小説家を目指して。 -17ページ目

小説家を目指して。

初めまして、zeroです。

試しに乗っけてみまーす
 


「くうっ!羨ましい!」
僕コト陸奥古鷹は、リア充どもに向かって憤怒の雄叫びをあげていた。
「おいおい諦めろ古鷹。お前みたいにバカで不細工な奴がモテるわけないだろう?」
「五月蝿いっ!人間いつかモテ期とやらが来るんだろう?だったらそれまで我慢するよ」
「お前にモテ期が来るんなら、俺はもうモテモテだな」
「……春吉。お前今日の放課後覚えていろよ?」
「ん?何でだ?」
「屋上から狙撃して脳髄貫いてやる!」
「それリアリティー溢れるからやめろ!」
このムカつく野郎の名前は、吉田春木。こいつはかなりのイケメンだが、案外バカだ。そのせいで彼女がいないと言ってもいい。くっ!イケメンばっかりモテるなんておかしすぎる!
そうだ、この世界の美感覚が狂っているんだ!だったら僕がこの世界を作り直す!
「おい、古鷹。お前中学で厨二病卒業するんじゃなかったのかよ?」
「やめて!もうそれ以上言わないで!」
「わかったわかった。そんなことよりほら、見えてきたぞ。俺たちの学校が」
今の心の声、口に出していたのか?ヤバいな、気をつけないと。
そ、そんなことより僕たちの通う学校を紹介しよう。
僕たちが通うのは特殊部隊員を育成するための学校、通称戦闘学校。授業のほとんどは実習で、座学の時間は少ない。それは頭の出来が悪い僕にとっては非常に嬉しいんだけど、その代わり……座学の試験が以上に難しい。特筆すべきは理科と数学。平方根?ナニソレオイシイノといった感じのものや、塩酸の生成方法?うん、知らないなぁといったものまであり、(え?普通の高校では常識だって?そ、そんなことあるわけ……無いよね!?)僕にとっては頭痛の種となっている。
ここは寮もあるし、食堂もあり、比較的いい設備が揃っている。特にグラウンドは!実践模擬演習とかいう実技の練習で、月に一回位このグラウンドを使ってサバゲーをする事になっている。
だが今日は新学年のはじめなので、クラス発表をするくらいで終るだろう。僕は新学年のクラスに期待を弾ませながら、校舎に向かって走り出した。

ああ、現実はなんて無情なんだ!よりにもよって怪人の担当クラスになるなんて!
彼はエアマシンガンを乱射しながら追ってくる恐怖の大魔王だ!彼に捕まったが最後、身体中を蜂の巣にされると言われている。だが一つ幸運だったのが、春吉と、俺の幼馴染の三条葵が同じクラスだったことだ。彼らは比較的俺と仲がいいし、皮肉以外は特にイラつくことはない。ただ残念なのは、俺たちはいわゆる問題児であり、半ば監獄のようなところで勉強させられるのだ。ま、勉強という名の休憩だけどね、僕の場合。
例えば僕はスカートめくりの常習犯だし、春吉はこの前ライフルで後者の窓を割ったし、葵は切れると先生をも殴りつけるし……とにかく問題児が集まったのがこのクラス、二年1組だ。学年主任管轄のため、息苦しいことは言うまでもない。でも大丈夫!なぜかこのクラスだけ、女子の方が男子よりも人数が多いから、今年こそは彼女ができるはず!
「あのねー、古鷹」
「ん?どうしたんだ葵?」
「あんたさ、その狂った性癖をなんとかしない限り、彼女できないと思うよ?」
「ひ、ひどい!僕だって好きでこんなことしているわけじゃないのに!」
「じゃあなんでスカートめくりなんて、小学生がやりそうなことをしているのよ?」
「本能の赴くままに!」
「はあ……あんた本当にダメね」
「酷い!」
しまった、また心の声が出てしまった。気をつけないと、自らプライバシーの権利を放棄しているようなものだ。
ああ、新学期が僕に現実が甘くないことを伝えているよ……


こんな感じでーす。こっぴどい評価、素直な評価待ってまーす。