小沢一郎が秘書の結婚式に出席し、例によっての潔白論をぶったそうである。

1> 「薄汚いお金は受け取っていない。
2>  新聞は信じてくれないからああやって書くが」

 敢えて言うまでもないだろうが、信じていないのは新聞ばかりではない。私も信じていない。

 別の報道では、彼は東京地検に土地購入代金4億円の出所を聞かれ「判らない。」と答えているそうだ。
17年の4億円の原資「分からぬ」 小沢氏が供述 不正資金? http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100129/crm1001290146002-n1.htm
 かつて一世を風靡した「記憶に御座いません。」ほどにもひねりのない、芸のない台詞であるが、「出所が判らない」のならば、薄汚い金かどうかだって判らないのが道理だろう。

 「薄汚い金は一切受け取っていない。」のが本当ならば、4億円の出所は判るはずだし、東京地検にだって答えられるはず。
 
 「4億円の出所が判らない」ならば、薄汚いかどうかも判らないはず。

 無論、私が小沢一郎に宣戦布告したのは、彼が日本、日本の国益、民主主義の敵であるからであって、収賄罪によるものではない。
小沢一郎に対する宣戦布告 http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31419361.html
             http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/31419375.html

 が、彼が収賄なり不正経理なりで追求されるならば、その追求は支援するものである。

 敵の敵は味方であるし、民主党の黒幕という強大な敵相手には、同盟相手も必要である。