手術の当日は、8時から着替えて、15分には手術室へ看護師さんと向かいます。母と旦那の顔を見て、言ってくるね!と言い残しエレベーターに乗りました。
同じ時刻の手術なのか、私の他男性が1人一緒に。
手術室のフロアに降りたら、おー!と驚く程の手術を待つ人が。。
朝のラッシュ並みに人が多く、ビックリしました。ま、多いのは、スタッフで、1人の患者につき大体5にんは居るんでしょうかね?
患者は、看護師から手術部チームに手渡され、該当部屋に案内となる訳です。

私の場合は、一番に挨拶したのは、男性の看護師、次に麻酔科医。
この麻酔科医師は美人だけど声が低くて男性のような雰囲気をかもしだしてます。後ろに控えてるのは、その麻酔科医の助手のような気の弱そうな男子。。
あとは、その他大勢挨拶されたけど覚えてません。手術室に徒歩ではいり、自分で台に登ります。顔の上には大きなライト、何度も見た風景だけど、やっぱりこの時は怖い。。
周りのスタッフは笑いながら準備してるしねぇ。麻酔がかけられ、程なく記憶が落ちました。



多分数時間後、遠い所から「目覚ませますか~?」と声が聞こえなんとなく終わったんだと気づきました。
母の声も、微かに聞こえたような。。また、その後、安静の時間でしたが、なんてったって一番ツライ時間でした。。
頭を右に動かせないのと、身体を逆に動かすにも、脚にシュパシュパする圧力の器具が付いていて、ジャマ!また最悪なのは、暑かったり寒かったり、体温が激変すること。
その度に、寝間着がはだけて、下はT字体のみだから、ほぼ丸出し!
かなり大変でした…加えて、時々眩暈から起きる吐き気。
その瞬間、ナースコールをし、タイミングよくトレイを持ってきた看護師さん、ナイスキャッチ!と妙に感心したのを覚えてます。
が、ゲーゲーしても、出てくるのは胃液のみ。。
みなさん、ブログで書いて居るように、手術日の後が一番大変とあったけど。
本当にそうでした!

【術後一日め】
まんじりと一睡も出来ない夜をようやく超えて、朝がた、自分の部屋に戻りました。
自分がいた部屋は、隣の患者がずっとキンコンとコールがなりっぱなしで、始終ケアが行われてたから、ICUだと思っていたら、13階のナースセンターの前の部屋だったんですね。。
夜通し、患者の世話や様子見で、本当に看護師さんはスゴイと思いました。
移動前にも、身体の清浄と着替えもしてくれる。
同性でも恥ずかしいですが、やってくれたあとはサッパリとして、気持ちが良いものです。
K大では、お尻洗浄までやらなかったと思います。本当に頭が下がります。
自分の部屋にもどってからは少し、身体が自由に動かせるようになってるけれど、まだダルさが残ります。そして顔のけいれんもまだ続行。。

母が来て来れたけれども、疲れのため話すことができない位。本も何もかも見る気が起きません。
この日、包帯交換を医師がした時に、頭はできるだけ、高い位置に置き、歩くようにすれば、髄液漏れやキズの治りは早いとのこと。
点滴はまだついてますが、トイレにせっせと通い点滴の棒を頼りに、だいぶ歩けるようになりました。
この日は、眠剤を貰って、就寝。あまりよく寝られた感じがしませんでした。

二日めに続きます。