今年もきゅんパスを利用して秋田県へ。

しかし、午前、午後と新幹線が止まり秋田市まで辿り着けず、盛岡駅から高速バス+タクシーと大変な旅行になってしまいました。

おかげで予定が狂いまくりガーン

そして、バスに置いてあったパンフを見て、急遽となり町でレンタカーを借りて、小坂町へ。

本当は、廃線跡を利用した小坂レールパークという施設に行きたかったけど、冬季お休み。駅舎だけでもと思ったら、吹雪いてきて断念。 古い町並みが残る明治100年通りを歩いてきました。


小坂の町が鉱山で賑わっていた頃の名残りで、当時の建物が残るタイムスリップしたような通りである。

なんと水道が引かれたのは、県庁である秋田市より早く日本ても10位以内に入る早さでした。小さな町では実に珍しく、当時の鉱山がいかに栄えていたかがわかります。


日本で残る一番古い芝居小屋『康楽館』さんへお邪魔しました。

国重要文化財です。

古い電話BOX
中は、昔の電話が…。
アーバンシリーズのシルバニアみたいおねがい

二階席から撮影
この芝居小屋は、小坂鉱山の繁栄と鉱山町の都市基盤整備を物語る遺構のひとつとして貴重であり、近代の芝居小屋のうち、伝統的な形式を踏襲しつつ、優れた洋風意匠を取り入れた現存最古のものとして、歴史的価値が高いとして国重要文化財となった。
天井は洋風しかし、客席は畳の不思議な光景。
せり上がりの仕掛け
人力で作動させる3つの滑車が付いていて、せり上がりの両側から同時に紐で引っ張ると仕掛けが作動する


舞台の花道の四角に見える部分がせり上がり

舞台上より
舞台の下に回り舞台の仕掛けがある
場面が変わる際にこちらも人力で4人で回す仕掛け。
こちらは、回り舞台の所に車両がついていて、スムーズに回るようになっている。
最初に回してしまえば、かなり楽にまわせる

舞台の直ぐ裏が楽屋になっている
楽屋に沢山のサインが壁に書かれている
木久扇師匠のサインを見つけ、素敵な言葉に思わず1枚。
冬以外は、何かしらの演目が開催されているらしい。歌舞の著名人による舞台や水戸黄門などの演目も過去開催されたらしい。
水戸黄門は、見たかったなぁぐすん

演目をやっている時にまた来たい!!


とても素敵な芝居小屋でした。解説の方(黒子さん)もお話しが面白くって、良かったです。

レールパークも含めて、雪がない時に来たいです。