いささか旧聞に属するが、報じられているのは日本のH-2Bロケット初打上げ成功のGood News。
「政権交代」「民主党大勝」等という恐るべき事態に陥って以来の、久々の良いにユースだ。[https://science.blogmura.com/ にほんブログ村 科学ブログ]
無論「暗いニュースばかりとは良いニュースである」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/23513297.html と記した手前、「暗いニュースばかり」を嘆くわけにも行かないし、「良いニュース」ヲそのまま喜ぶわけには行かないのだが。
H-2Bロケットにしても、「国産の宇宙ロケット」とは言いながら、肝心の所を外国に握られたり、今でも打上げコストが高くて問題だったり素直に喜べる機体ではない。
とは言え、今度の打上げに積んであるのはHTV。ISS=国際宇宙ステーションへの補給(とついでにゴミ回収)をスペースシャトルに代わって担う、これまた「国産品」であり、HTVは1週間ほどかけてISSにドッキングし、最後にゴミを積んでISSから離れて大気圏に突入。ゴミもろとも焼失するまで任務完了ではないから、まだ「成功」というのは早すぎるが、まずは第1段階成功である。
打上げ写真では良く判らないが、H-2Bの特徴は、タイトルにもしたとおり第1段ロケットにLE-7エンジンを2機束ねて最強の打上げ能力を得ていること。ロケットを束ねて打ち上げ能力を稼ぐ方法は、「クラスター」と呼ばれて昔ソ連が得意にしていた方法。当時のソ連には、実に36基のロケットを束ねたモノがあったから、ロケット弾ポッドがそのまま飛んでいくようなモノだ。
いずれにせよ、今後予定されているISSへの補給の他面にも、今回の打上げ~ドッキング~回収の成功を願ってやまない。
「政権交代」「民主党大勝」等という恐るべき事態に陥って以来の、久々の良いにユースだ。[https://science.blogmura.com/ にほんブログ村 科学ブログ]
無論「暗いニュースばかりとは良いニュースである」http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/23513297.html と記した手前、「暗いニュースばかり」を嘆くわけにも行かないし、「良いニュース」ヲそのまま喜ぶわけには行かないのだが。
H-2Bロケットにしても、「国産の宇宙ロケット」とは言いながら、肝心の所を外国に握られたり、今でも打上げコストが高くて問題だったり素直に喜べる機体ではない。
とは言え、今度の打上げに積んであるのはHTV。ISS=国際宇宙ステーションへの補給(とついでにゴミ回収)をスペースシャトルに代わって担う、これまた「国産品」であり、HTVは1週間ほどかけてISSにドッキングし、最後にゴミを積んでISSから離れて大気圏に突入。ゴミもろとも焼失するまで任務完了ではないから、まだ「成功」というのは早すぎるが、まずは第1段階成功である。
打上げ写真では良く判らないが、H-2Bの特徴は、タイトルにもしたとおり第1段ロケットにLE-7エンジンを2機束ねて最強の打上げ能力を得ていること。ロケットを束ねて打ち上げ能力を稼ぐ方法は、「クラスター」と呼ばれて昔ソ連が得意にしていた方法。当時のソ連には、実に36基のロケットを束ねたモノがあったから、ロケット弾ポッドがそのまま飛んでいくようなモノだ。
いずれにせよ、今後予定されているISSへの補給の他面にも、今回の打上げ~ドッキング~回収の成功を願ってやまない。