報じられているのは、米国情報長官の講演。今後20~30年で世界は紛争危機に直面するだろうというもの。なかなか壮大で物騒な話だ。
紛争の原因は、報じられている範囲から読み取ると以下の通り。
(1)食料、燃料の争奪
(2)貿易摩擦
(3)人口動態
(4)天然資源の争奪
(5)投資、技術革新などの戦略的競争
(6)政治的優位を確立するために、科学技術の発展をめぐる争い
(7)水資源の争奪
(1)(2)(4)(7)は紛争の原因としてお馴染みのものだが、新味があるのは(5)(6)だろう。技術が紛争の種になる時代。技術という者の重みが、それだけ増したという認識が必要だ。
いずれにせよ極東で最大の問題は中国だろう、とも同記事は報じている。「世界第2位の経済大国になり、強大な軍事力も保有」することは「可能性」だが、「世界最大の天然資源輸入国で、世界最大の環境汚染国家」は当確間違いなしだ。
ところで・・・
「世界は、富と経済力が西から東へ移動するというこれまでにない事態。」と言うことは、今まで富と経済力は東から西への一方通行だったと言っている。
つまり、東亜侵略百年の野望は、此処に漸く覆ったわけだ。
読みようによっては、だから世界は紛争危機に直面する、逆に言うと「富と経済力が今まで通り東から西へ流れていれば、紛争危機に直面することはない。」さらに言い換えると「ああ、白人による植民地支配が懐かしい。」と、読めないこともない。
米国情報長官の分析だけあってか、今後の国際情勢予想としては首肯できる部分が多いのだが、上記ニュアンスは、有色人種として肯んじるわけにはいかないな。
紛争の原因は、報じられている範囲から読み取ると以下の通り。
(1)食料、燃料の争奪
(2)貿易摩擦
(3)人口動態
(4)天然資源の争奪
(5)投資、技術革新などの戦略的競争
(6)政治的優位を確立するために、科学技術の発展をめぐる争い
(7)水資源の争奪
(1)(2)(4)(7)は紛争の原因としてお馴染みのものだが、新味があるのは(5)(6)だろう。技術が紛争の種になる時代。技術という者の重みが、それだけ増したという認識が必要だ。
いずれにせよ極東で最大の問題は中国だろう、とも同記事は報じている。「世界第2位の経済大国になり、強大な軍事力も保有」することは「可能性」だが、「世界最大の天然資源輸入国で、世界最大の環境汚染国家」は当確間違いなしだ。
ところで・・・
「世界は、富と経済力が西から東へ移動するというこれまでにない事態。」と言うことは、今まで富と経済力は東から西への一方通行だったと言っている。
つまり、東亜侵略百年の野望は、此処に漸く覆ったわけだ。
読みようによっては、だから世界は紛争危機に直面する、逆に言うと「富と経済力が今まで通り東から西へ流れていれば、紛争危機に直面することはない。」さらに言い換えると「ああ、白人による植民地支配が懐かしい。」と、読めないこともない。
米国情報長官の分析だけあってか、今後の国際情勢予想としては首肯できる部分が多いのだが、上記ニュアンスは、有色人種として肯んじるわけにはいかないな。