69ff7ccc2298876
『「普天間基地移設」のまやかしを解く』に対するコメント＆トラバ（向こうが、承認してくれればだが。）

　はじめまして、Zeroと申します。普天間基地移設問題に関心を持つ者です。
　最初にお断りしておきましょう。私は普天間基地は現行日米合意に沿ってキャンプシュワブ沖に移設されるのがベストだとするアメリカの公的主張を支持する者であります。
　
[１]　辺野古沖新基地に計画されている現行移設案が、「基地機能を高度に充実・拡大した」ものである事に同意します。

[２]　上記を逆に言えば、現行日米合意案に基づく辺野古沖新基地の仕様こそが、「普天間基地移設先」の条件であり、アメリカ側の意図であり、現行日米合意の意図したところであると考えます。自公政権がイエスマンであろうが、民主政権がイエスマンでなかろうが、それは日米政府の合意事項であります。

[３]　従って、辺野古沖新基地の仕様を満たさない「普天間基地移設案」が米側の同意を得る事は基本的になく、現在国民新党が出している「辺野古陸上案」「嘉手納統合案」共に全く不十分であり、｢５月までに日米間含めて決着｣と言う鳩山首相の日程表には絶対に乗らないものであります。況や、社民党が漸く｢一本化｣しようと言うグアム移設案なぞ、論外と言うべきでしょう。成案なしと言う民主党に至っては･･･｢筆舌に尽くし難い」でしょうかな。

[４]　蛇足でしょうが、私は上記[１]の「辺野古新基地機能の高度に充実･拡大」を支持するものであります。それは私が「アメリカのイエスマン」だからではなく（私の「イエス」何ぞ、アメリカは歯牙にもかけんでしょう。）、沖縄と言う地理的条件下で辺野古新基地と言う米軍抑止力の増大が日本の国益に叶うと考えるからです。
　同じ抑止力を仮に自衛隊三軍で得ようと考えたならば、純粋な兵力増強であったとしても、在沖縄米軍の倍の兵力でも全く足りず、「核の傘｣を考慮すれば、１０倍でも怪しいでしょう。

詳細は拙論を御笑覧頂ければ幸甚です。