報じられているのは先日報じられた双連ロケット(「そうれん」と打つと朝鮮「総連」が出て来る。エーイ、教育してやる!)H-2Bで打ち上げられた日本の無人補給機HTVが、1週間のフライトを終え、無事国際宇宙ステーションISSに到着したという記事。4.5トンの積み荷を届けたと言うから、補給機としてはこれで任務完遂だ。
 HTVとしてはこの後、宇宙ステーション内のゴミを詰め込んで、大気圏に突入し、ゴミもろとも焼却処分になると言う任務が控えている。大気との摩擦で燃え尽きて、はじめて全任務完遂だ。合掌。
 
 まずはH-2Bによる打上げから補給物資搬入まで、一連の任務が滞りなく完遂したことに敬意を表したい。アメリカのスペースシャトルが、その補給機能に危機を来している現在、これは宇宙ステーションの維持運用にとって致命的なほどの朗報だ。

 何しろ別途報じられているところでは、宇宙ステーションISSへの人員の乗り入れ・撤収にシャトルがまもなく使えなくなるため、ロシアのロケットに人員運搬を全面的に頼らなければならず、従って宇宙飛行士にはロシア語が必須科目になっているそうだから、事態は深刻だ。

 我々は、このH-2BならびにHTVの成功に慢心することなく、「宇宙飛行士の必須科目が日本語」となるよう、努力すべきであろう。 

 今度は有人飛行だ!

 宇宙(そら)だ、男の行く処!!