3.核兵器が実験段階に過ぎない今こそ、金王朝を叩き潰す絶好の機会である。 にほんブログ村
さて、北朝鮮の方から開戦なり暴発なりしてくれればそれで良いが、先述の北朝鮮からの「宣戦布告」がただの法螺・大嘘でまたぞろ譲歩を引き出すだけのパフォーマンスで、大言壮語するばかりでちっとも開戦しない「花戦争」状態に陥った場合、既に宣戦を布告されている米軍・韓国軍、或いは今回も編成できるかもしれない「国連軍(※1)」は、北朝鮮軍に対し積極的に火蓋を切る、開戦することは無く、再び和平交渉なり「6カ国協議」なりが始まるまで大人しく待つべきだろうか。
その方が「平和的」である事は認めよう。「専守防衛的」でもある。北朝鮮軍に比べれば強大な(※2)米韓連合軍あるいは「国連軍」があえて火蓋を切らないと言う姿は、横綱の風格とも言うべき物を漂わせるだろう。
それは名誉な事かもしれない。美しくもあるかもしれない。だが、そうあるべき姿か?
もはや「横綱の風格」を漂わす段階は、過ぎたのではないか?
私の結論は、章題にもしたと通りだ。今ならば、北朝鮮が2度にわたって核実験を実施した核兵器も、この4月に発射試験を行った長距離弾道ミサイルも、実用にも配備にも至っていない。
既に配備された通常弾頭の弾道ミサイルは盛大に打ち出されるかもしれないが、それらは韓国や我が国には届くし、中国にも届くが、ロシア全土には届かないし、米国の本土には届かない。「自由諸国の兵器廠」としての米国は安泰だ。少なくとも米軍は安心して戦える。我が国や韓国は弾道ミサイル攻撃に曝されるが、そこは覚悟の決め所だ。少なくとも、核弾頭が振ってくる気遣いはない。
そう、今ならば、だ。
「明日になったら判らない。」と言いたいところだが、過去北朝鮮が散々繰り返してきた「脅迫-譲歩-妥協-見せかけの核開発放棄/秘密裏の核開発」のサイクルを考えれば、今度ばかりかの「ならず者国家」が改心して、核開発を断念する何て、信じられる方がどうかしている。(※3)
従って「明日になったら判らない。」等と無責任なことは言えない。「このまま行けば、明日降ってくるのは核弾頭だ。」と断言する方が遙かに正直だ。
故に、事此処に至っては「6カ国協議」だの「2国間交渉」だのの「オシャベリの時間」は既に終わり、北朝鮮の核兵器問題(※4)を解決するのに必要な物は「鉄と血のみ」である、と覚悟すべきだ。
その方が「平和的」である事は認めよう。「専守防衛的」でもある。北朝鮮軍に比べれば強大な(※2)米韓連合軍あるいは「国連軍」があえて火蓋を切らないと言う姿は、横綱の風格とも言うべき物を漂わせるだろう。
それは名誉な事かもしれない。美しくもあるかもしれない。だが、そうあるべき姿か?
もはや「横綱の風格」を漂わす段階は、過ぎたのではないか?
私の結論は、章題にもしたと通りだ。今ならば、北朝鮮が2度にわたって核実験を実施した核兵器も、この4月に発射試験を行った長距離弾道ミサイルも、実用にも配備にも至っていない。
既に配備された通常弾頭の弾道ミサイルは盛大に打ち出されるかもしれないが、それらは韓国や我が国には届くし、中国にも届くが、ロシア全土には届かないし、米国の本土には届かない。「自由諸国の兵器廠」としての米国は安泰だ。少なくとも米軍は安心して戦える。我が国や韓国は弾道ミサイル攻撃に曝されるが、そこは覚悟の決め所だ。少なくとも、核弾頭が振ってくる気遣いはない。
そう、今ならば、だ。
「明日になったら判らない。」と言いたいところだが、過去北朝鮮が散々繰り返してきた「脅迫-譲歩-妥協-見せかけの核開発放棄/秘密裏の核開発」のサイクルを考えれば、今度ばかりかの「ならず者国家」が改心して、核開発を断念する何て、信じられる方がどうかしている。(※3)
従って「明日になったら判らない。」等と無責任なことは言えない。「このまま行けば、明日降ってくるのは核弾頭だ。」と断言する方が遙かに正直だ。
故に、事此処に至っては「6カ国協議」だの「2国間交渉」だのの「オシャベリの時間」は既に終わり、北朝鮮の核兵器問題(※4)を解決するのに必要な物は「鉄と血のみ」である、と覚悟すべきだ。
<注釈>
(※1)編成されれば1950年の朝鮮戦争以来の久々の快挙と言う事になる。
(※2)北朝鮮が「全軍特殊部隊化」していようが、「飢えた狼が最も恐ろし」かろうが、1950年にはただの一台も戦車を持たない韓国軍を半島から追い落とせなかった北朝鮮軍である。今の韓国軍にあるのは「戦車一台」所ではない。
飢えた軍隊は、飢えた狼ほどには、恐ろしくないのである。
(※3)勿論この世の中、間違いと気違いはどこにでもいるので、そう信じる人も存在するだろうが。
(※4)ついでと言っては何だが、拉致問題もだ。
(※1)編成されれば1950年の朝鮮戦争以来の久々の快挙と言う事になる。
(※2)北朝鮮が「全軍特殊部隊化」していようが、「飢えた狼が最も恐ろし」かろうが、1950年にはただの一台も戦車を持たない韓国軍を半島から追い落とせなかった北朝鮮軍である。今の韓国軍にあるのは「戦車一台」所ではない。
飢えた軍隊は、飢えた狼ほどには、恐ろしくないのである。
(※3)勿論この世の中、間違いと気違いはどこにでもいるので、そう信じる人も存在するだろうが。
(※4)ついでと言っては何だが、拉致問題もだ。
4. 国際社会を騙して開発した核兵器で、今度は経済的発展まで脅し取ろうなどという強請大国に、正義の鉄槌以外の何をやると言うのだ?
「正義」とか「大儀」とか言う言葉は、特に米国人は好むところだが、日本人はさほど好まない。「五族協和」「八紘一宇」と言った大儀を掲げて戦った大東亜戦争(太平洋戦争)に敗れてしまったトラウマと、それをトラウマとして長期保存しようと言う占領軍とその後継者たちの影響だろうと思われるが、これらが士気を高め、意気を挙げる効果というのは無視できない。
一方で「人は正義の名の下で最も残虐になれる。」と言うのも一面の真実であり、「正義の濫用」は厳に戒しむべきところである
核兵器などの大量殺戮兵器の開発を以って強請りの種とし、脅迫で現政権の安定から経済繁栄まで脅し取ろうと言う北朝鮮は、主体思想以外の大概の立場からしても「悪」であろうし、その悪を懲らしめるのは「正義」だ。
だが、私が本稿で対北朝鮮開戦を唱えるのは、正義の故ではない。
私が説くのは、「利」だ。
北朝鮮を今のまま放置し、「北朝鮮モデル」を成功させることは、第二、第三の「北朝鮮」を生み出しかねないし、それは核兵器と弾道ミサイルの拡散と「強請大国化指向」を意味し、今回失敗したような「6カ国協議」を世界中で開催しなければならなくなり、その中のいくつかは失敗して核戦争(※1)に至り兼ねないと言う悪夢を意味する。
その悪夢を避けるためには、第1の、最初の「北朝鮮モデル」を失敗させる必要がある。そのためには、第2次朝鮮戦争の開始とて、あえて辞さないだけの覚悟が必要であり、その覚悟は充分にペイすると考える物である。
如何だろうか。
「我々が問題解決に必要とするものは、ただ、鉄と血のみ。」オットー・フォン・ビスマルク
一方で「人は正義の名の下で最も残虐になれる。」と言うのも一面の真実であり、「正義の濫用」は厳に戒しむべきところである
核兵器などの大量殺戮兵器の開発を以って強請りの種とし、脅迫で現政権の安定から経済繁栄まで脅し取ろうと言う北朝鮮は、主体思想以外の大概の立場からしても「悪」であろうし、その悪を懲らしめるのは「正義」だ。
だが、私が本稿で対北朝鮮開戦を唱えるのは、正義の故ではない。
私が説くのは、「利」だ。
北朝鮮を今のまま放置し、「北朝鮮モデル」を成功させることは、第二、第三の「北朝鮮」を生み出しかねないし、それは核兵器と弾道ミサイルの拡散と「強請大国化指向」を意味し、今回失敗したような「6カ国協議」を世界中で開催しなければならなくなり、その中のいくつかは失敗して核戦争(※1)に至り兼ねないと言う悪夢を意味する。
その悪夢を避けるためには、第1の、最初の「北朝鮮モデル」を失敗させる必要がある。そのためには、第2次朝鮮戦争の開始とて、あえて辞さないだけの覚悟が必要であり、その覚悟は充分にペイすると考える物である。
如何だろうか。
「我々が問題解決に必要とするものは、ただ、鉄と血のみ。」オットー・フォン・ビスマルク
<注釈>
(※1)たとえ小規模であっても、広島や長崎よりは大規模であろう核兵器による。
(※1)たとえ小規模であっても、広島や長崎よりは大規模であろう核兵器による。