報じられているのはロシアの新型戦闘機。「スホーイPAK FA」とか「T-50」とか報じられている戦闘機は、アメリカのF-22やF-35と同じ「第5世代戦闘機」とされており、以下の特徴があるとあAFP通信は伝えている。( )書きは私の突っ込み。
(1) 長時間の超音速飛行が可能で、 ( 超音速巡航、またはそれに準じると言うことだろう。)
(2) 同時に複数の目標を攻撃でき、( Track While Scanは別に真新しい能力ではないが・・・)
(3) 短い滑走路で離着陸できる。 ( F-35Bを意識しての記述か。その割にはTVCその他、特殊な仕掛けはなさそうだが。)
(4) 敵のレーダーに捉えられにくい上、( ステルス性と言うことだろう)
(5) 衛星と僚機からの情報を総合して活用するという現代戦に必須の能力も備えている。( NCW Network Centric Warfare能力は「第5世代」には必須だが、外観からは一番わかりにくい上、飛行機単体では全くその能力が定まらない。文字通りネットワーク全体のインフラその他が戦力になる。)
(2) 同時に複数の目標を攻撃でき、( Track While Scanは別に真新しい能力ではないが・・・)
(3) 短い滑走路で離着陸できる。 ( F-35Bを意識しての記述か。その割にはTVCその他、特殊な仕掛けはなさそうだが。)
(4) 敵のレーダーに捉えられにくい上、( ステルス性と言うことだろう)
(5) 衛星と僚機からの情報を総合して活用するという現代戦に必須の能力も備えている。( NCW Network Centric Warfare能力は「第5世代」には必須だが、外観からは一番わかりにくい上、飛行機単体では全くその能力が定まらない。文字通りネットワーク全体のインフラその他が戦力になる。)
インターネットの世の中では、こんな情報の動画もさっさとU-tubeで見る事が出来てしまうようだ。不鮮明な衛星写真辛そう像たくましく描いた絵が「ソ連の軍事力」なんかに掲載され、それをまたあーだこーだと分析していた頃が嘘のような話だ。
Top-secret Russian 'Stealth' fighter test flight
Top-secret Russian 'Stealth' fighter test flight http://www.youtube.com/watch?v=qxWZiSdWvns
だが、インターネットの世とはいえ、最新鋭の戦闘機の全てを証すわけはないし、ハッタリかますことだってあるだろう。真偽のほどを見極め隠された事実を探り当てるのは、人間の観察力と洞察力であることは、冷戦時代も今も変わりがない。
上記で公開されている動画は短いものだし、初飛行は47分間と言うから、基本的な離着陸と飛行特性の確認ぐらいだろうから、その実力のほどはまだ(ロシア当局に取ってさえ)未知ではあろうが、つらつらおもんみるに・・・
(1) 空気取入口を含め、かなり扁平な胴体断面。揚力を稼ぐためか、地上はに対するステルスを重視したものか。アメリカでF-22に競争試作で敗れたF-23との類似性とも考えられる。
(2) 形状からすると、ステルス性は限定的なように思われる。F-15の発展型(ステルス性強化型)として提案されているF-15SEサイレントイーグル並( と言うことは、多分F-23より劣る)のRCSと見たが、如何なものであろうか。
(3) 主翼面積が大きい。特に翼前縁延長部LEXが大きく、事実上クリップトデルタ翼と言うよりはダブルデルタ翼である。格闘戦を重視した結果か、超音速巡航能力に寄与したものか。
(4) インドとの共同開発とも報じられており、かつての東西冷戦時代の一方の雄であったロシア=ソ連の凋落とインドの躍進、及び背後に中国の独自「第5世代戦闘機」開発が、同時に浮き彫りになった形だ。
上記で公開されている動画は短いものだし、初飛行は47分間と言うから、基本的な離着陸と飛行特性の確認ぐらいだろうから、その実力のほどはまだ(ロシア当局に取ってさえ)未知ではあろうが、つらつらおもんみるに・・・
(1) 空気取入口を含め、かなり扁平な胴体断面。揚力を稼ぐためか、地上はに対するステルスを重視したものか。アメリカでF-22に競争試作で敗れたF-23との類似性とも考えられる。
(2) 形状からすると、ステルス性は限定的なように思われる。F-15の発展型(ステルス性強化型)として提案されているF-15SEサイレントイーグル並( と言うことは、多分F-23より劣る)のRCSと見たが、如何なものであろうか。
(3) 主翼面積が大きい。特に翼前縁延長部LEXが大きく、事実上クリップトデルタ翼と言うよりはダブルデルタ翼である。格闘戦を重視した結果か、超音速巡航能力に寄与したものか。
(4) インドとの共同開発とも報じられており、かつての東西冷戦時代の一方の雄であったロシア=ソ連の凋落とインドの躍進、及び背後に中国の独自「第5世代戦闘機」開発が、同時に浮き彫りになった形だ。
我が国がF-X=F-4EJファントムIIの後継機選択に手間取り、F-2の生産さえうち切ったりなんかしている内に、ロシアがF-22に対抗しうるかも知れない「第5世代戦闘機」を初飛行させ、恐らく中国がこれに続くこともまず間違いない。
早急なるF-Xの確定と配備が望まれる。現時点で最も望ましいのは勿論、F-22の確定と配備である。
レンホウ議員なら「どうして世界一の戦闘機でなきゃ駄目なんですか。2位ではいけないんですか」とでも言うところだろうが、そう言う議論はせめて世界第2位の機数を揃えてから言ってくれ。
早急なるF-Xの確定と配備が望まれる。現時点で最も望ましいのは勿論、F-22の確定と配備である。
レンホウ議員なら「どうして世界一の戦闘機でなきゃ駄目なんですか。2位ではいけないんですか」とでも言うところだろうが、そう言う議論はせめて世界第2位の機数を揃えてから言ってくれ。