報じられているのは、ソマリア海賊対策に日本の海上自衛隊(略称:海自)を派遣検討していることについて、駐日米大使が「平和憲法に抵触するかどうかの議論に時間を費やさず日本も直ちに参加すべきだとの見解を示した。」と言うもの。
『無駄な神学論争なんかやってないで、さっさと実行ある対策をとれ。』と言うところだろう。
>(自衛隊法上の)海上警備行動発令では護衛対象が日本国籍船または日本人が乗船する船舶に限られ
>る点について、「相手が国家(の海軍)なら憲法9条の問題が存在するのは理解できるが、自分自身
>や自国民を海賊から守ることができないというのは理解できない」と語った。
とも報じられている。なかなか正論だ。私だって同じように主張する。
無論、幣記事「制海権は通商権である http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21536213.html」にてぬくぬく様よりご指摘いただいたとおり、海上警備行動発令では交戦規定として不充分きわまりないのも承知しているので、早急な(ねじれ国会じゃ難しいがな。特に、野党が民主党では。)法整備が急務であるとも主張する。が、米国大使にそこまで言われちゃ日本政府として立つ瀬がないだろう。
しかしながら、一方で少々引っかかるのは、このソマリア海自派遣の支持者が米国大使であるという正にその点。
「平和憲法に抵触するかどうかの議論に時間を費やさず」
「憲法9条の問題が存在する」
その平和憲法を、問題の9条までひっくるめて日本に押しつけたのは、占領軍やっていた頃のアメリカじゃあござんせんか。
その後60年以上の長きにわたり、押しつけられた憲法を後生大事に「大日本帝国憲法以上の不磨の大典」のごとく取り扱い、分けても憲法9条は「世界の宝」だの「世界遺産」だの挙げ句の果ては何をどうトチ狂ったのか「聖書の福音」何て事まで唱える輩が大手を振ってまかり通ってしまう現状を、憲法押しつけたアメリカだけの責任とする事は出来ないが。
とは言え、陸上自衛隊を出すのに支援火器たる機関銃がわずか2丁に制限されたり、通商路を護衛するための海上自衛隊が未だに法的には「日本人と日本船籍の船しか守れない = 実質上殆ど何もできない」と言う状態に陥っているのは、その憲法の「おかげ」何ですよ。
『無駄な神学論争なんかやってないで、さっさと実行ある対策をとれ。』と言うところだろう。
>(自衛隊法上の)海上警備行動発令では護衛対象が日本国籍船または日本人が乗船する船舶に限られ
>る点について、「相手が国家(の海軍)なら憲法9条の問題が存在するのは理解できるが、自分自身
>や自国民を海賊から守ることができないというのは理解できない」と語った。
とも報じられている。なかなか正論だ。私だって同じように主張する。
無論、幣記事「制海権は通商権である http://blogs.yahoo.co.jp/tiger1tiger2stiger/21536213.html」にてぬくぬく様よりご指摘いただいたとおり、海上警備行動発令では交戦規定として不充分きわまりないのも承知しているので、早急な(ねじれ国会じゃ難しいがな。特に、野党が民主党では。)法整備が急務であるとも主張する。が、米国大使にそこまで言われちゃ日本政府として立つ瀬がないだろう。
しかしながら、一方で少々引っかかるのは、このソマリア海自派遣の支持者が米国大使であるという正にその点。
「平和憲法に抵触するかどうかの議論に時間を費やさず」
「憲法9条の問題が存在する」
その平和憲法を、問題の9条までひっくるめて日本に押しつけたのは、占領軍やっていた頃のアメリカじゃあござんせんか。
その後60年以上の長きにわたり、押しつけられた憲法を後生大事に「大日本帝国憲法以上の不磨の大典」のごとく取り扱い、分けても憲法9条は「世界の宝」だの「世界遺産」だの挙げ句の果ては何をどうトチ狂ったのか「聖書の福音」何て事まで唱える輩が大手を振ってまかり通ってしまう現状を、憲法押しつけたアメリカだけの責任とする事は出来ないが。
とは言え、陸上自衛隊を出すのに支援火器たる機関銃がわずか2丁に制限されたり、通商路を護衛するための海上自衛隊が未だに法的には「日本人と日本船籍の船しか守れない = 実質上殆ど何もできない」と言う状態に陥っているのは、その憲法の「おかげ」何ですよ。