秦野市戸川原にある日付けが確認できる石仏としては、神奈川県で一番古い道祖神をみてきました。
(案内板より)

戸川原の双体道祖神は、舟形にかたどった石に僧形の双体像が浮き彫りされ、舟形石の正面には「寛文九年□八月廿六日」(1669年8月26日)の銘が刻まれています。県内では銘が判読できるものとしては最も古く、全国的にも数少ない初期道祖神石塔のひとつです。また、『和妙類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)』などの平安時代の文献には「道祖」と書き、「セエノカミ(サエノカミ)」と読みます。現在でもそのように呼ばれ、道祖神信仰などの民間信仰史を明らかにする上でも資料的価値が高いといえます。

❮道祖神祭り❯

毎年1月13日付近には、道祖神に玉串奉奠が行われます。また、正月のお飾りなどを燃やして団子を焼いて食べるセエトバライが行われ、参加者には甘酒、ぜんざいなどがふるまわれました。


こう言った風習が残っているのは、珍しいと感じました。 道端の神様にこう言った感謝をあちこちでも捧げていたのかも、知れませんね。 





民家の横の細路地にある祠で、とても大切にされているようです。

どこかで、道端の神様に会ったら、感謝の祈りだけでも捧げようと思いました。