報じられているのは、アメリカ下院予算審議。米国防長官とオバマ大統領が支持するF-22ラプター生産終了方針に反し、さらなる追加注文分の予算が可決されてしまったというもの。ロッキードマーチン社のロビー活動の賜かどうかは知らないが、大統領と下院で「ねじれ国会」が発生した形だ。
無論アメリカ議会には上院もあるし、何より大統領の絶大な権限があるから、この決議がそのまま予算化される訳ではないが・・・1つの動きではある。
無論アメリカ議会には上院もあるし、何より大統領の絶大な権限があるから、この決議がそのまま予算化される訳ではないが・・・1つの動きではある。
それは、あくまでも「最強の制空戦闘機」をF-X(F-4EJ後継機)に目指す我が国としては、決して悪くないニュースだ。このまま生産が終了されてしまっては、今でさえ困難極まりない(ほとんど絶望的)なF-22ライセンス国産が本当に絶望的になってしまうところだ。
これで、首の皮1枚とは言わないが、1/4枚ぐらいつながった・・・かも知れない。
尤も、あの社会党の尻尾、不確かな野党、国家に大不忠なる野党たる民主党が、次の選挙で政権なんぞ取った日には、F-22導入なんぞ絶望も絶望、大絶望だろうな。「国防費の節減」とか意ってロシア製や中国製の機体を購入しかねないし、第一、今でさえ頑ななアメリカが、絶対に売ってくれないだろう。
ラプターの館にて、水淵のF-22は夢見て待ち居たり。