にほんブログ村 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31756341.html
先行記事にまとめた通り、どう言う訳か「5月までに解決」に絶対の自信を持っているらしい鳩山首相の「自信」にも拘らず、普天間基地問題はますます混迷を深めている。それもこれも選挙対策でひたすらバラ色の夢をばら撒いてその後始末を全くしてこなかった民主党政権と鳩山首相の、無能と無策と無定見のなせる業であり、自業自得なのであるが、その犠牲となる日米安保体制とそれに繋がる日本の安全保障及びそのために危機に曝される日本国民、それにその安全保障を最終的尻拭いをさせられる自衛隊三軍にとっては全く迷惑至極の話なのである。
全ては現政権の選挙対策と自己満足ないしは妄想によって、多大な金と汗と時間が浪費されるのだからたまらない。今のところ、血は浪費されていないのだけが救いと言えば救いだが、それだってどうなることか判ったものではない。
そのくせ鳩山首相はじめとする政府の態度と来た日には、既に与党間普天間基地候補案持ち寄り(持ち寄らないと言う事は、3党間の協議さえ始まらない、と言うことだ。)の期限さえ既に3度も延期されているし、そのくせ鳩山首相はどこぞから予言だか電波だかを受信したのか「5月までに解決」即ち①日米合意現行案の追認 ②新たな日米合意の成立 ③普天間基地の固定化了承 のいずれかを5月までに決着すると言い、あまつさえ先行記事の経緯No(86)~(87)では「このまま移転先候補が決まらなければ、普天間基地固定かもありうる。」と言う岡田外相の(珍しく)まともな懸念表明を、連立与党を上げて総攻撃する始末。つまり上記①~③の内、「③普天間基地の固定化はない。」と言っており、殆ど「②新たな移転先で新たな日米合意だ。」と断言し、息巻いている。
全ては現政権の選挙対策と自己満足ないしは妄想によって、多大な金と汗と時間が浪費されるのだからたまらない。今のところ、血は浪費されていないのだけが救いと言えば救いだが、それだってどうなることか判ったものではない。
そのくせ鳩山首相はじめとする政府の態度と来た日には、既に与党間普天間基地候補案持ち寄り(持ち寄らないと言う事は、3党間の協議さえ始まらない、と言うことだ。)の期限さえ既に3度も延期されているし、そのくせ鳩山首相はどこぞから予言だか電波だかを受信したのか「5月までに解決」即ち①日米合意現行案の追認 ②新たな日米合意の成立 ③普天間基地の固定化了承 のいずれかを5月までに決着すると言い、あまつさえ先行記事の経緯No(86)~(87)では「このまま移転先候補が決まらなければ、普天間基地固定かもありうる。」と言う岡田外相の(珍しく)まともな懸念表明を、連立与党を上げて総攻撃する始末。つまり上記①~③の内、「③普天間基地の固定化はない。」と言っており、殆ど「②新たな移転先で新たな日米合意だ。」と断言し、息巻いている。
だが、息巻いているばかりで、政権与党三党間で議論する普天間基地移設先候補さえ未だに纏まらない状態にある。
報じられているところでは、国民新党が一応以下の2案に候補を絞り、党内了承を得たそうである。まあ、小さな党だけに、合意は得やすいと言う側面はあるだろう。
[1] 嘉手納基地統合案 基地内のゴルフ場跡地にヘリの格納庫などを新設する 移転費用1000億円 先行記事経緯No(90)
[2] 辺野古キャンプシュワブ陸上案 ヘリポートと1500メートルの滑走路を新設 移転費用3000億円 先行記事経緯No(90)
国民新が普天間移設2案了承 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100217ATFS1700V17022010.html
報じられているところでは、国民新党が一応以下の2案に候補を絞り、党内了承を得たそうである。まあ、小さな党だけに、合意は得やすいと言う側面はあるだろう。
[1] 嘉手納基地統合案 基地内のゴルフ場跡地にヘリの格納庫などを新設する 移転費用1000億円 先行記事経緯No(90)
[2] 辺野古キャンプシュワブ陸上案 ヘリポートと1500メートルの滑走路を新設 移転費用3000億円 先行記事経緯No(90)
国民新が普天間移設2案了承 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100217ATFS1700V17022010.html
。また、両案とも沖縄県内であり、社民党の呪文「ケンガイダーコクガイダー」は国民新党には効かないものと見える。とするとこの呪文が効くのは民主党までなんだな。小沢一郎には一応有効なようだから、社民党としては有り難い呪文だろう。
これに対して、小ささでは国民新党に負けないその社民党であるが、大きかった頃の残滓が凄まじいのか、党内反対派にかまけて候補を絞り込めないどころか「国内の地名を挙げられない」と言う。つまり上記の呪文はいまや「コクガイダーコクガイダーコクガイダー」になっているらしい。
それでも一応上げられているという普天間基地移設先候補は以下の2案と報じられている。
[3] グアム 移転費用:不明(Priceless?) 先行記事経緯No(89)
[4] 長崎県 海上自衛隊 大村基地 移転費用:不明 先行記事経緯No(89)
普天間移設、候補地提示先送りも首相「5月末決定に影響なし」http://news.livedoor.com/article/detail/4610179/
それでも一応上げられているという普天間基地移設先候補は以下の2案と報じられている。
[3] グアム 移転費用:不明(Priceless?) 先行記事経緯No(89)
[4] 長崎県 海上自衛隊 大村基地 移転費用:不明 先行記事経緯No(89)
普天間移設、候補地提示先送りも首相「5月末決定に影響なし」http://news.livedoor.com/article/detail/4610179/
グアムなんてのが候補に残っている事自体が、社民党の安全保障アルツハイマー振りを示している。グアムと沖縄じゃ、日本本土にも極東アジアにも距離が違い過ぎるなんて発想は、先述の呪文の前には吹き飛び、グアム知事の懸念も聞こえないのだろう。
或いは週刊朝日の与太記事を信仰(「信用」ではない)しているのかも知れないが、その「信仰」が正しくない限り、米軍もアメリカ政府もグアム知事も絶対に呑まないであろう候補を、堂々社民党案としていて、なおかつ(先述の呪文にも拘らず)それが唯一の国外候補案であると言う事は、(くどい様だが先述の呪文に関わらず)「普天間基地の国外移転」と言う可能性は極限まで低い事を意味する。
いずれにせよ。「国内の地名を出したら支持者が離反する」のを理由に普天間基地移設候補案3党持ち寄りを延期せしめた社民党である。これ即ち「社民党から出てくるグアム以外の候補は、国外にはない。」事を意味する。
別途報じられているところでは、社民党は上記国民新党案[1][2]を沖縄県内と言うことで反対を表明しているようであるが、ただ呪文を唱えるばかりで代替案さえ出せないような党に、他党の案を非難したり評価したりする資格はないのである。
ところで、
今回3回目の延期となった「普天間基地移設先案3党持ちより」は社民党の御家事情のためと報じられているが、果たして、それだけだろうか。
先行記事の通り、国民新党は移設先に2候補を上げ、今回持ち寄り延期を願い出た社民党でさえグアムと言う妄想的候補も含むが一応2候補が報じられている。
肝心要、最大与党の民主党の普天間基地移設先案が全く見えないのである。
本当にないのではないかと疑いたくなる。否、私は、「本当に民主党案はない」と確信できる。
先の衆院選挙で沖縄県民にバラ色の夢を宅配していたときに、一体民主党は、鳩山党首(当時)は何を考えて夢をばら撒いていたのか。
2回に渡る日米首脳会談の際、特に、オバマ大統領相手に「Trust Me!」と大見得切って見せたときの鳩山首相は、一体普天間基地の将来をどう考えていたのか。
「何も考えていなかったのだろう。」と言うのが私の推測であり、確信である。
衆院選挙の際には「政権交代」即ち選挙に勝つことだけを考え、選挙民(この場合は沖縄県民)に受けるように、人気を取れるようにバラ色の夢を配る。
日米首脳会談ではオバマ大統領に機嫌よくなってもらえるようにおべっかを使う。そのくせ日米首脳会談の翌日にはものの見事にオバマ大統領の「信頼」を裏切って見せたのだが、今度はまた「沖縄県民」に阿ってみせる。
つまりは鳩山首相は、政権最大与党の党首は、日本の国家元首にして自衛隊三軍の最高司令官殿は、根っからのポピュリスト即ち人気取り者( 「人気者」ではない。)であり、無定見無方針無見識のコンニャク野郎と私が呼ぶ所以である。
鳩山首相のポピュリストぶり、無定見無方針無見識なコンニャク男ぶりは、少なくとも首相就任以来全く変わる所がないから、これでは民主党案が纏まらないのも道理なら、今後連立与党3党の普天間基地移設候補案が出揃ったとしても全く決まらないであろうことは想像に難くない・・・と言うより、そうなるに違いないと確信できる。
即ち、普天間基地は動かない。
現状は当面、固定される。
無論、その頃まで鳩山由紀夫が民主党党首にして日本国首相であれば、だが。
或いは週刊朝日の与太記事を信仰(「信用」ではない)しているのかも知れないが、その「信仰」が正しくない限り、米軍もアメリカ政府もグアム知事も絶対に呑まないであろう候補を、堂々社民党案としていて、なおかつ(先述の呪文にも拘らず)それが唯一の国外候補案であると言う事は、(くどい様だが先述の呪文に関わらず)「普天間基地の国外移転」と言う可能性は極限まで低い事を意味する。
いずれにせよ。「国内の地名を出したら支持者が離反する」のを理由に普天間基地移設候補案3党持ち寄りを延期せしめた社民党である。これ即ち「社民党から出てくるグアム以外の候補は、国外にはない。」事を意味する。
別途報じられているところでは、社民党は上記国民新党案[1][2]を沖縄県内と言うことで反対を表明しているようであるが、ただ呪文を唱えるばかりで代替案さえ出せないような党に、他党の案を非難したり評価したりする資格はないのである。
ところで、
今回3回目の延期となった「普天間基地移設先案3党持ちより」は社民党の御家事情のためと報じられているが、果たして、それだけだろうか。
先行記事の通り、国民新党は移設先に2候補を上げ、今回持ち寄り延期を願い出た社民党でさえグアムと言う妄想的候補も含むが一応2候補が報じられている。
肝心要、最大与党の民主党の普天間基地移設先案が全く見えないのである。
本当にないのではないかと疑いたくなる。否、私は、「本当に民主党案はない」と確信できる。
先の衆院選挙で沖縄県民にバラ色の夢を宅配していたときに、一体民主党は、鳩山党首(当時)は何を考えて夢をばら撒いていたのか。
2回に渡る日米首脳会談の際、特に、オバマ大統領相手に「Trust Me!」と大見得切って見せたときの鳩山首相は、一体普天間基地の将来をどう考えていたのか。
「何も考えていなかったのだろう。」と言うのが私の推測であり、確信である。
衆院選挙の際には「政権交代」即ち選挙に勝つことだけを考え、選挙民(この場合は沖縄県民)に受けるように、人気を取れるようにバラ色の夢を配る。
日米首脳会談ではオバマ大統領に機嫌よくなってもらえるようにおべっかを使う。そのくせ日米首脳会談の翌日にはものの見事にオバマ大統領の「信頼」を裏切って見せたのだが、今度はまた「沖縄県民」に阿ってみせる。
つまりは鳩山首相は、政権最大与党の党首は、日本の国家元首にして自衛隊三軍の最高司令官殿は、根っからのポピュリスト即ち人気取り者( 「人気者」ではない。)であり、無定見無方針無見識のコンニャク野郎と私が呼ぶ所以である。
鳩山首相のポピュリストぶり、無定見無方針無見識なコンニャク男ぶりは、少なくとも首相就任以来全く変わる所がないから、これでは民主党案が纏まらないのも道理なら、今後連立与党3党の普天間基地移設候補案が出揃ったとしても全く決まらないであろうことは想像に難くない・・・と言うより、そうなるに違いないと確信できる。
即ち、普天間基地は動かない。
現状は当面、固定される。
無論、その頃まで鳩山由紀夫が民主党党首にして日本国首相であれば、だが。