今日はやっと6年振りの007を劇場で観ることが出来た。
007シリーズを見始めたのがたしか14歳の時
ボンドに憧れて20代前半はボンドモデルのスーツを14着ほどオーダーで作ったり、オメガの時計を二つ買ったりしたりスーツの着こなしは全部ボンドを真似していた
ジェームズボンドとは自分にとって少なからず影響を与えた人物なのだ
2002年先代ジェームズボンドのピアースブロスナンが最後のジェームズボンドを演じた後
2006年6代目ボンドのダニエルクレイグが就任した
これはリアルタイムで味わったが
金髪のボンドとか大丈夫かよとカジノロワイヤルが公開される前はめちゃくちゃ思ってた
5代目のピアースブロスナンがあまりにもボンドとしてハマっていたからである
この時本当に世界中でバッシングの嵐だった
偶数の代のボンドは短命に終わるボンドだと思ってた
2代目は1作、4代目は2作でボンド役降板をしている
しかしダニエルのカジノロワイヤルはリアル路線で今までのボンドとは明らかに違うかった
それと偶数ボンドには共通点
それはボンドに人間臭さがあることだ
2代目ボンドと4代目ボンドのリアル路線をやるには時代が早すぎたのだ
リアルな人間臭いボンドが受けて
カジノロワイヤルは大ヒットその後慰めの報酬、スカイフォール、スペクター、ノータイムトゥダイと15年に渡りボンドを演じ歴代最長期間の007になった
クレイグ版は
カジノロワイヤルが007誕生
慰めの報酬で007の成長
スカイフォールで007が完成
スペクターで新生007のスタート
ノータイムトゥダイで007の完結と言う感じである
それまでの初代から5代目までは同一の世界線のボンドだったが007を6代目でリブートさせて大胆に改革
最初は主要キャラクターQやマネーペニーなどいなかったがスカイフォールから旧作からの主要人物達も加わり懐かしさや秘密兵器も使う様になり007らしさが出てきて面白さも増してきたのだ
さて今回はノータイムトゥダイ
冒頭からハラハラしっぱなしだ
前半から後半まで最高だった
初代ボンドからのお馴染みの愛車
アストンマーティンDB5が大活躍
これよこれ観たかった007
最高やないか
しかも007シリーズ最高傑作と呼び名の高い女王陛下の007の愛はすべてを越えてのBGMが流れて懐かしさで涙が流れそうになった
アクションもめちゃくちゃ最高だった
後半まではね
よかったのよほんとに後半までは泣
ボンドの親友フィーリックスライターが殺されたところでまず泣いて
初代ボンドからの宿敵ブロフェルドが死ぬまぁそこまではええわ
ボンドに娘が産まれてたのにはびっくりしたけど
まあそこもええわ
ラストよなんで主人公のボンドを殺したんや
最後の最後で鬱展開持ってくるなよ
子供出来たんやったら最後ボンドらしくないけど
家族3人でハッピーエンドで終わるでもよかったやないか
ボンドが死んでポカーンとして、エンディングで愛はすべてを越えての歌付きで流れてまた涙が出てきたけど、放心状態なったわ
クレイグ版の終わりはわかるけど、ボンド殺すのはやり過ぎやわ
それならスペクターのラストのマドレーヌとアストンマーティンで諜報部引退して旅立つ終わりでよかったわ
その方が7代目ボンドにも繋ぎやすかったし
しかもボンド死んだ後にjames bond will return
ってそんなん受け入れられるかよw
まあはちゃめちゃだったけど、面白かったけど
最後映画館出る時鬱になったので星5中星4くらいやったね