表題に入れた「飽和攻撃」と言う言葉には説明がいるだろう。攻撃戦術の一つで、一斉に多方面から攻撃を掛けることで相手の対処能力を飽和させ、攻撃(の一部)を成功させる戦術で、相手を圧倒する物量がないと出来ない。「大軍に兵法無し」を自で行く戦術で、中国やロシアのお気に入りだ。
 さて、記事の表題に「またも」とつけられるほど連続して写真が公開されている首領様。首領様の写真は北朝鮮ではイコン・聖像以上の扱いを受けるそうだから、写真の連続公開はいわばお札のバラ撒きだ。(白頭山詣りでもはじまら・・・ないなぁ。移動の自由がないから。全くこんな国の何処が「共和国 Republic」なんだ? フセインのイラクも共和国だったけれど。)
 で、またも静止画、肉声もなし、撮影日付不明。写っているのは人と建物だけで史記の特定が難しくなっている。

 ここまで来ると、逆に、「将軍様は無事じゃありません。(少なくともそう思わせようとしている。)」のじゃなかろうかと思えてくるのは、下司の勘ぐりであろうか。